映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』の口コミ・レビュー(3ページ目)

クローバーフィールド/HAKAISHA

[クローバーフィールドハカイシャ]
Cloverfield
2008年上映時間:85分
平均点:6.48 / 10(Review 242人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-04-05)
公開終了日(2008-09-05)
アクションサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画
新規登録(2008-01-21)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん
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監督マット・リーヴス
キャストオデット・アナブル(女優)ベス
ジェシカ・ルーカス(女優)リリー
マイク・ヴォーゲル(男優)ジェイソン
T・J・ミラー(男優)ハッド
リジー・キャプラン(女優)マリーナ
真殿光昭ロブ(日本語吹き替え版)
成田剣ジェイソン(日本語吹き替え版)
咲野俊介ハッド(日本語吹き替え版)
安藤麻吹ベス(日本語吹き替え版)
脚本ドリュー・ゴダード
撮影マイケル・ボンヴィレイン
ロバート・リード・アルトマン(カメラ・オペレーター)
製作J・J・エイブラムス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ガイ・リーデル
配給パラマウント・ジャパン
特殊メイクジェイク・ガーバー
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ティペット・スタジオ(視覚効果)
衣装エレン・マイロニック
スタントコール・マッケイ
エリック・ノリス
その他スコット・ローゼンバーグ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
怪物におそわれようと、戦闘機の爆風にまきこまれようと、あまつさえ、ヘリが落下した衝撃にも耐え抜いた強靱な・・・・・・ 「ビデオカメラ」 の物語?
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6.JJエイブラムスはコラージュの天才。本作では悪名高きエメリッヒゴジラを作り直しているのですが、そこにスピルバーグの演出手法を採り入れ、テレビドラマでやっていそうな青春ドラマをトッピング。自由の女神の生首が転がるビジュアルは「ニューヨーク1997」からの拝借なのですが、抜群のシチュエーションでこれを投入することで本作を象徴する場面へと昇華させています。。。
脚本は隙がないほどに作りこまれています。軍人さんの忠告を無視して火事場に入る迷惑男の物語なのですが(現実の被災地では一番厄介なタイプ)、主人公の心理的背景を簡潔ながらもしっかりと伝えているおかげで、身勝手な主人公への嫌悪感を覚えることはありません。カメラマン役については”空気を読めないバカ男”というキャラ設定がなされており、友人が目の前で兄弟を失おうが、さっきまで行動を共にしていた女性が血を吐いて死のうがカメラを回し続ける彼の不可解な行動についても一定のフォローがなされています。事態に対処する軍隊の行動は現実的であり、”NYが怪獣に蹂躙されたら?”という設定が論理的に煮詰められていると思います。ここまでやってくれれば文句なしです。。。
本作の問題点といえば、とにかく画面で酔うということ。私は手持ちカメラの映像に慣れているつもりなのですが、それでも凝視するのが苦しい場面がいくつかありました。人によっては鑑賞不可能に近い状態となっており、もし続編を作るのであれば、この点は改善すべきだと思います。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-20 01:14:51)
5.ネタバレ 序盤のありきたりな日常から一転して非日常に陥るまでが上手いですね。こういう映画と知らなかったので意表を突かれました。手ブレしまくりの映像も臨場感をだすのに大いに貢献してますし全く酔う事はありませんでした。酔う人にはキツイと思いますがこの演出は僕は全然ありだと思います。
キリンさん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-02 00:14:44)
4.ネタバレ ホラー映画やモンスターパニック映画が好きな自分にとってこのクローバーフィールドは超超超傑作といっていい映画だった。
ゴジラをはじめとする巨大生物映画を、怪物の視点や三人称視点ではなく、
ホームビデオの一人称視点で表現した本作の功績は大き過ぎる。
今まであったものの一歩先を行った感じだ。
この”視点の転換”が映画をここまで面白くさせる。
最初こそホームビデオでとらえた映画らしい残念さはあるが、
一度パニックが起こってしまえば後はほぼノンストップで迫力の臨場感に包まれる。
パニック映画において迫力の臨場感とはこれほどまでに大事であったのかと思う。

しかしよくここまで規模が大きい自己視点を表現できたものだと思う。
ビデオカメラでとらえた光景はまさに本物と区別できない。
ここまで作り物のリアリティが進歩すると、もう心霊映像やUFO映像の信憑性は薄くなってしまうんじゃないのかと思う。
逃げ惑う人々や途方にくれる人々は現場の雰囲気をたぶん見事に再現している。
そして人間的絶望感が凄い。
エイリアンの子供が無数に生み落とされる場面や、軍の医療キャンプでビニール越しに女性の頭部が爆発する?シーンで
「もう人間は終わった」と思った。

たぶんテロがあったからこういう作品ができたのかもしれない。
未知の驚異におびえる人々のパニックがリアル過ぎる。
ドラッグストアでみた、窓の向こうが土埃に包まれる場面だってそうだ。高層ビルだってあのテロ事件みたいな崩れ方をする。
これはその当時の恐怖を反映したホラーなのだ。
普通こういう映画だと「核で街をふっとばす」みたいな言い方がされるが、
この作品ではそういう言葉は出てこなかった。

自由の女神の首が吹っ飛ぶ。これは日本語吹き替えで見ると、このシーンの吹き替えは個人的に面白かった。
日本語吹き替えだとカメラ持った男はよくしゃべる愉快な男だった。
この映画見ると軍ってスゲーなと思った。
なんであれ日本の文化やゴジラ様を作品内に持ち出したからには、それに対する挑戦状のようなものがあったにちがいない。
そして自由の女神はたぶん猿の惑星からきているのかもしれない。
猿の惑星にもゴジラにも引けを取らない傑作SFパニック映画だった。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-09 23:39:46)
👍 2
3.ネタバレ 手持ちカメラでの撮影とはいえ、カメラは捕らえべきところをすごく的確に捕らえてますよね その辺、練りに練って撮られた素晴らしいカメラワークであったと思います。ただ、一度きりの鑑賞ではすごく分かりにくい。二度目を観ることによってようやく誰が誰なのやら分かった次第で、兄弟・彼氏・彼女・友人・そして人騒がせなカメラマンなど 一体、誰と誰がどんな関係なのやら もちろん分かりきった上で挑んだほうが楽しめる。よって二度観る事をお勧めいたす。ただし、その際、変な怪獣再び目にする事になってしまいますよね その都度ゲンナリしてしまいますよね でもそんな責任一切とれませんです 知らんです
3737さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-05 23:18:45)
😂 2
2.ネタバレ POVジャンルは低予算で舞台も森の中や幽霊屋敷の室内とかの狭い空間というのがお決まりだったわけですが、大物プロデューサーが乗り出してくるとこの映画のように凄まじい映像になるわけです。突然出現した怪物がNYを破壊しつくすところを巻き込まれた若者の視点だけで見せる、怪獣ファンには一度は撮ってほしかったプロットであります。プロデューサーであるJ・J・エイブラムスの趣味がうかがえますね。 相変わらずの手振れ映像は不思議とあまり苦にならなかったんですが、これは他のPOVものよりはるかに映像に情報量が多かったからなのかなとも思います。ビデオカメラを回し続ける男はKYなバカという設定は、もうこの手の映画ではお約束です。考えるに現在ではこのプロットは現実味がなくなってしまいましたね、プロの映像スタッフなら別ですけど素人はスマホで動画ですからね。肝心の怪物は中盤以降チラチラ部分的に映り夜が明けるとその醜い全身像をさらすわけですが、最後までほんの一部分だけしか見せずに終わるという撮り方もありだし、正直言ってそのほうが良かったんじゃないかと思います。まあこれは製作スタッフたちが見せたくて我慢しきれなかったのかな(笑)。あと地下鉄で襲ってくるバグみたいなやつは平成ガメラのレギオンに登場の仕方からそっくり、ほんとスタッフの皆さん怪獣映画が好きですね(笑)。 ちょっと不思議なのは、この映画に限らず今世紀に入ってからのハリウッド映画に出てくる怪獣・怪物は、どうして体表がのっぺりした両生類系というかゴブリン系ばっかりなんでしょうね?CG化しやすいからなのか、単に手抜きして真似しあってるだけなのか?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-14 21:48:03)
1.ネタバレ アイデアがお見事。要するに荒唐無稽なパニック映画なわけですが、視点を登場人物の1人に委ねることで、こうも迫真の映像になるのかと。必然的に見ている側は彼らと同じ目線、同じ情報しか与えられず、パニックを追体験させられます。怪獣の由来も、その後の顛末も明らかにされませんが、かえって潔い感じ。そういう設定上、常識的にあり得ない行動もありましたが、そのあたりはご愛嬌ということで。
ただし映像のブレは目に悪そう。こういう作品が増えてもらっては困る気もします。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-10-11 01:30:48)
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【点数情報】

Review人数 242人
平均点数 6.48点
010.41%
162.48%
210.41%
3104.13%
4177.02%
52911.98%
64518.60%
75623.14%
84619.01%
9239.50%
1083.31%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.52点 Review34人
2 ストーリー評価 5.92点 Review41人
3 鑑賞後の後味 5.74点 Review43人
4 音楽評価 5.50点 Review28人
5 感泣評価 3.46点 Review26人

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