映画『簪』の口コミ・レビュー
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作品情報 カ行
簪の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
簪
[カンザシ]
1941年
【
日
】
上映時間:75分
平均点:7.71 /
10
点
(Review 7人)
(点数分布表示)
公開開始日(1941-08-26)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
・
小説の映画化
)
新規登録(2008-05-09)【
イニシャルK
】さん
タイトル情報更新(2016-07-03)【
イニシャルK
】さん
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監督
清水宏(監督)
キャスト
田中絹代
(女優)
恵美
笠智衆
(男優)
納村
日守新一
(男優)
広安
爆弾小僧
(男優)
太郎(クレジット「横山準」)
川崎弘子
(女優)
お菊
坂本武
(男優)
宿の亭主
河原侃二
(男優)
老人
斎藤達雄
(男優)
片田江先生
原作
井伏鱒二
「四つの湯槽」
脚本
清水宏(監督)
音楽
浅井挙曄
配給
松竹
美術
本木勇
編集
浜村義康
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7.
ネタバレ
情婦であることから逃れて東京からきた若い女性が、湯治場の客との交流で再生していく物語。恵美も納村も近い気持ちはあったのだろうけど、さっぱりしているところが良いです。恋愛の泡立つような気落ちの「その前」の状態が続いているようでした。ほんのり暖かい気持ち。以下余談。のんびりした映画。これが真珠湾の半年前って、戦争って考えているよりいきなり来るのかもって思いました。
【
なたね
】
さん
[DVD(邦画)]
6点
(2022-04-02 11:34:07)
🔄 処理中...
6.
ネタバレ
斎藤達雄が理屈っぽく、とにかくうるさい。
団体客より、ある意味うるさい。
清水宏作品だけに、本作でもガキが、、(以下、自主規制)
【
にじばぶ
】
さん
[インターネット(邦画)]
6点
(2021-06-13 21:51:47)
🔄 処理中...
5.
ネタバレ
「簪(かんざし)」。題名にもそう書いてあるのに肝心の“簪”はまったく映されない。
「按摩と女」を思い出す部分が多い。林道を歩くシーンからはじまりとにかくテンポが良いし面白い。夏に見たくなる傑作だ。特にスリリングなリハビリ風景は見物だ。
芸人?たちがズンチャカズンチャカ賑やかに歩いてくる。ロングショットで捉える視線、日差しが照りつける真夏の暑さ、林道の日陰の涼しそうな様子。
宿についてマッサージをしてくれる按摩目当てで人々もお祭り騒ぎ。きゃっきゃっきゃっきゃとうるせえww
そういえば冒頭で語り合う二人というのも「按摩と女」だった。あの映画は按摩の男が二人、この映画は普通の女性が二人で、按摩は完全な脇役だ。
せっかく静かに本を読んでたのに騒ぎで怒るお父さん。
他の人は「賑やか」「五月蠅い」「景気が良い」「派手」と様々な捉え方、このやり取りを何回もやるのが笑える。「また怒られちゃった」
何度もかけられる電話、届く手紙、リハビリ風景。
フロントへの電話、女たちに独占されてやって来ない按摩さん、男どもの風呂浴びは水浴びのようにも見える(しかし野郎の入浴シーンばっかりだ)、「情緒が足の裏に突き刺さる」怪我。
「退屈しのぎに喋りたい」とはまさにこの映画を表すような一言。何かと五月蠅い父親。
簪の主から手紙、パーマに簪とかww
まだ見ぬ女性に期待を寄せる男ども、なんつーデリカシーの欠片もない会話。よくもまあ奥さんがいる前でこんな会話をできるなコイツらわ。しかも美人の嫁の前で。
情緒的イリュージョンw
笠智衆と田中絹代の演技が本当に良い。嫌味ったらしくないというか、くどくないというか。清水宏の映画は良いなあ。「みかえりの塔」の笠智衆も良かった。
なんだか見合いでもさせるような雰囲気、足をひきずる男を手を取ってエスコート、服の違いで時間の経過を伝える。
リハビリに付き合う女性、木を目指す男を傘をさして不安そうに見守る女の視点。子供たちの声援、音楽までムードを引き立て無駄にサスペンスフル。松葉杖を置くのはどれくらい歩けたかを一目で判断するため。
子供たちの嫉妬が可愛い。木登りで距離を置く子供たちの主張をしっかり聞いてやるのが良い。男の姿がないので杖はしっかりと渡したらしい。
静かに囲碁をたしなむ、絶対に来ない按摩、幾度も書かれる手紙、いびきの競争とか五月蠅いことこの上ない。それを応援すんなww
「いびきかぁ五月蠅いなあ」 おまえが言うな。
朝の河原で体操、洗濯、水浴び、リハビリ再び。怪我でまだまっすぐに出来ないが、力強く大地を踏みしめる脚!
後半は戦争の足音が近づいているのが会話で語られる。
髪を下して涼む姿がちょっと色っポイ。こうして見るとおばさんてほど老けてないんだよね。まだ若々しさのある女性って感じ。
傘をさして原っぱで会話、日陰、「日に焼けた」と差し出す腕、何処か不安げな横顔は彼女を追うという男がここに来ないかどうか感じているのだろうか。
河に駆けられたまがりくねる橋、おじさんのリハビリを実況、意外と速い流れの上で必死にバランスを取る、見守る方も駆け寄りたいのを我慢する。どうしてこんなにもスリリングなリハビリ描写なんだろう。
男を女がおぶる力持ち、不安定な岩場を歩く脚。余計にスリリングだ。按摩にまで実況せんでいい!
隣の部屋では別の女性がすやすや寝ている、待ちくたびれた友人の艶かしさ。どうして着物はこんなに色っポイんだろう。
洗濯ものを取り込みかがんで泣き出してしまう、涙は顔を洗って拭う、冒頭の騒いでた娘たちが隣の部屋にまで来て「うるさあいっ!」お父さんのいびきもうるさあいっ!!
小声で「えい」と可愛い脅かし方。
クライマックスを飾る階段でのリハビリ。時間経過、一段一段確実に上っていく脚、大分まっすぐになってきた、リハビリの終わりは彼女との時間の終わりでもある。階段を一緒に上らず見守ってしまった心の距離。
一人寂しく男がリハビリをした道を歩いていく後姿・・・。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2015-07-12 14:01:36)
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4.退屈している逗留客のいる温泉宿の風景、っていかにも井伏鱒二が設定しそうな場であり、また清水宏が膨らましたくなりそうな設定。いちおう怠惰な妾暮らしから勤労に目覚めていく、という時局にも合った話の体裁にもなっているけど(新婚さんなら何日逗留できる、というような決まりが当時あったことが分かる)、おもに斎藤達雄と日守新一の漫才を見て楽しんでいた思いがする。最初、横移動で主要な部屋の位置関係を知らせる動きは、戦後の『小原庄助さん』に近い。けっきょく時局とは関係なく、清水宏の世界が穏やかに流れていっただけなのだ。
【
なんのかんの
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2014-01-17 12:52:20)
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
うん?この笑いの感覚、記憶があるぞ?って思ってたら漫画の「サザエさん」だった!あ~そうか、よくサザエさん、映画観に行ってたもんね。あれって清水宏だったか?なんて思ってたら、ものすごい発見をした!あれ?田中絹代ってサザエさんに似てない?国民的作家、長谷川町子のキャラの造形の秘密は田中絹代にあり!?おぉ!っと思った後、近くのストアーに買い物に行ったら、なんだ、日本の田舎のおばさんってみんな、田中絹代みたいな顔してるじゃん!田中絹代がスターであるってことが戦後の高度経済成長の頃に生まれた私には新鮮だったのだ!あ~そうだよねぇ、なんて思ってたら、家族も同じ丸顔だった。ちょっと笑えたね。生まれた時代が時代なら、家族のあの人もスターだった?
【
トント
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2013-04-02 02:30:09)
👍 1
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
日本映画、それも自分が生まれるよりも遥か昔の古い日本映画が大好きな私にとって、日本の良き父である笠智衆と同じく日本の母を感じる田中絹代の共演、ありそうでなかなかない二人が同じ画面にいて、しかもお互いがよく喋る。これだけでも見ていて気持ち良い。気持ち良いと言えば夏の温泉を感じる場面、男達が温泉に漬かりながら話をしている。頭が良くて気難しいけど愛嬌もあって面白い斎藤達雄の髭をはやかした先生に足の悪い笠智衆が足を引き摺りながら歩いてるのを田中絹代と二人の子供が「頑張れ!頑張れ!」と応援したり、川を渡る所を応援したり、老人二人のいびき合戦を応援してる所や、歩けなくなってしまった笠智衆を田中絹代が背負って川を渡る所など、男が女を背負って歩くのが当たり前のような昨今、逆に女が男を背負って歩くという面白さ、眼の悪い老人二人を応援する子供と田中絹代と笠智衆、実に見事なまでに川を使った描き方など本当に上手い。他愛のない話の中にこそ人間が本来持つべき姿を夏の風情溢れる温泉や川を使って見せてくれるこの清水宏監督の作品を見てるだけで日本人に生まれてきて良かった。日本人であることの幸せを感じます。一人でも多くの方に清水宏監督という素晴らしい監督を知って欲しいと思います。これまたとにかく素晴らしい映画!
【
青観
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2009-08-11 21:20:18)
🔄 処理中...
1.舞台となる温泉宿の二階4部屋を縦構図で捉えた画面の深度が驚き。しかもそれが雑然とすることもなく各部屋の主要登場人物たちの所作をそれぞれ明瞭に映し出す。約1時間強の内に複数組の宿泊客を巧く絡ませ、其々のキャラクターを的確に描出してしまう手腕はまさに驚異。冒頭でのギャグ三段返しの巧さ。温泉宿屋内ショットの内にも戸外の景観を奥行きに取り入れ風通しの良さを常に感じさせる構図取りの妙。開放的な屋外撮影に映える少年の白シャツの眩しさと爽やかさ。一本橋や登り階段でのおおらかなサスペンス。説明字幕代わりに、少年の微笑ましい日記や女性の手紙をさりげなく活用する粋なセンス。どれもこれも素晴らしい。川原で田中絹代が泣く場面があるが、ここには涙や泣き顔といったそれらしき心理的演技がまるでない。それでいて小道具(洗濯物)と小川だけでもって切ない情感を醸してしまう不思議。これは何なのだろう。
【
ユーカラ
】
さん
[DVD(邦画)]
10点
(2008-08-19 22:49:41)
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
7人
平均点数
7.71点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
2
28.57%
7
2
28.57%
8
0
0.00%
9
2
28.57%
10
1
14.29%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
10.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
10.00点
Review1人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
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