7.ネタバレ 「GHOST IN THE SHELL」そのものに対しては今更言う事は無い。08年にCGの演出や一部セリフの入れ替えがされた「2.0」。音がよりリアルになってコッチの方が好きという人もいるだろうね。音響は最高レベル。ただ、個人的にCGを使う必要性はまったく無いと思うんだけど。あのオーパーツの塊みたいな素子やヘリの作画がCGに置き換えられてしまったのはちょっと残念。緊迫感も旧ver.の方があったかな。特に戦車戦はそう思った。素子が腕に捕まってゴーグルが割れるシーン。旧ver.は装甲を破壊されるようなグシャッて感じだったが、「2.0」はガラスをパリンッと割られるような感じでちょっと軽いと思った。バトーが素子の助けに間に合うシーンは重さが増したように感じたけど。ヘリのセリフが違うとその後の印象も結構違うのね。 一番ビックリしたのは、前作じゃ「ナウシカ」のクロトワ(家弓家正)だった人形使いが「ナウシカ」のクシャナ殿下(榊原良子)になったという事だ(押井的には「パトレイバー」の忍さんですよねー)
1.ネタバレ 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の映像と音声を作り直したフルリニューアル版。3DCGやデジタルエフェクトを取り入れて全カットリニューアルし、アフレコも全編新規に行うという気合の入れよう。映像の立体感や動きのなめらかさはぐっとよくなっている。まあ、それだけの作品。人形使いの犯罪にさほど興味なしなので。