227.素晴しい作品。まさに名作。この映画をつくたことはスピルバーグの偽善と受け取る人もいるようですが、僕はそんな風に思いませんでした。スピルバーグが賞を取りにいったという人もいるようですが、そうは思いませんでした。このように、戦争の悲惨さを伝える映画で、映画としての質も高い作品は、多くの人に事実を知ってもらうと言う点で重要だと思うし、こんな長時間の大作をまとめ上げるのはスピルバーグにしかできないと思います。ただ最後のほうで、シンドラーが多くのユダヤ人の前で懺悔するところは偽善ぽくて鼻につきましたが、そんな小さなことが気にならないくらいのパワーがありました。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-11 02:07:39) |
226.この映画では映像の力と言うものを考えさせられる。ゲットー解体シーンの圧倒的迫力とナチスの残忍性は強烈なインパクトで見る者の心に深い衝撃を与えるとおもう。こんな事が許されていいのかと感情的に思った事は理性あるものだったのか。この映画を思い出すとき対極的だがナチスの美しい集会の映像も頭に浮かぶ。勿論スピルバーグ本人はプロパガンダ映画を作ったという気はさらさらないのだろうけどそれほど衝撃的で感情を捕らえる魅惑的な映画だった。 【ぷうボス】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-10 23:30:35) |
225.学生の頃、初めて映画館で震え・涙した映画。全編通して緊張感がすざましく、十分過ぎる程に悲惨さが伝わってきます。映画館を出た後は平和である事の安堵感を感じた覚えがある。 今見ると、最後に無理やり感動させる流れが引っかかるけど、音楽・演出・ストーリが素晴らしい傑作。 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-10 22:53:49) |
224.史実系の実話だから相当重い映画。ナチスのヒットラー時代のユダヤ人迫害がテーマ。興味がなければとても見てられない。重くて残酷で相当惨い映画。スプラッター系という意味ではなくユダヤ迫害の惨さをマトモに見せつけてる映画。約3時間もある長編だけど最後は必ず泣く。 【HILO】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-08 19:51:27) |
《改行表示》 223.まだ学生の頃この映画を見てえらく感銘を受けたのを覚えています。 小説なんか買って読んだりしたな~。 本当いい映画のお手本ですよね。時代背景とかも勉強になるし、しっかりと後世に残さなくてはダメです。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 15:56:41) |
《改行表示》 222.アカデミー狙い映画。 でも、騙されてもいいから身を委ねよう、という気にさせるパワーはありませんでしたね。 映画は、テーマが良ければいいというものではない 若人よ、本を探し、読み、博物館に行き、様々な情報を取捨選択して、自分の頭で考えよう。 【tj】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-11-02 09:30:32) |
《改行表示》 221.アカデミー賞とりにいきましたぁって作品。 それにしては。。。うーん。。。確かに考えさせられるものはありますけど、この程度なの??? って印象。 白黒ってどうなんですかねぇ? 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-02 03:56:03) |
220.名作は時間の長さを感じさせないですね。日本も同じようなことをしていたわけだし他人事には感じられません。「忘れない、風化させない」ということがいま現在自分にできることだと思います。これからも大切に観ていきたい映画です。この事実を忘れないために。 【スペクター】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-31 02:19:57) |
219.決して悪くないがいい映画と聞かれれば個人的にはそうでもない。なぜかというと例えば夜と霧に代表されるユダヤ人迫害を扱った書籍・写真から感じる身震いするような恐怖感が伝わりきらないところにある。また主人公が最後に泣いて後悔するが人物描写の乏しさのせいか偽善にしか思えなかった。しかしながら、ゲットー解体シーンや「選別」シーンをあれだけの壮大なスケールでやってのけたということは映画史上大きな意義があるように思う。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-27 06:19:40) |
218.自分の中にある正義も、たまには疑ってみたほうがいい。本当の価値とは何か、についてもだ。そして尊厳とは何か。自由とは何か。根元的な、何か。それらは風潮・国勢・流行・隣人の囁きに対してどのような変化をするのか。そして結局私は何を捨て、何を得ることができるのか。この作品を観たあとに、色々考えてみた。愚にもつかない試行錯誤を幾度幾度と。結果、小粒の結晶のような何かが、生まれたような、気のせいのような。決して器用とはいえないシンドラーの正義が、もたらしてくれた様な、何かだと。大袈裟にも、そう思った。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-10 12:56:32) |
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217.スピルバーグとは気が合わないのかつまらなかった。 |
216.多くのユダヤ人を救ったという欧州版杉原千畝、オスカー・シンドラーの実話に基づく映画。「光の魔術師」スピルバーグがあえて全編モノクロに臨んでいるわけだが、単に技術の問題に過ぎなかったとしてもかつてのモノクロ映画には実際モノクロならでは、モノクロでこその味があるということは誰もがわかっているわけだが、それでもあえてモノクロに臨もうという監督はなかなか居ない。それをこれだけの大作で見事にやってのけてしまう。「光」を手の内に入れてしまっているスピルバーグだからこその芸当であろう。モノクロだからこそ伝わってくる時代感が浮き出ていた。自分は何の予備知識も無くこの話を見たが、シンドラーは単なる絶対主義者であって典型的な企業経営者にしか見えなかった。利己的に自分の理論で動いていたら結果的にユダヤ人を救ってしまったというような。そういう印象を与えたとすれば非常に中立な映画という事が出来るだけに「もっと救えた」という台詞だけが余分だった 【Arufu】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-27 17:24:31) |
215.この作品と同じ年に『ジュラシック・パーク』が製作されている。リアルな恐竜の映像化に成功した後、スピルバーグはあり得ないものをリアルに映し出すことに拘りを見せ続ける。しかし、『シンドラーのリスト』の映像は『ジュラシック・パーク』以降のリアルな映像とはアプローチを異にする。それは、どんなにリアルな映像を作ったとしても、現代でも見ることが出来る写真や記録映像に「リアル」という部分においては必ず劣ってしまうから。そこで監督はイマジネーションの映像化ではなく、歴史の証人たちの証言の映像化というアプローチでこの大事件を描き出す。そのことによってアウシュヴィッツの大量虐殺を映像にせず、噂話による人々の不安を描くことで、観客に信憑性のある恐怖の世界を見せてゆく。アウシュヴィッツに送られた女・子供たちが目にする煙突の煙もまた、その場にいた者だけが感じる恐怖の象徴として我々の目に強烈に焼き付く。ストーリーの中に別のストーリーを入れるというスピルバーグの特徴も、この作品では見られないが、それはこの歴史的大事件においては入れるスキが無いということと、それだけ真摯に証言の映像化に取組んだからではないだろうか。見た目のリアルではなく、その時、その場所の恐怖を、様々な映画的工夫を凝らして再現しようとしている。ひとりの少女をパートカラーで映し出すことで、大量の死を目の当たりにする我々がおざなりにしがちな一つの命の重みを映し出す。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-09 13:48:18) |
《改行表示》 214.敢えてモノクロにしたのは、少女の赤い服を見せるためだろうと勝手に推測。 しかし、長い映画だった。でも、最後はあっと驚いたね~。 まだ生きてたんだね、あの人たち。戦争映画としては、まぁまぁかな、 【Takuchi】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-24 21:38:14) |
213.ひさびさに泣きました。このような映画を娯楽として楽しんでいる自分に-1点(←偽善的)。皆さん偽善偽善と書かれてますが、いったい誰が偽善者なの?そりゃシンドラーさんは苦い偽善の味を噛みしめたはず。だって全員は助けられないんだから。映画監督は観客を楽しませるために映画を作ってるんだから、偽善という評価は当てはまらない。この映画を楽しめず、「偽善だ」としか評価できない人こそが、偽善者でしょう。この映画を観たら、ほかに考えるべきことがあるはず。これは評価されてしかるべき映画と思います。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-06 20:23:31) (良:3票) |
212.一度は見るべき映画。スピルバーグがこのような映画を作り出しながら、お金に換えようとしたナンセンスな話は有名だけど、その点を除けば名作。 【マイアミバイス】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-29 23:48:54) |
《改行表示》 211.なんて言っていいのか分からない。 純粋に映画を見た時感動した。仰々しく言うのは控える。普通に映画としては良作だと思う。 実は本作品の原作本は当初「フィクション」として発売されたという経緯を持つ。 もちろん実在の人物。似たような経験は経ているのだろうけど、よく歴史映画にある、「実在の人物、実在の事件を扱ってますがこの作品はフィクションです」という類の本だったみたいです。 いつ頃からかそのフィクションの文字が消え原作だけが一人歩きしている気はするが、そういう複雑な経緯を取り除いても一種の映画としては良質。 感動映画だと思った。 【カナン】さん 7点(2005-03-10 18:16:45) |
210.重たいテーマであるにも関わらず、長さを感じませんでした。 スピルバーグの作品は、どうも自分の性には合わないと思っているのですが、この作品は別格。リーアム・ニーソンもこの作品で知りましたが非常にすばらしいアクターですね。 この映画(俳優)が好きな方は「マイケル・コリンズ」もお奨めします。 【TINTIN】さん 8点(2005-03-10 01:21:05) |
209.最後のカラーになるシーン。スピルバーグは未来に残すためにあのシーンを入れたんですね、きっと。どんなに実話に忠実でもこれは映画だよねって安心して見ている側の心理なんか、本当にあの地獄を耐え抜いた人たちが生きて歩いてるところを見ると吹っ飛んでしまうよ。もう皆さん高齢だしあの人たちが全て死んでしまったら、昔こういうことがありましたで終わってしまいそうになるんだけど、それがただの歴史ではなくて現実だったんだと認識させてるのが最後のシーンだと思う。映画としてはあのシーンはいらないと思うんだけど、50年後、100年後には必ず価値のあるシーンになる。 【たろさ】さん 9点(2005-01-28 08:10:18) (良:3票) |
208.スピルバーグ!映画の第一人者だし、映画ファンとして素直に嬉しい。彼が満を持して作った会心の作品だと思う。 【花守湖】さん 8点(2005-01-16 13:53:05) |