12.TSUTAYAの発掘良品に釣られて借りましたが、期待以上に面白かったです。 この好評価にも納得!見終わって気持ち良く、すがすがしかったです。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-11-17 23:59:52)
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11.パロディも、成功するとここまで面白くなるのだなあ、と思う。「スタートレック」をパロった人物設定、「サボテンブラザーズ」をパロったプロット。さらには、出演者が自分自身をパロディにしている。リックマンはあの役を演じることで、自分自身のキャリアを見事に自嘲し(仏頂ヅラ、ヤケクソ気味の自己陶酔ヅラには大爆笑)、シガー二ーは、自分自身のパブリックイメージを笑い飛ばすかのように、バービードール系(まさに彼女のパブリックイメージとは対極にある)を嬉々として演じている(『エイリアン』主演と言うキャリアもお忘れなく)。他にも、デジタル転送の失敗のエピソードは「ザ・フライ」を彷佛とさせるし、ティム・アレンの雰囲気は「インディ・ジョーンズ」みたいだ(ちょっと言い過ぎかも)。パロディを、はじめて心から純粋に楽しめた。 【黒蜥蜴】さん 8点(2003-12-12 10:50:54)
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10.設定だけでワクワクさせてくれますが、中身もそれを裏切りません。役者とは何か、芝居と嘘はどう違うのかといった深遠なテーマにまで迫っていた気がします。一見するといかにも荒唐無稽なB級作品でありながら、アラン・リックマンとシガニー・ウィーバーがA級な気品を漂わせています。カブリモノと胸元がだんだんボロボロになっていくあたり、演技から本気になっていく様子を演出しているわけで、バカバカしいけれどよく練られているなぁという感じです。なお、シガニー・ウィーバーがこんなに美人だったとは、この作品で初めて認識しました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-28 03:32:03)
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9.序盤はギャラクシー・クエストという元ネタに対する現実の描写がなんだか切なくて、もしかして真面目な話なのかと思わせておいて、そこから一気になんでもありのパロディ展開に引きずり込まれる。 でも、それが単なるパロディではなくて、次第にリアルな物語に思えてくるのが不思議だ。 作品の随所に皮肉が込められているんだけど、それと同じだけ愛情が込められていることもよくわかる。 一見すると、夢を壊すようなシナリオではあるけど、最終的には夢を守る展開に制作サイドの良心を感じた。 笑いを取るにしても、涙を誘うにしても、ギャラクシー・クエストという設定が上手く活用されていて、よく出来たシナリオだなと感心させられました。 あと、20年後のヒロインという設定にシガニー・ウィーバーが見事に嵌っていて、歳は食ってるけどイケるという絶妙なエロさが良かった。 この何歳なのかよくわからない年齢不詳の魅力にやられました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-10-16 17:01:43)
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8.ここ数年で見たSF映画の中では、ファンタスティック4の次に好きです。小さい宇宙人がたくさん出てくるところで、けがをしている仲間に「水を飲みなよ。」て水を飲ませておきながらそこへみんなで襲いかかるシーンだけやたら怖かった。あそこだけホラーテイストですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-08 14:14:37)
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7.ばかばかしく笑えて、なぜかさわやかな後味。SFの定番を面白おかしくアレンジ、風刺!している。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-06 12:30:51)
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6.なんて夢のある作品なんだ。それにCG?何あれ?8年前ってこんなに技術あったっけ?ものすごくリアルで驚きました。ほんと脚本がいいんだろうね、こんなにバカバカしい話が整合性がきちんとあるおかげでサイコーにおもしろい。しかしラストの着陸のシーンは何人か死んでるはずだ。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 02:57:35)
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5.娯楽映画の真髄がここにあります。スタイリッシュさは皆無ですが、そんなものは誰もこの映画には求めないでしょう。カッコ悪くてカッコいい映画です。 【K】さん 8点(2004-06-28 21:17:41)
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4.娯楽映画の見本のような作品。全体的に非常にテンポが良く、最後まであっと言う間。「誤解と勘違いで話が進んでいく」という共通点で、個人的には「エンジェル伝説」を思い出した(漫画ですが傑作なので、未読の人はお奨め!)。感動を押し付けることが目的化したような作品とは違い、各キャラのコンプレックスが、誤解によって祭り上げられながらも宇宙人を助けていく過程で、自分の自信を取り戻す自然な動機になっている。その描き方が秀逸。また作品内映画が現実化するというB級映画の体で撮る事によって、本来なら最初の頃のクルー達と同じような冷めた目でしか見られなかったはずの着ぐるみの敵宇宙人も、「本物の宇宙人」であるという前提で受け入れることが出来てしまう。ラストも「ご都合主義的に転送装置で何事も無かったように地球に戻ってハッピーエンド」と言うようなマネはせず、そのまま大気圏からイベント会場に突入していくという痛快な終わり方!見ている観客の視点ではイベントの一環として映りながら、実は命がけの戦いが行われているという部分にも色々な含蓄が受け取れる。時間が短めで無駄なシーンが少ない編集の仕方も上手い。たいした意味も無くダラダラと二時間枠を超え、観客を飽きさせたり疲れさせたりしてしまう最近の「本末転倒大作映画」に見習ってもらいたい。 PS.この作品を見た後、元ネタとされる「サボテンブラザーズ」を見ました。基本構成はほとんど同じでしたが、単なるパクリに終わらず、より人間描写に深みを持たせたり、娯楽映画としてテンポが良い点で、オリジナルよりも高い完成度に仕上げた事を評価します。 【FSS】さん 8点(2004-04-09 13:55:29)
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3.タイトルといいビデオパッケージといい子供だましの映画かと思いきや大人だましの映画でした。↓【veryautumn】さんが仰っているように『バック・トウ・ザ・フューチャー』のようなチョッと前の良いアメリカ映画の香りがします。 【中岩無洋】さん 8点(2004-03-10 17:32:09)
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2.この映画に好感を持てる最大の要因はやはり製作者が真剣に映画を作っているからだと思う。少なくとも彼らの熱意が観ている側にも十分、伝わってきた。いくらコメディとはいえふざけ半分に映画を作られたら観ている方もいい加減うんざりしてくる。「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」の製作関係者たちはこの映画を観て少しは反省して欲しい。「遊び心」と「手抜き」は違うのだ。
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1. 例によって前評判を一切シャットアウトして観たのが吉と出た。イヤ実に上手い、よく出来ている!!私ゃ熱狂的な「トレッキアン」でも何でもないが、劇場版「スタートレック」も何作かは一応観るには観ていた。しかーーーし!本家より遙かに本作の方が面白いと感じたね。序盤は「宇宙大作戦」のパロディ?系のB級SFコメディと思わせておいて、実はジョン・ランディスのお馬鹿映画「サボテンブラザーズ」を巧みに換骨奪胎した逸品。監督のディーン・パリソットってヒトは全然知らなかったが、緩急織り交ぜたナカナカの手腕でお見事!!しかし、MVPは練り込まれたデビッド・ハワード&ロバート・ゴードンの脚本だろう。出演者も全員イイ味出していると思うが、矢張りティム・アレンが最高!!ウィリアム・シャトナー風の演技が実に上手い。本家に対するリスペクトも随所に感じられる為、決して嫌味になっておらず、トレッキアンぽい少年と交信して助けを求める場面なんてのはオタクにゃ涙モノの嬉しさ。当時50歳とは思えぬシガーニーのブロンドグラマーぶりも良かった。リプリー度全くナシ!!アラン・リックマンも「ダイ・ハード」以来久々に存在感をアピールしてたし。大爆笑とかいう程のモノじゃないけど、この「ほのぼの」感は近作では可成り貴重。日常生活にふと疲れを感じたら、サーミアンの疑うコトを知らぬ純朴さとキャプテン・タガートのアノ言葉を思い出そう。”Never give up! Never surrender!!” 【へちょちょ】さん 8点(2003-03-10 03:15:14)
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