35.おそらく、ラストでぐぐーんと評価が上がる作品ですね。少なくても私はそうでした。 でもちょっと辛口です。確かにこの退き際をみる限り、イーストウッドの引退は納得かな。 【西川家】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-27 01:14:13)
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34.ありえないシブさ。 【馬】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2009-09-26 17:57:03)
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33.普通、映画館で映画を観ると、最後のエンディングテーマやクレジットが流れ出したら、お客さんはソロソロと帰り始めるものだけど、この映画、流されるエンドクレジットの大部分が終わっても、満杯のお客さんは誰一人として席を立っていなかった。何十年も映画を観てるがこんなん初めて。もともとイーストウッドの映画は、本当の意味での「先進性」などとは関係のない映画なんだけども、でも観客をその気にさせるのがすごくウマイ! 【メロメロ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-23 01:02:08)
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32.細かい人間描写を撮るあたりはさすがの一言。 だが、タオにそこまでして肩入れする理由が最後までわからなかった。
戦争云々は単なるバックボーンに過ぎない。
こんなにかっこいい老人はこの人しかいない・・・ それは確信できました。
【ナラタージュ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-09-22 15:15:05)
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31.前半「アウトロー」や、「ダーティ・ハリー」、「ハートブレイク・リッジ」といった彼の代表作を髣髴とさせるシーンがいくつもあった。いかにも彼らしいユーモアにも笑い転げた。
引退を表明したイーストウッドが、自ら演じてきた、血にまみれたヒーロー達に作ってやった花道、あるいは鎮魂歌のような映画。 大先輩のジョン・ウェインも最後の作品では似たようなことをやっていたっけ。
この作品に関してはもういい悪いの問題じゃないね。 でも、彼の姿がスクリーンから消えるのは寂しい。
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30.へ?と思われるかもしれなけど「アンパンマン」とだぶった。「真のヒーローは自分が傷つかないわけがない。自分の顔を食べさせて、人を救うのがヒーローだ」と原作者のやなせたかしさんは語っている。やなせさんもイーストウッドも同世代。若い時に戦火を体験し、その後の時代の急激な変化をじっと見てきた人だ。彼らの言葉は重い。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-09-17 00:50:15)
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29.まっすぐにテーマの伝わってくる良作でした。ここまできてなおイーストウッドはみずからを磨き、進化し続けていっていますね。 【K】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-09-16 17:56:19)
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28.へんくつな老人って、どこにでもいて、普通まわりの人は、自分が嫌な思いをするだけなんで相手にしません。この映画も、そんな普通の老人と、勇気のない少年との交流を描いた物語なんですが、おじいさんの突き放し方が本当にうっとうしそうに思って言ってんだなと思えるので、言葉の裏を読み取るわざとらしさがなく、なんとなく情感に訴えるものがありました。登場人物がお互いわざと名前を言い換えるところが神父との距離、スーとの距離、タオとの距離の縮み方を捉えやすくて、とても印象的でした。ところで先日、うちの近所のおじいさんの木造の家が火事になりまして、全焼してしまいました。幸いケガ人なく消火しました。原因は、ガスを止められてて、しかたなく家の中で煮炊きしてた火が燃え移って火事になったのですが、本人は「よう燃えてますわ、はっはっは」とあっけらかんとしてました。あのおじいさんにもこういう一面があるのかなー…、とちょっと感慨。
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27.なにを書いてもネタバレになるので多くは書きませんがいい映画でした。強く心を揺さぶられるという意味では出色かもしれません。エンドロールをもう少しゆっくり観ていたいと思わせるような映画です。音楽も相変わらずいいです。今更かもしれませんがこれからご覧になる方は出来るだけ情報を入れないで観る方が良いと思います。 【ことひき】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-08-27 16:53:30)
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26.前半でラストのオチが見えてしまった。 あとはクリントイーストウッドの作品!って先入観が無ければ、もっと観れたかも。 どうも苦手。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-19 11:51:34)
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25.この映画の主人公の生き様は、昔「不良」と呼ばれたことがある人じゃないと理解できないかもしれません。
全然合理的では無い、自分の信じる「スジ」を通すことに異常なくらいの拘りをもって 他の人の価値観や倫理観を押し付けられることを頑なに拒む。そのくせ面倒見がよく、情に対しては義をもって応え 見返りなどは期待せず 粋で意固地で頑固な「漢」(おとこ)。 ひょっとするとこの映画は最後の「任侠」映画なのかもしれませんね。
「クローズ」や「ドロップ」も良いけど ファッションじゃない「不良」の映画として 若い人にも是非観てもらいたいと思いました。
今の日本人の俳優さんで この役を演じられるのって 誰がいるだろう・・。 【0707usagi】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-20 09:37:45)
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24.テーマの割りには全く飽きないどころかグイグイ引っ張られます。 日常会話にもセンスを感じる上、テンポも良く、充実した時間を過ごせました。 8点と9点を迷ったあげく8点にした理由は、物凄い興奮や感動を受けた訳ではないという理由。 やっぱ9点に変更(2009/06/29) 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-06-29 02:23:44)
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23.くそったれ頑固じじいの映画です。西部劇なら、怒りに燃え復讐に走る主人公を無条件に応援する自分が、現代劇だとそうではないことに気づかされました。私にとって、何が何でも金を払って見なければならない物語、というほどではありませんでした。ドラマの中の汚い言葉や暴力は、自分の日常に求めるものではないので、拒否反応があったからでしょう。しかし、イーストウッドの旺盛な創作力には脱帽です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-06-22 23:53:04)
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22. イーストウッドの映画はたくさん見てきましたが、これは秀作ですね。後半になってくるとある程度ストーリーが読めてきますが、ラストは私が予想していたものとは違っていて「そうくるかー」とうならされました。お薦めです。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 00:12:56)
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21.一言でいうと巧い。うまい。万人受けする映画でした。そういう意味では置きにいってる感じがする。でもこれは批判のための批判(笑) 全面的に褒めたくないっていう自分のあまのじゃくな所です。
ただ、もともとイーストウッドはどこか人を信じられないような厭世観というか、無常観というか、皮肉で暗い感じがあって、「ミスティックリバー」や「ミリオンダラーベイビー」はそこが好きだったのに、これは意外とどストレートにきましたね。実際ちょっとうるっときちゃったしなぁ。自然に感動させられるのはすごい。
何より全編にちりばめられたユーモアとかっこよさ、「わかってんなぁ」と唸らされます。イタリア人の床屋とのやりとりとか、おばあちゃんとのやりとりとかね。あの辺も観客というものを知っているし、下手なコメディ映画より数段上。
タオとの交流もほんと今思えば「あるある」という感じで、特にラストの閉じこめるシーンなんて「うわっ」っていうくらい既視感がすごいんだけど、しかしそれを自然にやってのけるのがイーストウッドの手腕なんでしょうね。ラストもきれいだし。
でもイーストウッドが銃を持ってにらんだりするのはずるいよなぁ(笑) ダーティハリーらへんのイメージをそのまま持って来ちゃってて。これがかっこいいし迫力あるんだもん。
矛盾した表現かもしれないけど、これは普通の傑作です。また私見ではあるけれど、隣の家族が中国系移民である必然性は全くありませんね。ただこれが普通のアメリカ人だったらこの作品はここまで評価されなかったでしょう。その辺も「うまい」と唸ってしまう一つの要因ではあります。 この完成度、正にイーストウッド監督の集大成といっても過言ではない傑作だと思います。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-06-03 14:12:44)
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20.映画紹介のサイトでは「車を盗もうとした少年との交流」といったことが書いてあって、クリントイーストウッドの映画だからということで期待していた部分はあった。こんな人が身近にいたら少し迷惑だなと思ってしまうような偏屈な老人が心を開いていくというところは予想通りではあったが、最期はああなるとは思わなかった。不覚にも久しぶりに映画館で涙を浮かべてしまった。このラストを踏まえて思い返してみるとああこんな伏線があったんだなというところが数々あって、この作品を映画館で見られたことを本当によかったと思う。 【HK】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-05-24 20:12:44)
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19.この映画で、クリント・イーストウッドのファンになりましたが、もう遅い?(笑) 年齢的にはお年寄りって言っても、もし同じ電車に乗ってたって席を譲るどころか、 逆に譲ってくれそう。とにかく格好いい!本当にこれが俳優最後の作品になるのなら、 これ以上にいい終わり方もないような気がします。それくらい見事な散りっぷりです。 内容的には、わりと地味で淡々としているものの、全くダレません。この内容で最後まで飽きさせずに見せることができるのも、やっぱり才能なんですかね。会話や音楽のセンスがすごく素敵です。キャストもイーストウッド以外は有名な役者も見当たらず、かえってそれが良かったと思います。話の設定からしてラストは読めてしまい、ネタバレしてもしなくても、この映画の感想にはさほど影響しないかもしれません。西部劇のヒーローは、こうして自らの俳優人生に幕を引いたのかぁ・・・と、ちょっとだけ意外な終わり方ではありましたが、そのちょっとした意外なラストが私には良かったです。で、エンディングでタオが海岸をドライブするシーンに、イーストウッドのしわがれた歌声が流れ、なんともいえない爽やかな余韻に浸ることができました。別にハッピーな物語でもないのに、不思議なくらい後味の良い作品です。
しかし、しかーし、 他の方もレビューに書いてましたが、その爽やかな余韻を壊すような出来事が!!! 画面左横にデカデカと“字幕:戸田○○子”の文字が! えぇ!? 普通こういうのって、最後の最後に小さく出るもんじゃないの?? 今まで見たことないくらい大きな字で表示されてて驚きました。 戸田さんは尊敬するけど、あんなに主張されては映画の雰囲気損ねますよ~。 その点だけがマイナスかな。
上映後に、他の観客(中年女性の二人組)が 「やっぱり、遠くの親戚より近くの他人よねぇ~」と話していて、 必死に涙をこらえていた私は、その言葉にちょっと和んでしまいました(笑) 【びくーにゃ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-05-21 22:25:03)
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18.泣けた。。。。クリント・イーストウッドかっこよすぎ。ツッコミ所はそこくらいかな。
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17.堅物で偏屈なウォルトが隣家のスーやタオと出会い触れ合ううちに、生きる場所を再び取り戻し、死に場所を見つける。そんな一人の男の生き様・死に様を見た気がして、胸を揺さぶられたし、涙が出た。いや、佳かったです。話の流れや展開に無駄がなく、すぐに映画に入り込めたし、シリアスになりすぎず、時にユーモアを交え、とても佳い映画を観たという感じ。あと、様々な人種が反目し生活する描写に、ウォルトの玄関先の星条旗よろしく“アメリカ”な作品でもありました。しかし、ウォルト=クリント・イーストウッドはカッコ良すぎだなあ(苦笑)。監督も役者も音楽も素敵だなんて、多才すぎでしょ。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-16 14:48:14)
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16.いやー、クリントイーストウッド、渋かった。そして、唸ってるときは、かわいかった。ラストにはがっかりだったので、一点減点。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-14 23:24:38)
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