映画『春琴物語』の口コミ・レビュー

春琴物語

[シュンキンモノガタリ]
1954年上映時間:111分
平均点:8.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-06-27)
ドラマラブストーリーモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2009-03-31)【ユーカラ】さん
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監督伊藤大輔(1898年生まれ)
助監督井上芳夫
富本壮吉
キャスト京マチ子(女優)春琴
花柳喜章(男優)佐助
船越英二(男優)美濃屋利太郎
進藤英太郎(男優)鵙屋安左衛門
杉村春子(女優)おえい
滝花久子(女優)春琴の母・しげ
千秋実(男優)卓造
浦辺粂子(女優)佐助の母・つぎ
白井玲子(女優)たね
青山杉作(男優)春松検校
河野秋武(男優)手代・正太
高品格(男優)源吉
飛田喜佐夫(男優)金どん
宮島健一(男優)加平
入江洋佑(男優)直吉
東山千栄子語り手
原作谷崎潤一郎「春琴抄」
脚本八尋不二
音楽伊福部昭
配給大映
美術木村威夫
伊藤熹朔(美術監督)
録音橋本国雄
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💬口コミ一覧

《改行表示》
2.ネタバレ 伊藤大輔にはまってしまった。 で、彼の本流の時代劇を見ずに、 谷崎文学の春琴抄を彼の映画で初体験。  もう、あの場面では「やめれ~~~~~」と 一人モニターの前で体をよじって悶絶してた。 (春琴抄を知る人にはこの悶絶わかるのではないか)  身も心も疲れ切ってしまった。 春琴抄はいろんな監督が映画化してるよね。 他の監督のも観てみたくなった。 (というより谷崎文学の映画に興味がわいてきた)  追伸 京マチ子さんが亡くなられてしまった。 お美しい方だったんですね。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2019-06-19 01:03:34)
1.同原作では島津版に続いて2度目の映画化。こちらは軟らかなローキーのタッチが特徴的である。春琴(京マチ子)の視覚に同調するように極度に明度に落としながら、その中で舞い散る桜や枯葉、雪、驟雨を美しく浮き立たせ、あるいは終盤の暗闇の中で絶妙の配光で針を鈍く輝かせるといった繊細な照明設計が為されているのがわかる。序盤での暗い廊下の奥から玄関口を臨む構図で捉えられた二人の初めての出会いと、後日談として付加されたラストの佐助の故郷における明るく開放的な入江の光景との対比。それは二人の開眼した心象を示すものだろうか。『忠治旅日記』での極めて情緒的な1ショットのごとく、触れ合う手と手のアップも印象深い。佐助と目の不自由な春琴が手をとり合うショットは度々反復されるが、二人の微妙な心情の機微と変化がその重なる手のアクションの微細な変化として捉えられていく様が見どころである。実演としか見えない京マチ子の琴の演奏も素晴らしい。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-27 20:20:16)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
9150.00%
1000.00%

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