映画『重力ピエロ』の口コミ・レビュー

重力ピエロ

[ジュウリョクピエロ]
A Pierrot
2009年上映時間:118分
平均点:5.66 / 10(Review 82人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-05-23)
ドラマミステリー青春もの小説の映画化
新規登録(2009-04-13)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2025-02-13)【イニシャルK】さん
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監督森淳一
キャスト加瀬亮(男優)奥野泉水
岡田将生(男優)奥野春
小日向文世(男優)奥野正志
吉高由里子(女優)夏子
岡田義徳(男優)山内
渡部篤郎(男優)葛城由紀夫
鈴木京香(女優)奥野梨江子
北村匠海(男優)奥野春(幼少期)
原作伊坂幸太郎「重力ピエロ」(新潮社刊)
脚本相沢友子
撮影林淳一郎
製作アスミック・エース(『重力ピエロ』製作委員会/製作プロダクション)
ROBOT(『重力ピエロ』製作委員会/製作プロダクション)
テレビ朝日(『重力ピエロ』製作委員会)
朝日放送(『重力ピエロ』製作委員会)
企画相沢友子
アスミック・エース
配給アスミック・エース
録音藤本賢一
照明中村裕樹
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

31.事件そのものは、この作品の核ではなく、家族の絆をしみじみと感じさせられた。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 6点(2009-05-24 23:18:14)
30.ネタバレ 中盤までの展開は良かったが、最後の撲殺放火殺人でそれまでのリアリティがパァになった。これではいくら家族のきずなといわれても共感できないし、のんびりしたラストシーンがわざとらしい。子役を含めたキャスティングは良かったが、渡部篤郎の悪役はもうひとつ。伊坂幸太郎原作ものでは、アヒルと鴨>死神の精度>重力ピエロ>陽気なギャング、というところ。
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 6点(2009-05-30 06:56:22)
👍 1
29.ネタバレ 横浜で、鑑賞。
『父親殺し』は、エディプスコンプレックスにみるように、人類に共通する課題ですね。壊れてしまった自分を、父親を破壊することで救済することができるのか、できないのか、たった一つの答えがあるとは、思えません。ましてや、二重の罪を裁くに値する罰であったとは、いえないのではないでしょうか。それにもかかわらず、殺害を避けることのできない心性に、人間の救いがたい罪があるような気がします。評者にとって、『壊れた自分』は、日常ですので、映画化には、もう一ひねりほしいところです。

郊外につくった自宅に、“CHAPEL"とあったのは、一瞬でしたが、見逃せないところですね。まぁ、ネタばれですが。

投稿して、一週間がたちました。なんで、追加の投稿がないのでしょうか。
(2009・06・21)

邦画としては、割とまともでしたが、あまり鑑賞されなかったのですね。
クゥイックさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-14 16:56:08)
28.春の部屋で××××はできない。
小日向さんの若き日の髪型は反則。
OPとEDのリンク、全然巧くない。
みほしさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-22 00:00:26)
27.ネタバレ 伊坂原作ものは相性が悪かった。「アヒル」然り「フィッシュ」然り、ドラマの嘘臭さと、偽善が鼻につくからだ。
しかしこれを観て、もしかしたら私は少々読み違えていたのかもしれないと思った。
私は、はじめこの映画のクライマックスの選択、親子の食卓での遣り取りに、またか・・・と正直思ったのだが、ふと作中で胸打たれたある言葉を思い出し考えを変えた。
もしかしたらこの物語は真の信念について描いているのかもしれない。
言葉で言うは容易いが、行いは難し。自分の見たい生き方になれ、である。
少々飛躍するが、たとえばテレビで貧しい国の映像をみて、かわいそうだとは誰もが思うが、なにか行動を起こせる人間は、はたしてどれだけいるだろうか。
法の下では愛する人が傷付けられたときでさえ、復讐することは罪だ。
この映画が問うのはそこかもしれない。
犯罪が許されるとかはもちろんありえないが、主題はそれではない。
倫理や法において正しいかではなく、信念として正しくあれるのか。
先天的に植えつけられた宿命に抗えなくとも、人は環境によって生かされる。
そんなことを考えながらエンドロールを眺めた。
xxxさん [映画館(邦画)] 6点(2009-08-17 13:56:24)
👍 1
26.伊坂作品の映像化って難しいですな。
文字だとガツンとくる台詞やシーンが、映像になっただけでこんなに弱くなる。
替わりに表面的なミステリーとか倫理とかそういった面が目立ってしまう。
俳優さんハマリ役だと思ったんだけどな・・・
ひで太郎さん [映画館(邦画)] 6点(2009-08-19 12:03:21)
25.ネタバレ 原作は随分前に読んだのだが、あまり納得のいく内容ではなく、それ以来伊坂幸太郎はちょっと苦手な作家となった。とは言え、映画化されるとつい気になって観てしまうのだが…。今回は配役の素晴らしさと切ないBGMに助けられ、伊坂作品の映画化の中でもレベルの高いものとなった。また、原作では腑に落ちなかった部分(いくら犯人に警告するためとは言え、放火はいかんだろ、とか、人を殺しておいて無罪放免かい?)が、渡部篤郎の憎々しさと鈴木京香の美しさで中和されたような気が…。もちろん、主演三人のキャスティングは最高。小日向さんのカツラには苦笑したけど。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-25 21:55:41)
24. ストーカーの夏子さんについて言及されているかたがいないのであえて!
笑えます。(蛇足:夏子役の吉高由里子さんは今月のハイウェイウォーカー
東日本版の表紙を飾っています。)
かれくさん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-03 06:00:28)
23.ネタバレ 原作は未読。伊坂作品のいかなる作品の1ページも読んだことはない。
雰囲気や仕上りは悪くはないので、評価は低くはない。しかし、「どこが良かったか」と問われると、なかなか答えが見当たらないという困った作品。家族の絆に対して感動できるものでもなく、不可思議なストーリーやサスペンスに関しては文句を付けるレベルではないが、回りくどさにやや疑問点も生じてしまう。
“たかだか・・・”という事柄がいかに関係者を苦しめるかが痛いほどに伝わってくるが、一歩間違えれば「改心しない犯罪者は殺してもよい」という極端な結論が導かれてもおかしくはない。どんなに苦しいことがあっても、笑って明るくしていればよいというメッセージは心に響くので、ありきたりでキレイごとのオチになるかもしれないが、“復讐”を果たすことなく、犯罪者にある程度のダメージを与える程度に済ませてもよかったかもしれない。復讐を果たすことである程度スッキリとするかもしれないが、別の苦しみにさいなまれることになるだろう。しっかりとしていないかもしれないが、兄なのだから、やはり弟を止めないといけない。兄だからこそ、弟を止めないといけないというべきだろうか。逆に、兄が犯罪を企てているとすれば、弟だからこそ、兄を止めるということもあるだろう。「グレープ」のやり取りのように一緒になって、笑って明るくすれば、弟の心の傷を癒してやることができるのではないか。“血”よりも家族の“絆”は濃いのであり、“最強の家族”というのはそういうことではないだろうか。
(統計学的なデータは分からないが)暴力的な性質は先天的にひょっとして遺伝するかもしれないが、犯罪に対して犯罪で仕返しをするというのはいかがなものか。自己の遺伝子を否定したいにも関わらず、自らそれを認めることにはならないか。せっかく産んで育ててくれた父母の恩に報いることにもならないだろう。どんなに苦しいことがあっても、“復讐”をしなくても最強の家族の“絆”はそれを乗り越えることができるはずだ。
もし、“復讐”を肯定ないし是認できるレベルにもっていきたいならば、もう少し深く兄弟の内面に切り込まないといけない。“法律”“倫理”といったものを超越できる作品レベルに達しないと、「殺人はやっぱりダメだよ」という意見が多くなっても仕方がないだろう。原作を読んでいないので、こういうことしか言えない。
六本木ソルジャーさん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-08 23:09:26)
22.ネタバレ 軽い?重い?・・・(まさにどっちつかずな浮いた感じ・・・重力を越えた?)感想がとても述べにくい映画だったが最後まで飽きずに楽しめました。
よりさん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-20 23:38:04)
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21.ネタバレ 地図に何かを発見し印をつけたり、落書きに暗号を読み取ったりするっての、それだけ取り出せばワクワクするんだけど、これを物語の中で納得させるだけの動機が弱いので、趣向のための趣向になってしまっている。「兄弟愛」にストレートにつながって感じられない。放火された各地点、同じレイプ被害者家族に火つけられ「浄化してるんです」って言われても、「はあ?」だろ、普通。そもそもマスコミが被害者宅を特定しかねない地図情報を印刷したら、そうとう問題になったはずだ。こういうところがミステリーものの難しいところで、趣向と物語と割り切って楽しんでもいいんだけど、でもやっぱそこをいかに融合させるかってのが、この手の映画の腕の見せどころだろう。それと悪役の心情と行動が理解できづらかった。モンスターに造形すれば観るほうの処罰感情は心地よくくすぐられるが、それでいいのだろうか、という疑問符も付いてしまう。抽象的な存在になってしまい、かえって「この世界にはこんな奴もいる」って現実感が薄れた。それよりも世間の視線の残酷さのほうに怖さがあったが、絵画発表会の場のように、いささか描き方が大振り。この作家は「いい人たち」を描くときに細やかさが生きるようで、このひっそり暮らす家族のシーンはどれも感じいい。親父の「二人で遊んできたのか」のセリフは、きれいに決まった。もっともこの内輪の「いい人」ぶりは、世間に対する壁の反映でもある閉じたものなので、晴れ晴れとはいかない。ゲバラの写真もあったな。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-28 12:04:42)
20. 軽~い気持ちで見たら大きな間違いでした。最後のシーンは納得がいかなかったけれど、いろいろ考えさせられる作品です。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-24 16:54:47)
19.渡部篤郎役なんかはツッコミどころが満載だったけど、とりあえず家族愛に満ちていて普通に泣いちゃいました。臭い「俺たちは最強の家族だ」が響いた。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-15 23:37:47)
18.ネタバレ 原作未読。伊坂幸太郎の作品はほとんど読んだことがない。
放火、レイプなどサスペンス・ミステリーの内容なのに「重力ピエロ」というタイトルの付け方が面白く、「楽しそうに生きていれば地球の重力なんか消してしまえるんだ」という台詞があるシーンで上手いタイトルを付けたなと思った。
現在は非主流となっている犯罪と遺伝が関係あるとする犯罪生物学説を肯定する内容になっており、正直どうかなぁと思う。まぁ、泉水も春も同じように葛城(渡部篤郎)に対する復讐殺人を計画するといった点では、犯罪は環境に依存するとした刑事犯罪学説も関係するのか。どちらにせよ、犯罪学というのは奥が深い・・・(人間を扱うんだから当たり前か)
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-18 18:46:08)
17.シナリオは、元の小説がまあまあ面白いのでそれなりの映画に仕上がってたと思います。
ただ、あまりにも大人しく仕上がりすぎかなという印象は受けました。

小日向文世がこれほど良い役者だったとは正直驚いた。

タックスマン4さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-20 19:33:25)
16.ネタバレ 初めて読んだ伊坂作品がこれでした。春の人物描写や実の父親をぶっ殺すストーリーに新風を覚えました。どこか達観している感のある春の複雑な内面が新鮮でしたが、映画もそこそこ描写できていると思います。「遺伝か環境か?」という命題に対して、映画から感じられる結論は、春は長い時間を掛けて悩んだのだから良しとするか…って感じですが、実はレイプでできた子供を即座に自分達の家族として育てると決めたお父さんの決断にこそ、その答があると思います。少なくとも原作の方は、周囲からは凡庸な扱いを受けながらも、その意思の力が際立っていました。そして、春が二人の父親から相克する性質を受け継ぎながらも、断固とした答を出したことに本作の価値があります。春が自首するかどうかは、もうどちらでも良いような雰囲気で物議を醸しそうですが、それがこの作品の特色でもあると思います。…どうも原作の評価になってますな。あの兄弟のキャスティングは高得点。夏子さんのおどおどした挙動とストーカー時代の写真が笑えました。ただ、映画化して面白い題材かというと、この点数くらいです。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-10-13 21:41:29)
👍 1
15.ネタバレ 原作を読んでいたので、どんな風に映像化したのか気になって観ました。キャストが皆、かなり自分の描いていたイメージ通りで良かったです。お父さん役などは原作以上に魅力的な人物になっていて、見ながら何度か涙ぐみました。タイトルの意味が最後の方で分かってこれもジーンときます。映画としての評価は自分の中ではいい方です。でも内容が重く、後味もよろしくないので人には勧められない感じ、家族でみるのもちょっとね…最後のシーン、原作と同じですが、春は自殺したのだと私は解釈しています。
柳美賢さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-06 16:06:29)
14.ネタバレ 家族の絆、父の言葉に感動しました。渡部篤郎の変態演技が気になりました。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-06 20:21:42)
13.原作の中から映画では家族愛に重点をおいて描かれているのがよかった。とくに父親の力強さと包容力がよく表現されててよかった。
しっぽりさん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-07 11:06:02)
12.テーマは重いですが、淡々とした描写と俳優陣のうまさに惹き込まれました。
好感の持てる丁寧な作品だと思います。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-29 08:21:26)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 82人
平均点数 5.66点
000.00%
100.00%
244.88%
356.10%
4910.98%
51012.20%
63137.80%
71619.51%
867.32%
911.22%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.14点 Review7人
2 ストーリー評価 4.55点 Review9人
3 鑑賞後の後味 4.12点 Review8人
4 音楽評価 5.33点 Review6人
5 感泣評価 3.14点 Review7人

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