映画『雨のしのび逢い』の口コミ・レビュー

雨のしのび逢い

[アメノシノビアイ]
MODERATO CANTABILE
1960年上映時間:105分
平均点:5.75 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスラブストーリー小説の映画化
新規登録(2009-08-03)【青観】さん
タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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監督ピーター・ブルック
キャストジャン=ポール・ベルモンド(男優)
ジャンヌ・モロー(女優)
ディディエ・オードパン(男優)
楠侑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
前田昌明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
太田淑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作マルグリット・デュラス
脚本マルグリット・デュラス
撮影アルマン・ティラール
製作ラウール・J・レヴィ
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💬口コミ一覧(7点検索) [全部]

1.ネタバレ この映画の原題は「MODERATO CANTABILE」、息子が練習しているディアペリの有名なソナチネ第1楽章につけられた演奏記号である。モデラートとは速度記号の真ん中「普通の速さで」であり、カンタービレは「歌うように」である。
邦題は「普通の速さで歌うように」では味がないと思ったのか、大幅な修正でロマンティックな題にしたのであろう。もちろん風が吹いても雨が降ることはないが・・・。
息子はソナチネを練習しているが、音階練習でわかるように基礎がきちんとできているわけではない。また練習にも嫌気がさしており、ソナチネの演奏にも先生の指導を守っていない。枠に縛られることを拒否しているわけだが、これが母親アンヌの心情の伏線になっている。
アンヌは結婚8年目で子どもにも恵まれ、夫は工場長、何一つ不自由なことがない優雅な生活だ。しかし、それが息子のピアノ練習中に聞いた悲鳴と殺された女性をいとおしむ男(犯人)の姿によって大きな衝撃を受け、「モデラート・カンタービレ」の世界からどんどん外れていくことになる。そして7日目のお客を招いた夜にはその頂点に達する。
この映画のアンヌと恋人は、冒頭の事件の男女とも重なる。事件の男女は殺人で幕が下りるが、アンヌはショーヴァンに言葉で殺されても夫に迎えられて幕となる。そしておそらく再び「モデラート・カンタービレ」の世界に戻っていくことだろう。
この映画はまた背景に流れる音楽が実によい。単純なメロディーだが、すごく印象的だ。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 17:15:29)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.75点
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2112.50%
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4112.50%
5112.50%
6225.00%
7112.50%
8225.00%
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