映画『暗くなるまで待って』の口コミ・レビュー(2ページ目)

暗くなるまで待って

[クラクナルマデマッテ]
Wait Until Dark
1967年上映時間:107分
平均点:7.37 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-05-01)
サスペンスミステリー戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-30)【イニシャルK】さん
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監督テレンス・ヤング
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)スージー・ヘンドリックス
アラン・アーキン(男優)ロート
リチャード・クレンナ(男優)マイク
ジャック・ウェストン(男優)カルリーノ
エフレム・ジンバリスト・Jr(男優)サム・ヘンドリックス
ロビー・ベンソン(男優)ボールを渡す男の子(ノンクレジット)
メル・ファーラーラジオの声(ノンクレジット)
池田昌子[声]スージー・ヘンドリックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二ロート(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上孝雄マイク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
滝口順平カルリーノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
黒沢良サム・ヘンドリクス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作フレデリック・ノット
音楽ヘンリー・マンシーニ
作詞ジェイ・リヴィングストーン"Wait Until Dark"
レイ・エヴァンス[作詞]"Wait Until Dark"
作曲ヘンリー・マンシーニ"Wait Until Dark"
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕(ノンクレジット)
レオ・シューケン(ノンクレジット)
撮影チャールズ・ラング〔撮影・1902年生〕
製作メル・ファーラー
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術ジョージ・ジェンキンス(美術監督)
ジョージ・ジェームズ・ホプキンス(セット装飾)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
編集ジーン・ミルフォード
スタントグレン・R・ワイルダー
その他フレッド・コー(ステージ・プロデューサー)
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

4.非常に良くできた脚本。場面の変更が少なく、予算がかさんだのは役者のギャラぐらいではないだろうか。
制作当時に観ていたら10点満点だと思うけど、もっと手に汗握る映画を観てしまっているせいで、今観ると8点ぐらいにおさまるかな。それでも複数回の視聴に耐える名画に入ると思う。
タイトルはラブロマンス風にも聞こえるので、サスペンスだと予測しにくい面もあるかも。それを狙ったってことはないだろうが。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-03 17:19:51)
3.タイトルとヘップバーンのイメージから、ごくごく薄味のエロを含んだコメディかなと思っていました。こんな緊迫の傑作サスペンスだったと知って驚きです。
ほとんど密室劇で舞台が変わらないのに、次々と話を展開して退屈させないところがすごい。それに、冷蔵庫とか、洗濯機とか、ライトとか、タオルとか、電話とか、ブラインドとか、日常にありふれたものが非日常の犯罪や自己防衛の道具として使われることで、恐怖感がいっそう身近に感じられました。もうお見事としか言いようがありません。
ただし、盲目の女性を大の男3人で寄ってたかって騙し続けるという構図は、フィクションとはいえ気分のいいものではありません。要するにオレオレ詐欺に近いですよね。こんなことを言っては身もフタもありませんが。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-07 02:31:11)
2.ネタバレ ~wait until dark~暗くなるまで待つ。
…意味はそのまんまだけど、“待って”と語りかけるような言葉だから、こんな怖いサスペンスだとは思わなかった。
マイクとカルリーノを部屋に誘う方法。指紋やタバコと言った痕跡の消し方、残させ方。リサの死体登場までも、ロートの一筋縄では行かないヤバい犯罪者っぷりが凄い。敬語を使わせる拘りも変態っぽい。ターゲットが盲目の女性で、ほぼ一人暮らしっていうのも絶対的に不利な状況。
スージー役のオードリー。彼女の体のラインがハッキリ解る上下タイトな服装で、驚くほど細くてびっくりした。椅子につまずくとことか結構思いっきり行っていて、目が見えなくなって長いことを感じさせる自然な演技だった。
人形が見つかった連絡から、部屋の中にマイクの他に無言の男が2人入ってる画の怖さ。外との繋がりが玄関と電話だけ。その電話線が切られる絶望感。観てる私は当然目が見えるだけに、この“助けたいけど助けられない感”が半端ない。
マイクすら微かな希望に思えてしまうほどのロートの変人ぶり。密室の生活空間をフル活用した攻防。序盤にタバコの消し忘れで大騒ぎを観せてからの、後半のガソリンを使った駆け引き。電球を壊して真っ暗なスージーの世界の追体験。上手いこと逃げられそうと思ってからの、期待を裏切る冷蔵庫。
最後刺さったナイフを持ったロートが、自分を殺そうと迫って、手の届く距離で苦しんで唸って死ぬまでの声や音を延々聞かされてたんだから、これは想像するだけでも怖い。扉の影で小さくなってるスージーは、不謹慎ながら猫のようで可愛い。
事件が解決したって、スージーの目は見えないままなんだよなぁ…って不思議な気持ちになると同時に、目が見えない弱みを利用した卑劣な犯行に、ニュースとかで聞く実際の高齢者詐欺の被害話とかが重なって、やりきれない気持ちになる。
それとグロリア。そういう年頃だから仕方ない気もするけど、弱い立場のスージーに対する意地悪が過ぎる。そもそも、グロリアが人形を持ていかなければ、リサさえも死ななかったんじゃないか?
…なんて思ってしまうけど、ストーリーも演出もそのまんまで再映像化出来そうってくらい、全く色褪せてない良質なサスペンス。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-15 00:35:41)
1.ネタバレ  麻薬犯罪に巻き込まれた盲目の人妻をオードリーが熱演。冷蔵庫の開閉が最後まで伏線となり、光と闇を効果的に駆使した秀作。 
 スージーに対するサムの一見冷たそうな言動だが、よくよく考えれば障害者の自立を促す愛の鞭とも思える脚本が見事。
 信じたマイクに絶望し、電話線が切られて絶望する中、屈折した性格の少女グロリアがスージーの目となり手足となって行動する。弱者と言える二人が協力して事件解決も意義深い。
 悪党にも濃淡ありでロートの凶悪ぶりが際立つ。サスペンス映画はより強い刺激を求めがちであるが、本作はロマンチックな題名と裏腹の怖さが程よい。暗くなれば相手と対等以上に対峙できる強みは原題通りで、邦題「………待って」がいいセンス。
 人形を力ずくで奪えば済むところだが、舞台劇を基にした“劇場型犯罪”は現代的ですらある。
風小僧さん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-07 15:15:58)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 7.37点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
422.63%
511.32%
61418.42%
72330.26%
82431.58%
91013.16%
1022.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1967年 40回
主演女優賞オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1967年 25回
主演女優賞(ドラマ部門)オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
助演男優賞エフレム・ジンバリスト・Jr候補(ノミネート) 

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