映画『アリス・イン・ワンダーランド』の口コミ・レビュー

アリス・イン・ワンダーランド

[アリスインワンダーランド]
Alice in Wonderland
2010年上映時間:109分
平均点:5.23 / 10(Review 141人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-04-17)
公開終了日(2010-08-04)
アドベンチャーファンタジーシリーズものファミリー小説の映画化3D映画
新規登録(2009-08-31)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
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監督ティム・バートン
キャストジョニー・デップ(男優)マッドハッター
ミア・ワシコウスカ(女優)アリス・キングスレー
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)赤の女王 イラスベス
アン・ハサウェイ(女優)白の女王 ミラーナ
クリスピン・グローバー(男優)ハートのジャック(イロソヴィッチ・ステイン)
マートン・ソーカス(男優)アリスの父 チャールズ・キングスレー
ティム・ピゴット=スミス(男優)アスコット卿
リンゼイ・ダンカン(女優)ヘレン・キングスレー
ジェラルディン・ジェームズ(女優)アスコット卿夫人
フランシス・デ・ラ・トゥーア(女優)アリス姉妹のおば イモージェンおば
ジョン・ホプキンス〔男優・1974年生〕(男優)マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル
エレノア・トムリンソン(女優)
マイケル・シーンマクトウィスプ
アラン・リックマンアブソレム
スティーヴン・フライチェシャ猫
ティモシー・スポールベイヤード
マイケル・ガフ〔1916年生〕ドードー鳥
クリストファー・リージャバウォッキー
イメルダ・スタウントン長身の薔薇
ジム・カーター[男優1948生]刑吏
フランク・ウェルカー追加音声
平田広明マッドハッター(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
朴璐美赤の女王 イラスベス(日本語吹き替え版【ソフト】)
深田恭子白の女王 ミラーナ(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也アブソレム(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩屋浩三マクトウィスプ(日本語吹き替え版【ソフト】)
茶風林チェシャ猫(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透サッカリー(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
京田尚子マリアムキン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ハートのジャック(日本語吹き替え版【ソフト】)
小形満トウィードルダム,トウィードルディー(日本語吹き替え版【ソフト】)
宇山玲加アリス・キングスレー(幼少期)(日本語吹き替え版【ソフト】)
てらそままさきアリスの父 チャールズ・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
有川博アスコット卿(日本語吹き替え版【ソフト】)
一柳みるヘレン・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
稲垣隆史ジャバウォッキー(日本語吹き替え版【ソフト】)
片岡富枝アリス姉妹のおば イモージェンおば(日本語吹き替え版【ソフト】)
岡寛恵マーガレット・キングスレー(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合長身の薔薇/デカ鼻女(日本語吹き替え版【ソフト】)
多田野曜平太鼓腹の男(日本語吹き替え版【ソフト】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史(日本語吹き替え版【ソフト】)
浦山迅ドードー鳥(日本語吹き替え版【ソフト】)
廣田行生ベイヤード(日本語吹き替え版【ソフト】)
間宮康弘ヘイミッシュ(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂本真綾アリス・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
魏涼子マーガレット・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
一城みゆ希アスコット卿夫人(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
木下浩之ハートのジャック(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
高戸靖広トウィードルダム,トウィードルディー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大友龍三郎アブソレム(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝沢ロコマリアムキン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岩崎ひろしチェシャ猫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宝亀克寿ドードー鳥(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
長克巳ジャバウォッキー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
菅生隆之アスコット卿(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
咲野俊介マーガレット・キングスレーの夫 ローウェル(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
磯辺万沙子アリス姉妹のおば イモージェンおば(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
佐々木睦マクトウィスプ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
寺内よりえヘレン・キングスレー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
後藤敦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
水野龍司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』
音楽ダニー・エルフマン
作詞アヴリル・ラヴィーン"Alice"
主題歌アヴリル・ラヴィーン"Alice"
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作スザンヌ・トッド[製作]
ジョー・ロス
ジェニファー・トッド[製作]
リチャード・D・ザナック
ティム・バートン
メアリー・リチャーズ(ライン・プロデューサー:英国)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
製作総指揮クリス・レベンゾン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮カフェFX社(視覚効果)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
アサイラムVFX(視覚効果:タイトルデザイン)
美術ロバート・ストロンバーグ(プロダクション・デザイン)
カレン・オハラ〔美術〕(セット装飾)
ピーター・ヤング(美術)(セット装飾:英国)
アンディ・ニコルソン〔美術〕(美術監督スーパーバイザー:英国)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
ヘアメイクジョエル・ハーロウ(ジョニー・デップのメイク担当)
編集クリス・レベンゾン
その他ピート・アンソニー(指揮)
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

32.ネタバレ 予告編で流れている「アリスは何故戦うのか?」というフレーズが気になり劇場に足を運んだが、ただの少女の成長物語であり、それ以上でも以下でもない。「不思議の国」のビジュアルは流石のティム・バートンだが、ストーリー部分がかなり弱い。フリークスばかりを集める赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)は『バットマン・リターンズ』のペンギンの流れを汲む悪役だが、バートンお得意の「モンスターの哀しみ」を感じさせることなく、あっさりとヒロインに倒されてしまう。そこには何の悲哀もなく、ハリウッド的(ディズニー的?)な大団円で終わることにちょっとした居心地の悪さを感じてしまう。劇場を後にし、無性にジム・ヘンソンの『ラビリンス』を観たくなった。ヒロインの可憐さもモンスターの愛らしさも、20年以上も前の着ぐるみのファンタジー映画の方がダントツに良いのだから!
フライボーイさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:03:01)
31.まず初めに言っておくと、私はティム・バートンの「こいつは良い奴、こいつは悪い奴」という紋切り型のキャラ設定が嫌いです。しかし今回はその点がある意味で逆に良い効果を作品に与えていたと思います。その理由はこの映画の原作が子ども向け、また映画もそれに準じた作品なので勧善懲悪なお話でも問題ないからです。
そしていつものティム・バートン通りのダークで気味が悪い映像は相変わらず魅力的でした。
民朗さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:05:43)
30.ネタバレ 「カールじいさんの空飛ぶ家」を観たときと同じような感想を抱く。映画自体はそれほどつまらなくはないが、物足りなさや味気なさを覚えてしまう仕上がりとなっている。
小さなお子さまから年配層までを楽しませることを使命とするディズニー作品としては、一般受けするように“ノーマルな仕上がり”を目指してしまうことは仕方のないことかもしれないが、スパイスの効いていない甘口のカレーライスみたいな作品であり、食しても満腹感が得られない。
それにしても、不可思議な世界にいるはずなのに、何もかも“普通”という印象を抱いてしまわざるを得ないのは何かが足りないはずだ。3D映画なので“映像”を重視すること自体は間違っていないが、キャラクターの“内面”を描けないと、せっかくの“映像”も活きてこないのではないか。
本作は、アリスが本物のアリスになるための冒険なので、やはりアリスの成長を感じさせるような作品にして欲しかったところだ。思いがけず求婚されて、周囲の期待に応えるべきか、それとも自分の夢や生き方を追うべきかを悩むものではないか。そのような葛藤がストーリーに反映されていないと思われる。
個人的に気に入らないところは、周囲の期待に応えて貴族との結婚という決められた道を歩まずに、父親が果たせなかった夢や自分の生き様を追うという決断をするということが本作の落としどころであるにも関わらず、予言書のようなものの通り、周囲に期待され決められた道を歩んでいるところだ。予言書というアイテムを活かすためには、それとは異なる方向に突っ走ることによってストーリーが豊かになるものではないか。
子ども達へのメッセージとしても、誰かによって決められて、誰かによって敷かれたレールの上を進むような生き方をして、自分の可能性を潰すのではなくて、自分の可能性を信じて、自分自身で道を切り開くような“夢”のある展開に持っていきたかったところだ。さらに、現実はツネれば覚めるような夢やリセット可能な仮想空間ではなくて、過酷なものでもあるというスパイスも必要だろう。また、本作は冒険心をくすぐられるわけでもなく、仲間を思う気持ちや自身の勇気が試されているわけでもない。やはり、残念ながら評価したい部分があまり見当たらない作品だ。
個性的なキャラクターが多数登場するものの、個性が全く感じられないことも致命的だ。カーターだけが孤軍奮闘というところか。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-19 21:55:40)
👍 4
29.ネタバレ もの足りなーいっ!いや、よかったですよ、おもしろかったですよ。映像はきれいだし、キャラクターももちろん素敵。世界観も最高。ただ、肝心のストーリーがない。。凄いと言えるほどの凄みがない。あ~、なんか、もっとやっちゃって欲しかったです。あと、トランプの兵隊は甲冑じゃダメなんだよ。やっぱ紙じゃなきゃね。
bokugatobuさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 01:09:46)
28.アリスはホームズと同じくフェイバリット英国アイテム。 アリスの決定版ということでなく、「ティム・バートンのアリス」としてならば。 バートンはルイス・キャロルの原作よりもそこから派生したサブカルチャーの方に愛着があるようで原作にお門違いなコメントしてるのがトホホだけど、アメリカらしく教訓入りの成長物語に変貌。 リデザインされた「不思議の国」と「鏡の国」の住人たちと19才のアリスのワ(ア)ンダーランドは、CGと3Dに支えられ一応見せますが、プロットに新鮮味がなくアリスも普通の子なのは女性の原案・脚本だからかな。 女たちの話になってて、マッドハッターなんて全然マッドじゃない。 アリスの映像化はシュヴァンクマイエルのものなど多々ありますが、一番有名なのはディズニーのアニメーションで子供が最初に接するのもこれですが、アリスというものを知れば知るほどこれから離れていくのはこれもアメリカのアリスだからで、本当はイギリスが教訓なしの遊び心だけのアリスを作るべき。 VFXを駆使した99年のホールマーク版もアメリカのテレビ作品なので教訓は入っているけれど、オリジナル・イラストレーターのジョン・テニエルの優れたデザインが生かされており、これに較べるとバートン版はややデザインが弱く、(赤の女王の巨顔も99年版のマッドハッターから)映像的にも何度も見たいという気にはならず。 それでも一人の少女アリス・リデルを喜ばせるためだけに大学教授が頭をひねって考え出した世界が、時を経てこんな巨大な映画になって彼の知らない未来の少女たちを楽しませるというのが、人の思いというものそれこそがワンダーなものという気はしましたけれど。 ジョニデ×バートン20周年ということで記念のオブジェもあり。
レインさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 06:00:05)
👍 1
27.ネタバレ 世界的に有名な原作のオリジナル続編ってどうなんだろう?と思いましたが、バートンだけあって美術は素晴らしかったし雰囲気は抜群だった。アリスを演じたミア・ワシコウスカは少女っぽさを残し、大人にもなりきれていない微妙なお年頃のアリスにぴったり。非道ながらも悲哀のある赤の女王、白いのに腹黒さを感じる白の女王(あの身のこなしは高貴で可憐さなどなんだろうけど、プロレスの武藤のラブ・ポーズを思い起こさせたなぁ。観ながら武藤バージョンの白の女王を想像したら笑ったけど。)、神出鬼没のチェシャ猫、イケイケのヤマネなど主役から脇までキャラは魅力的だった。 ただ思ったよりストーリーやキャラに毒がなく、デップが演じたマッドハッターもデップらしい挙動を見せるので悪くはないけど、もっと弾けてブっ飛んだキャラを期待してたのでイマイチ。最後のダンスはおそらくマイケル・ジャクソンへのレクイエムだと思うが、唐突すぎとセンスの無さで覚めたのも残念。幼年時のアリスを記憶として見せられてしまったので、そっちの方も観たくなりましたね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 21:41:10)
26.ネタバレ つまらない訳ではないのだが、なんといってもディズニー映画。まちがいなくハッピーエンドにつきすすむストーリーは、意外性がなく大人には少々退屈。アリスがジャバウォッキーに片腕落とされる、ぐらいのことがあれば少しはびっくりしたんだけど。
センブリーヌさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-26 23:54:11)
25.マリエ似のアリス(19)が、芋虫からさなぎになってブルーの蝶になるまでのお話。
時々いかれた格好のジャックスパロウが出てきた様な気がしたが、たぶんそれはマッドハッターであろう。
頭部が異様に発達したクイーンがものすごいインパクトであり、アンハサウェイのメイクも動きも気持ち悪くて、一番の癒しはチェシャ猫がマッドハッターの帽子をフミフミするシーンであった。
おっちょさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-01 23:35:11)
24.手堅いところでまとめてしまった感じ。3Dなんだからこれまでにない破天荒な映像を期待する向きが多数派だろうに。
【以下ちょいバレ】
物語をまるで女の子が主人公のRPGみたいなわかりやすいものにしてしまったが、それはかまわないと思う。ただし3Dの特質を生かしたファンタスティック映像をたっぷり楽しませてくれればの話である。せいぜいチュシャ猫や三月ウサギのもふもふ感がよかったぐらいで、予告編を上回る衝撃映像はなかった。これならまだ、たとえ筋が破綻しまくりであっても、イマジネーション横溢しまくりの奇抜な映像出しまくり映画のほうがマシだ。
既成のイメージ、昔の3Dを今の3Dできれいにトレースしてみましたという印象。IMAXで余分な金額を払う価値はなかろう。ただジョニー・デップは好演だったと思う。
アンギラスさん [映画館(吹替)] 6点(2010-05-02 13:21:25)
23.カエルさんが良いね。
3Dは非常に不満だね。
ととさん [映画館(吹替)] 6点(2010-05-06 11:36:32)
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22.ネタバレ 3Dで鑑賞。画面暗すぎ。色の良さがまったく見られない。2Dで見ればもっと良さを感じられたと思う。3Dで見る必要はない映画かなと。内容はそれなりに良かった。ハッターはいい味出していた。チェシャ猫がとってもかわいかったので+1点。
ほかろんさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-08 23:35:05)
21.ネタバレ 最初に語られる「アリスが敵を倒す」という絵巻物のままの物語で、それ以上でもそれ以下でもない作品でした。
安全で特に大きな問題も起きないアリスの道のりに、持ち前の冒険心も動く事なく、映像も作り込み過ぎているせいか、逆に心に残らなかったです。
若い女の子向けの自立を伝える作品かなぁという印象です。
sirou92さん [映画館(吹替)] 6点(2010-05-09 21:54:26)
20.3Dで見ると、なんか箱の中をのぞいているみたいでちょっとワクワクしました。が、まぁふつーですかね。きっとティム・バートンに期待をしすぎたのでしょう。まぁストーリーがほぼ決まっているので、仕方ないというか。全然悪くはないですが、忘れてしまいそうな映画。
しかし、チェシャ猫をはじめてかわいいと思いました。帽子フミフミ~細かいなぁ。フミフミしてる~!とちょっと興奮してしまいました。
しゃっくりさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-11 00:48:39)
19.ネタバレ アバターでは3Dを見損なったので、今回は単純に3Dを楽しみたいと思い観てきました。ストーリーについては子供のおとぎ話なので細かい事は気にしない様にしましょう。
アリスは婚約を迫られその場を逃げ出し、再びアンダーランドに迷い込む。赤の女王を倒し元の場所へ帰ってくる。婚約をきっぱりと断り出て行く。少女が成長していく過程を表わしていたと思います。
キャラクターも独特でジョニデプの帽子屋はもちろん、ヘレボナの3頭身赤の女王、お気に入りはチェシャ猫だがトトロのバス猫に似てる気が・・・
とにかくバートンのファンタジーの世界に迷い込んだ感じを3Dで体感出来て十分楽しめました。
nishikenさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-29 09:33:46)
18.ネタバレ ◇ストーリーはあまり期待していないし、重きを置かれていないようなので、特に可もなく不可もなく、というか。◇初3D映画。でも、メガネがうざくて、何度もかけなおしたり位置を直したりしていて集中できず。残念。◇何でも3Dにすりゃぁいいってもんじゃないということは、よくわかった。◇ティムバートンの「薄暗い」映像の感じはすごーく好きなので、それを味わえただけで良しとします・・・。
ハクリキコさん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-01 23:56:11)
17.ネタバレ 原作はナンセンスが持ち味。ナンセンス詩やギャグが満載。登場人物がみなおかしい。女王が頭でっかち、兵隊がトランプ、猫が笑って消える。読む人を煙に巻く内容。映画では「その後のアリス(A)」を描く意欲作。結婚という親の引いたレールに乗るかどうか迷うAが、ワンダーランドを再訪。Aはワンダーランドは夢だと思っていたが、実在することを知り子供時代の冒険心を取り戻す。現実に戻り進むべき道を発見する。作品の意図はわかります。
ナンセンスはそこそこあり笑えます「机と鴉が似ているのは何故」「首をはねてくれ、(さもないと)殺される」「朝飯前に6つのMで始まる問題を考える」など。ただ弾けるほどではない。イカレ帽子屋、ヤマネ、青虫、双子などサブキャラは十分な働きをしている。正義感の強いヤマネ、青虫の教訓、帽子屋の「自由の舞」など。赤女王が仰向けになったブタで足を休めるところがツボだった。素晴らしいセンスだ。欲を言えば、もっと「場」やストーリーをかき乱すキャラ(トリックスター)がいれば楽しくなっただろう。混乱してあらぬ方へ行けば行くほど「沸騰」するはず。
キャラを善悪に分けて戦わせるのは問題あり。本来の持ち味である「おかしみ」が消えてしまう。兵隊なのに薄っぺらなトランプであるところが笑えるところ。本当に強そうに見えてはだめ。「首をはねろ」がギャグでなくなってしまう。訳のわからない連中が好き勝手なことをやっていて、理屈は通らず、それが楽しいのだ。
少年なら剣をもって龍と戦うこともあるだろうが、大人になったとはいえ少女Aのすることじゃない。理不尽や無理難題を言う相手に対して知性やウィットでやりこめるのが本来の姿。
預言書なる絵巻物は不要。Aが龍を倒すのが決まっているのならAの存在意義は薄れてしまう。Aがアイデンティティを確立するためには何らかの通過儀礼が必要で、予定調和では感情移入すべくもない。
独断専行の赤女王を懲らしめるのはいいが、白女王を君臨させることに意義が見つからない。白女王は何者も殺さないと誓っている点が美徳だが、どこか怪しい雰囲気がある。そういう意味ですっきりしないのだ。もうひとつヒロインに魅力が無いことも指摘しておこう。年増に見える。
蛇足だが、貴族の求婚を大勢の前で行う慣習があるのだろうか?それも花嫁だけは内緒にして。大恥をかきたいのか?それとも断られることは考えられないのか。
よしのぶさん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-17 17:07:55)
16.3D鑑賞です。
ティムバートン監督の作品の世界観が好きな方なら、奇妙でかつかわいらしい、そして美しい映像には満足すると思います。
しかし……見づらい。
3Dである意味がよくわかりませんでした。暗くてせっかくの映像美が楽しめません。
監督の世界観を細部まで楽しみたい方には、2Dでの鑑賞をおすすめします。

次に内容ですが、良くも悪くも単純。理解しやすい映画だとは思いました。個人的にはもっとひねりのある、謎なストーリーを期待していたので、少々残念でしたが、楽しく観ることはできました。
ただ、ジョニー・デップだからってマッドハッターを全面に押し出しすぎでは?彼は今作では脇役であるはずなのですが……まぁ私が彼のファンであるため、許せてしまうのですがね。
総合して、衣装などの小道具と舞台の美しさで+5点、内容は±0点、役者さんたちの演技に+3点、3D眼鏡最悪という意味で-2点の、計6点です。
ぷに子さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-15 19:16:22)
15.日本人の男で「不思議の国のアリス」のあらすじを理解している人は少ないと思うが、知っていればもっと楽しめたのかも。想像通りのT・バートン映画。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-12-12 00:48:33)
14.まあまあ楽しめました。
赤の女王のわがままぶりが凄いです。こーいう、わがままばかりやってると、最後はあーゆことになるんですかねー。
主役の女優、最初は、地味で、なんだか今ひとつと思ってみていたのですが、最後の方になると、かなり大人に成長しているので、びっくりしました。
G&Gさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-19 15:24:21)
13.ネタバレ ファンタジーに登場する小人とか巨人てのは、だいたい何倍もの差があったのに、ここでのアリスと帽子屋や白の女王の場なんかは二倍に至らない一点何倍かの差。これが面白い。この中途半端な「縮尺」が新鮮。完全なファンタジー的造形物より、そういった微妙に異常なものが、こちらを刺激してくる。だから一番印象に残るのは赤の女王の頭で、この映画に価値があるとするなら、彼女によってだ。あと、彼女に処刑されることになる蛙の番兵の表情なんかもよかったな。それも完全な作り物ではなく、リアルな蛙だから映えた。そういった半リアル造形物だけで「アリス」を作ったら楽しかっただろうに、ハリウッドではファンタジーは冒険物語にしないといけないらしく、ラストではアリスがジャンヌ・ダルクよろしく活劇を展開するのには予想されたとは言え、がっかりした。何でも善と悪の争いにしないと気がすまないらしい。そこで目覚めたアリスが、リアルな世界に戻って東洋への経済侵略の尖兵となっていくという結末は、どう見ればいいのだろう。ブラック・ジョークとしては優れているが、どうもそれほどひねっているようでなく、歴史への無知・無恥ゆえの無邪気さのよう。あのなんでも「善と悪」にしないとすまない性向と、どこかでつながっているような。年表で確認したが、「アリス」が書かれたのは阿片戦争が終わって二十数年後だった。20世紀文学を予告した小説ではあるが、それを生んだのが19世紀帝国主義の暴風の中だったことを、この映画のラストは思い返させてはくれた。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-27 12:21:38)
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【点数情報】

Review人数 141人
平均点数 5.23点
021.42%
100.00%
232.13%
3107.09%
42417.02%
54431.21%
63222.70%
71913.48%
842.84%
921.42%
1010.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review9人
2 ストーリー評価 5.06点 Review16人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review16人
4 音楽評価 6.38点 Review13人
5 感泣評価 4.11点 Review9人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・ストロンバーグ受賞 
美術賞カレン・オハラ〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジョニー・デップ候補(ノミネート) 
作曲賞ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 

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