13.岡本喜八監督のセンスが光る作品ですね。話しも面白いのですが、映像としても、日本の(紀州の)景色が美しく描かれている。誘拐犯たちが自分達のことを「虹の童子」と呼んだりするセンスもなかなか。北林谷栄、緒形拳、風間トオル、それぞれいい味出してました。 【あまね】さん 9点(2004-01-26 04:45:47)
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12.誘拐されたものが逆に誘拐犯を操る。これまでにもなかったパターンではないが、その老婆の真意がわかると心地よい感動が広がってくる。映画版では北林谷栄の好演が光っている。岡本喜八演出も少々テンポが間延びしている部分があるものの概ね快調。惜しむらくは、犯人グループ3人の演技の拙さ。特に風間トオルは本作で役者として認知されていたが、以前よりはマシという程度でまだまだ観ていられるレベルではないのが残念。 【恭人】さん 7点(2003-12-07 17:02:39)
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11. 40代から老婆役を演じ続けた筋金入りの名(ババア)女優北林谷栄が80歳にして主役を張る”老いて尚盛んな”異色の作品ですが、結構着想が面白いと思います。天童真の原作(日本推理作家協会賞!)は未読ながら、緒形拳、樹木希林、嶋田久作らが脇でイイ味出しており、岡本監督の安定した演出でナカナカ見応えある仕上がりになっていますね。90年代邦画の中では上出来の一編かと…。 【へちょちょ】さん 7点(2003-11-24 05:26:37)
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10.すべては北林谷栄のためにある映画です。おばあちゃん最高! 【オオカミ】さん 8点(2003-11-21 20:32:47)
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9.いいじゃない、こういう映画。誘拐犯も頭悪いというか、人が良いというか。誘拐されるおばあちゃんもいい味出してるしね。北林谷栄は日本のおばあちゃんって感じがすごい出てる。何ていうか、縁側でお茶すすってそうな感じ。すごく好き。 【ブン】さん 7点(2003-11-21 19:21:50)
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8.昔はテレビで放映されるたびに見ていたような気がする。テンポも良くて痛快な作品だった。 【ディーゼル】さん 8点(2003-11-17 15:46:49)
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7.お社・・・それにしても間抜けな犯人達で(^^; 【だだくま】さん 8点(2003-10-22 14:15:39)
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6.喜八監督の反社会映画……とか書くと誤解されそうだけど、実は喜八監督の全盛期のどの映画よりもアナーキーな映画なのかも。そして究極のアナーキー映画に相応しい感慨がラスト胸の中にこみ上げる。松竹ヌーベルバーグに匹敵するほどの反社会的映画のラストに必ずこみ上げる感慨……「みんな幸せになってください。」 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 16:31:44)
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5.原作読んでから見ましたが面白さは十分出ていました。当時、奈良和歌山方面で仕事をしており、紀伊半島がいかに秘境であるかを体感しておりましたので、より楽しめました。風間ちゃんやきよしの息子の芝居のへたっぷりもご愛嬌。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-07-21 23:03:56)
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4.痛快誘拐映画の傑作だ。なんといっても主役の老婆の演技がこの映画の核なので、演じた北林谷栄には脱帽。全編通して爽快かつ痛快で飽きさせない。ラストの後味の良さも好印象。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-05-28 14:41:23)
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3.原作の天童真さんというのは、人間に向ける暖かな眼差しを持ち味とされた方で、後進の作家さんにも多くの影響を与えておられます。映画では原作のハートウォーミングなところが描ききれなかったかな?と言う感じで、少し残念。 【ひぐま】さん 6点(2002-05-22 04:34:25)
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2.好き。疲れると見たくなる。おばあちやんのかわいさと、米空母のやり取りがナイス。 【711】さん 9点(2001-06-02 21:52:22)
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1.当時、何回観てもあまりにも感動してしまい、この舞台である和歌山県や、竜神温泉付近にまで何度となく足を運んでしまいました・・・出演者達の演技がひどかったのですが、自然と、ぽわわんとした雰囲気が大好きで、私の映画BEST5に入る傑作だったと思います。(けど周りの人に薦めて観てもらったけど賛同を得たのは、たった一人だけでした・・・) 【ぶうこ】さん 10点(2001-02-26 03:46:27)
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