14.僕らにとって身近なものが小人の視点ではこうなるというのを、とても丁寧に 描いてあって、それだけでも楽しい。 ちょっと気になったのが、小人にとって人間の声というのは大きすぎないのかな? というところ。
全く変な話だが、小人からの視点時の映像で、「進撃の巨人」という漫画を 思い出してしまった。 【leo】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-30 19:03:30)
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13.ネタバレ アタシはけっこう好きよ、この映画。 確かに若干消化不良な感じは否めないけど、案外よくまとまってると思うわ。 序盤のアリエッティたちの冒険には、我が家の床下にも小人さんたち住んでないかしら??ってワクワクさせられたし。 アリエッティ一家はその後、お母さん念願の海の見える家に住むことができたのかしらね? そんで将来はアリエッティとスピラーが結婚ってなことになるのかしら?? ハルさんは確かにちょっとやりすぎよね。 悪気はないんだけど好奇心が強すぎてつい暴走しがちってなキャラなら可愛げもあるんだけど、いくらなんでもちょっと意地悪すぎな気が…。 それにしてもジブリの描く「家」って毎回ほんとにステキよねー。 今回の翔くんのお屋敷もアリエッティの家も、生活感がある割に小洒落てるし、歴史や温もりも感じられて…アタシもあんな家に住んでみたいわー。 【梅桃】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-18 22:02:55)
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12.ジブリはこういった系統の方が私は好きです。ポニョ、ハウルで楽しめなかった人にお勧めします。 【映画】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-29 15:54:54)
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11.ネタバレ 緻密な描写でよくできた世界観、それはいいんですが無駄に暗いような気が。種族の存亡なんて、これだけ時間的に短い作品で語らなくてもいいじゃないですか。 ハルさんだって悪役にする必要があったんでしょうか? ワクワクハラハラから掛け離れた行動に、ちょっと閉口しました。 ってストーリーにあーだこーだ言っちゃあ仕方がないんですけどね。 ついつい設定が良いだけに、わたし個人の勝手な希望が出ちゃいました。 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2011-06-20 17:12:30)
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10.従来の宮崎アニメを彷彿させる描写が随所に散りばめられており、どこか懐かしくさせるシーンもちらほら。単純なストーリーと魅力的なキャラは過去のジブリ作品にも負けないクオリティ。 しかし上映時間はたった94分。わずか1時間半の間では表現できない事の方が多く、小人家族の背景、翔との交流、スピラーの活躍など見たかった部分がほとんど語られないまま映画は終わってしまう。 トトロや魔女宅を初めて見た時も物足りなさは感じたものだが、本作は内容的に中途半端という意味で物足りない印象で、見た人は誰でも「もう終わり?」と感じたはず。 かと言って続編を望むほど充実した題材でもないんだな。見終わってなんともフラストレーションがたまる映画。 【テツコ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-22 12:52:30)
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9.ネタバレ “小品”という話は聞いていたけれど、全体としてはいい作品だと思う。ジブリ作品にしては声優が(まだ)マシな方だった気もするが、樹木希林はしゃべってる顔が浮かんできてしまい、興ざめした(それでマイナス1点)。【ネタバレ】たしかに「君たちは…」のくだりはシーンではいまいちではあるけれど(とくに子供向けとしては)、そこには背景が用意されていると思えば、それもありではないか。しつこい展開もなく、説教臭くもなく、話が発散してもおらず、子供とともに安心して楽しめる作品だと思う。
【mohno】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-17 23:39:53)
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8.充分に楽しめる映画だった。私は声優の俳優起用については大反対の人間だったが今回の作品はツボにはまるほど良かったと思う。特にアリエッティの志田未来ちゃん。完璧でした。やはり声優が良いととどんどん世界に引き込まれていく。最近のジブリ作品は絵は物凄く綺麗なのになぜこの声(演技)?という事が多くどうしても画面から声が浮いていて勿体無いなと思っていたが今回はほぼ解消されていて素晴しかった。まあ欲を言えばまだまだある(大竹さんなど)が声優については余裕の合格点でしょう。話もハルさんなどの人物やその動機を堀下げればもっと良くなると思う。が、あえて監督が大風呂敷を広げずにサクッとこのアリエッティの世界観を描く事だけに集中したのかなとも思う。全体的に薄味である事は否めないが充分に満足だった。まあとにかくジブリとっては今後を占う重要な作品だったはず。ゲド戦記みたいになったらもう終わりかなと思っていたが一安心した。これからもファンの一人として見守っていきたい。 【コン兄貴】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-19 03:10:00)
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7.ネタバレ 記念すべき600レブー!
最後猫とアリエッティが見つめあい意気投合するが、あれも納得いかない。あの時猫がアリエッティを一飲みするんじゃないかとひやひやした。無言でただ見つめあう。何かテレパシーだったのか。 で少年が生きる希望を持つのだが、あれも不思議。我々映画を観るモノには分からない、何か大きなものを少年はアリエッティから得たのだろうきっと。よかったね。
とまあ『トイストーリー3』にはまだ遥か及ばない感じであったけれども、ステュディオディヴリにおかれましては、こんな感じで若き才能をどんどん開花させていって、ハイペースで作品を送り出してほしい。なにもかの大作クラスは欲しない、今回みたいなさっぱり味の小品、試作品でいいから、2年に3本ペースがいい。もちろん宮崎五郎の新作、日本人は首を長くして待っている!
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6.ネタバレ ジブリならではのアニメーションの質や、小人たちの世界の設定の緻密さは一見の価値があると思います。序盤の小人たちの狩りのシーンは、人間たちの世界が彼らから見ればどんな風なのかが上手く描写され、観ていて純粋にワクワクし楽しかったです。しかし小人が主人公の話なので、物語のスケールが小さく纏まってしまった事が残念でした。多少物語に無理が生じてでも、何か大変な事態が起きて心底ハラハラする展開が欲しかったかもしれません。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-08 18:32:13)
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5.ネタバレ 起承転結の“起”で終わったようなストーリーとなっており、さすがにストーリーを褒める気にはなれない。ただ、失敗作かというと、そうでもない気はする。 鑑賞し終わった後は、どことなく穏やかで晴れ晴れした気持ちになれた。昆虫との戯れ、豊かな自然、平穏な日常生活や、少年と少女の交流が優しい視点から描かれている。本作には“争い”というものが描かれていないことも特徴だ。待ち針の剣、弓矢といった武器が登場するが、それらが使用されることもない。何がしたかったのか、いまいちよく分からなかったがハルさんやカラス程度の敵役であり、誰かが死んだり、傷ついたりすることもなかった(父親の脚の怪我を除く)。 小人の世界を大きく描くことはせずに、旧家の庭の小さな世界を小さく描くという展開はあまり見たことがなかった。映画作家というわけでもない者に監督をさせることで、過去のジブリ作品とは異なる“味”が生まれたのではないか。過去のジブリ作品と同じような冒険モノを作れなかったのか、作らなかったのかは分からないが、あまり見たことのない個性的な作品には仕上がった。過去の作品と同様のものを期待していた者にとっては肩透かしのような作品ではあるが、新しいモノにトライする懐の広さのようなものをジブリに感じることができる。また、ストーリーが大したことのない割には、映像に集中することが出来たので、アニメーターとしての技量は悪くないのかもしれない。 心臓病を抱える少年の成長という視点からも、それなりには描かれている。父親とは疎遠となり、母親も自分には構ってはくれない。自分の存在価値に疑問を抱くであろう少年が、小さな命、小さな家族を自分なりの方法で、自分の力で守ることで、『自分でも何かができる』と自信をもち、生きる希望へと繋げていったことも、穏やかな気持ちにさせてくれた要因だろう。少年と同様に、アリエッティにとっても、少年との交流によって、滅びゆく種族としての使命を強く認識し、生き続けるという強い想いを固めたのではないか。 自然や弱者を踏みにじる人間の愚かさを強く描くこともなく、説教的なメッセージを押し付けもせず、ストレートで純粋な子ども目線で描かれた作品である。大きな世界を大きく描くという“映画”らしさはないものの、自分の能力を超えない程度の世界を自分なりに描き出すという、あまり見られないタイプの作品ということを評価したい。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-04 23:27:15)
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4.絵は明らかにジブリアニメ、というか宮崎アニメ、だがしかし監督は宮崎アニメではない、というのは「茄子・アンダルシアの夏」とかもそうなのだけれど、やはり少し不思議な気がする。そして、こういうことを言うのは米林監督に悪いとは思うのだけれど、やはり宮崎駿という人は凄いんだなあ、と改めて思ってしまった。宮崎アニメにあってこの作品になかったのは、物語(オハナシの「すじ」)とは直接関係ない、あるいはそこから逸脱するような細部へのこだわり・力の入れ方。それは例えばカリ城におけるカップラーメンや百円ライター、「埼玉県警」のパトカーであったりとか、「ポニョ」のハム入りラーメンとかヒロイン・ポニョの可愛いとは言い難い「カエルとニワトリのハーフ」みたいな形態であったりとかするのだけれど、この作品にはそういうところが一切ない。だから小さくまとまってしまっている印象が否めない。■…と言いつつ、それなりに楽しめてしまったのはやはりジブリの底力、という気もするのだけれど。最近のジブリ作品で良く指摘されるような「声優のハズレ」がなかったのも大きいかもしれない。 【ぐるぐる】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-28 16:14:26)
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3.ネタバレ この後の展開どうなるんだろうって感じで終わらすとこがジブリらしい。 この作品は、人間によって壊されていった生き物側を描いているんだろうと思った。 地球上には、人間以外にたくさん生き物がいて、共存して生きていかないと いつかは、人間も絶滅するメッセージが込められているような気がした作品だった。 【kure】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-25 14:45:55)
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2.もののけ姫以降のジブリの中では一番よかったです。ドラえもんのドンジャラ村のホイ君のエピソードを思い出しました。 【アフロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-23 09:58:31)
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1.ネタバレ 原作未読。小人目線から見た人間(巨人)の世界は新鮮というかワンダーランド的で、それに適応するために作ってあるアリエッティの家や各所に張り巡らした仕掛けは巧く面白いですね。「初借り」の流れは大冒険的で子供たちなんかワクワクしたんじゃないでしょうか。箱庭な世界観をよく練って作ってありますね。小さい側の目線で見る人間は強大でスローモーでガンバの冒険をちょっと思い出しました。 人間と小人。相容れる存在ではなく新たな住みかへ旅立つアリエッティ達が健気に生き抜こうとしているのを見て、翔は生きていく勇気を貰ったんだろうな。主題歌と音楽を担当したセシル・コルベルは抜群に合っていたし、何かと議論を呼ぶジブリ作品の有名な俳優起用の吹替えですがみなさんお上手で違和感全くありませんでした。作品の世界観や雰囲気は良かったです。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-20 22:27:49)
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