23.「松たか子が素晴らしい」、このひとこと。それでよし。 【まつもとしんや】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-09-08 11:52:09) |
22.重い映画だが、引き込まれるし話の展開もとても面白い。 松たか子の演技も素晴らしく、評価できる作品。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-11 14:40:57) |
21.僕は先に原作を読んでいました。各登場人物達のブログのような独善的で一方的な告白文で綴られただけの小説で、そのアイデア、文の内容に眠るのを忘れるほど一気に読み、衝撃を受けました。どの告白文も現代の人々が陥りがちな肥大化した自己の弁明を、これまた現代的な薄っぺらだけど引き込まれる文体で書かれ、誰かとわかりあえる事とはほど遠いその文脈に、今のネット時代によくある寒々とした一方通行の世界を感じて読後もあとを引くほどでした。これを映画化するにあたり、単なるドラマが展開される物語では、この小説の雰囲気は決して出せないと感じていました。「嫌われ松子の一生」の監督なら、この映画も、原作に近い、もしくは原作とはまた違ったインパクトのある映画だと思って観ました。結果は、小説の世界観が完全に出せてるとは感じませんでしたが、最後まで集中して映画の世界にはまれました。ただやはり原作を先に読んでしまった僕には、少々衝撃感は薄かったかな。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-05-29 15:23:06) |
20.あまりに荒唐無稽。しょせんフィクションだ。中二病もここまで極めるとたいしたもんだな。 というのが見終わった私の正直な感想。あまりに重い内容に打ちのめされ観てる間十苦痛しかなかったわけで、やっと終わりかと安堵したのも束の間。ラストの松たか子の一言でさらに追い撃ちをかけてくるという、終始徹底して観るものに平穏を与えない演出が凄すぎた。疲れすぎてもう二度と観たいとは思えず、これは中島監督の力業に軍配が上がりました。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-30 11:50:43) |
19.面白かったです。原作は文句のつけようなく面白いですが、本作はまずまずうまく映像化してくれたと思います。橋本愛が素晴らしいですね。彼女の好演で作品の質がうんと高められたと思います。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-24 23:25:33) |
18.久しぶりに見直してみたが、ベストセラー小説の話題作だけあってさすがに見応えがある。教師や生徒、保護者らの複数の告白を一つの映画にまとめるという試みはたいしたもの。学級崩壊やいじめなどを土台において「命」というテーマを扱っているようには見えるが、果たして命の重みが伝えられたかどうか疑わしい。私好みの映画ではないが、評価に値する映画だと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-22 08:33:43) |
17.脚本や展開の仕方はすごく良いと思う。引き込まれました。・・ですが、なぜこの題材をエンターテインメントとして撮ろうとしたのか。斬新な画角を見せられるたびに引いていきました。この監督じゃなく、じっくり重厚に撮れる人の方が良かったのでは。監督のミスキャストで減点。 【C・C・バクスター】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2012-01-24 19:03:14) |
16.先生のラストのとどめの一撃。見事に入りました。ある種の爽快感すら感じます。エンタメ映画として面白かったです。狂ったヤツばかり出てくる映画です。 |
15.少年法に守られて面白半分の犯罪を繰り返す一部の中高生には普段から憤りを感じていたから、映画の中で犯罪を犯した少年に対して復讐を成し遂げる松たか子にはある種の爽快感すら感じた。邦画ならではのストーリー。 【ぺん】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-14 22:59:18) |
14.静かですが、胸の内には計り知れない憎悪があったんですね… そりゃそうだ。 やはり大人は怖いわけで、少年法があるからって調子乗ってんじゃねえんだよガキが!って映画に思えてきた。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-18 02:53:37) |
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13.最大の犠牲者は熱血教師だった・・・なぁんてね♪ 【マー君】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-17 01:39:12) |
12.中島監督らしい素晴らしい映像と演出。松たかこの名演技。しかし、話自体は好きになれない。 【ashigara】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-09 20:27:55) |
11.小説を読んでから鑑賞しました。かなり原作に忠実に作ってあったと思います。小説は、語り口になる人を変えていくという新しい手法(?)が面白かったのですが、その面白さは映画ではちょっと伝わりにくいですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 16:42:55) |
10.先に小説を読んでいると残念な事に、どうしても比較してしまいます。で、この作品は具現化が素晴らしい。描写も素晴らしい。松たか子さんの静かな冷徹さは凄い。下妻物語や嫌われ松子の中島監督さん。小説では感じなかったのですが、映像で見るとエグイ物語ですねぇ。 【トメ吉】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-29 08:56:36) |
9.演出はピカイチです!救いが無いのも良かった。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-04 00:19:54) |
8.怒涛の展開で息つく間もなかった。おもしろかったけど、ちょっとセンセーショナルな内容すぎて現実味がないのが残念。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-25 12:47:35) |
7.原作未読。良かった。心理描写をしたいと思われる映像が少し冗長だったこと。生徒たちがいわゆる学園ドラマで求められるまたこっちが勝手にイメージしてる典型的な演技演出をしてしまってちょっと辟易してしまうのはマイナスポイントだったけど。どことなくアメリカンビューティーを思い起こしてしまった。日本的に心の闇を描いたのだろうなあ。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-19 17:26:19) |
6.映画を観る時、この映画は何が言いたいのだろうかと主人公の行動に大義名分を探してしまうものだが、そんな観る方の期待を見事に裏切った完膚なきまでの復讐劇。十分楽しませてもらいました。テレビドラマの熱血教師のパロディ(?)や全体を通しての暗い雰囲気も結構好きです。原作未読ですが、今度読みます。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-03 23:25:13) |
5.爽快感あふれる極上の復讐エンターティメントでした。「人の命は地球より重い!」「悪を憎んで人を憎まず」「愛は必ず勝つ!」そういった、きれいごとやお約束に支配されている現在の日本。なにかつまらない。しかし、この作品はそんな閉塞感を吹き飛ばす内容です。「たとえ少年といえども愛娘を殺した者は許さない。完膚なきまでに倒す。」普段、復讐はダメだと思っていながらも、みんなこういう作品を待っていたんですね。だから最後のあのセリフには爽快感を覚えたし、大ヒットしたのだと思います。時代は変わりました。いい意味で(笑) 最後に、考察するとこの作品はダークナイトでいう「ジョーカーを演ずる大人」VS「自分をジョーカーだと勘違いする子供」の対決であると思います。ジョーカーという超越的な存在だと勘違いした子供(犯人)をあえてジョーカーを演じ、倒すというのがこの作品の醍醐味ではないでしょうか? 【のび太】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-28 19:05:03) |
4.まず本作レビューの前に原作である
湊かなえ著「告白」について少し書きたいと思います。
というのもこの原作本はどことなく不完全で、 悪く言ってしまうとどこか素人臭い文章のような気がしてならなかったからです。
そしてその不完全さこそが原作本の大きな魅力だと思います。
つまりは本作に書かれてあること全てを読み込んで信じるだけでは不完全のまま
モノローグ形式で書かれる本作の「真実」と「嘘」を自分で解読しながら読んでいくというのが 原作「告白」の楽しみ方だと個人的には考えます。
本作の監督である中島哲也も 脚本執筆に辺りまず始めに手がけた事も原作の虚実の選別だったそうです。
映画は小説と違い人の表情が垣間見えるモノなのでこの選別はある意味必然の作業だったともいえます。
次にこの原作本を出演者の生徒全員に読ませ、一人一人と面談 リアルな13歳の感想を聞き、作中に反映させたそうです。
そこで分かった事は本作を読んだ13歳の生徒の多くは 本作の内容を一点の曇りも無く「真実」と判断。
それは原作で描かれた13歳とは余りにもかけはなれた純粋な13歳でした。
マスコミは煽ります「少年犯罪の凶悪化」
はたしてそうでしょうか?
管賀 江留郎著「戦前の少年犯罪」を読めば明らかなのですが 過去の少年犯罪の方が遥かに残酷 現代の子供達はむしろどんどん安全になっている。
最近の子どもを怪物扱いする事の浅はかさに気付かされます。 正に私の思う湊かなえ著「告白」の最大の問題点はここで 現代の少年少女達をさも怪物のように見立てまるで現代の社会問題のようにしているところにあると思います。
例えば本作の一文に
『親殺しは近年ニュースで取り上げても「ああ、またか」と思う程度』
という文がありますが国の統計では少年による凶悪犯罪は1958~1966年までがピークでその後は急激に減少しているのです。
なので私は本作を楽しむ際、
現代を生きる13歳をキチ○イのように描く事こそ「嘘」つまり「ファンタジー」 だと解釈して楽しむ必要があると考えます。
だからこそ本作の映画化に日本が誇るファンタジー系映画監督 中島哲也が手を挙げた事は、大変幸運な事だったといえるでしょう。 【吉祥寺駅54号】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-14 23:20:10) |