映画『ごろつき(1968)』の口コミ・レビュー

ごろつき(1968)

[ゴロツキ]
1968年上映時間:92分
平均点:7.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アクションドラマスポーツものヤクザ・マフィア
新規登録(2010-08-02)【青観】さん
タイトル情報更新(2022-08-18)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督マキノ雅弘
助監督伊藤俊也
演出日尾孝司(殺陣)
キャスト高倉健(男優)大場勇
菅原文太(男優)山川一郎
大木実(男優)沢田健三
吉村実子(女優)沢田友子
石山健二郎(男優)浅川正義
田中春男(男優)上等兵
八名信夫(男優)風間
三益愛子(女優)房代
清川虹子(女優)輝子
曽根晴美(男優)村井
金子信雄(男優)須山
渡辺文雄(男優)唐沢重吉
脚本石松愛弘
音楽渡辺岳夫
主題歌高倉健「望郷子守唄」
撮影飯村雅彦
企画俊藤浩滋
矢部恒
配給東映
美術中村修一郎
編集田中修
スポンサーリンク

💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

1.ネタバレ 高倉健とまだ東映に入って間もない頃の菅原文太が共演するマキノ雅弘監督の任侠映画。任侠映画には違いないのだが、前半は任侠映画というよりはキックボクシングを題材にした青春スポーツ映画のようになっていて、いつもの東映任侠映画とは毛色が違うが、それがかなり新鮮だったし、こういうのもいいなと思う。菅原文太はこの頃まだ東映では売出し中の頃なので、チョイ役なんだろうなと見る前は思っていたが、高倉健と一緒に田舎から上京する友人役で、完全にもう一人の主人公という立ち位置で描かれていて、これが本作最大のみどころではないだろうか。中でも、高倉健が流しの歌手として菅原文太のギターで「網走番外地」と「昭和残侠伝」の主題歌を歌うシーンは珍しく、今となっては貴重すぎる映像で、もちろん、マキノ監督の東映任侠映画ファンに対するサービス心のようなものも感じられる。ヒロインとなるボクシングジムのトレーナー(大木実)の妹を演じる吉村実子、決して美人というわけではない、どちらかと言えばバタ臭い感じのする女優だが、ボクシングジムという男臭いところにいる女性としては美人女優よりもこういう感じの女優が演じているほうがしっくりくるかもしれない。脇役たちが光っているのもマキノ監督らしいところだが、とくに主人公ふたりを何かと気に掛ける男を演じた石山健二郎が良い。当時のキックボクシングのスター選手だった沢村忠も出演しているなどしているのは当時のキックボクシングの人気をうかがい知れる。任侠映画なので仕方がないが、個人的にはヤクザを絡めずにボクシングの話だけで終わっていても良かった気はする。でも、久しぶりに見たマキノ監督の映画で、見ていて単純に楽しめたし、今年何本か見た高倉健と菅原文太の共演作の中ではいちばん気に入った映画だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2015-12-10 00:45:25)
👍 1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
8133.33%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ