5.純粋に楽しめた。何よりストーリー。吉高の演技がどんなに酷かろうと、風吹ジュンがどんなにやりすぎであろうと、ストーリーが面白ければ、引き込まれるものだ。決してスッキリとするエンディングではないし、やりきれない内容ではあるけれど、でもそれが人間なのだという説得力が、この話にはあると感じた。主役の福山ですら、ストーリーとそれを織り成す人間たちを前にして脇役にしてしまう、潔い演出が成功していると思う。 【ぽん太】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-14 20:24:37)
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4.いいんじゃないですか。“湯川の仮説”という名の真相が明かされる際の湯川への丸投げっぷりなど気にはなるのだが、注目していた少年との関わりなど充分な満足感。チョイ役でも妙に豪華な配役で、個人的な出色は西田尚美。まあもともとご贔屓女優ではありますが(笑)。西田尚美とやっぱり前田吟に心の1点ずつを。 【まつもとしんや】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-06 14:08:18)
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3.個人的に「容疑者Xの献身」は大嫌いな映画だったんだけど、前作よりは随分楽しんで観ることができました。夏の空気感が伝わってくる映像や、役者の演技、ペットボトルロケットで実験するワクワク感、そして所々ハッとさせられる編集など、見所は沢山でした。TVドラマの映画化でここまでシッカリしてる映画は初めて観ました。とくにペットボトルロケットのくだりは良かった~。自分も、子供の時に親父と一緒に試行錯誤しながら飛ばした思い出が蘇ってきて、感動倍増でした。湯川の主義、心情も伝わってきました。最後に一瞬映る調査船にもハッとさせられます。ただ、事件の真相は「容疑者Xの献身」同様、あまり共感できるものではなかったです。「家族のため、大切な人のため」と言いつつも、裏を返せばただの身勝手としか感じられませんでした。極論ですが、つい最近、人を殺して「けじめつけてきます!」と言い残し自主したヤツがいましたが、あれに似た気持ち悪さがあります。美談のように描いてますが、やってることは結構エグいと思います。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-07-23 11:47:44)
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2.しっかりと泣かされました。「東野作品」の映像化は全般的に上手くいった作品が多いなと感じます。この作品もその一つかと。白竜の演技に心持ってかれました。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-07-07 22:13:19)
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1.この事件は別に湯川先生じゃなくても解決できなくない?警察で十分事足りる(子供がわかったくらいだから)最初の事件にしてもそれ程驚きもなく、むしろそうなると動機が弱くないか?って思うし、旅館の事件も同じく。海を守るって話も結局どうなったのか。前作が良かっただけに残念です。湯川先生を出せば何でも面白くなると思ったら間違いです。いい所と言えば、湯川先生と少年とのやり取りがほのぼのしてて良かった事と杏さんの魅力が全開だった事彼女がお気に入りの人にとっては一見の価値あり。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-07-01 20:01:35)
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