映画『舟を編む』の口コミ・レビュー

舟を編む

[フネヲアム]
The Great Passage
2013年上映時間:133分
平均点:6.59 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-13)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2013-03-28)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【にじばぶ】さん
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監督石井裕也〔監督〕
演出飯島奈美(フードスタイリスト)
キャスト松田龍平(男優)馬締光也
宮﨑あおい(女優)林香具矢
オダギリジョー(男優)西岡正志
黒木華(女優)岸辺みどり
伊佐山ひろ子(女優)佐々木薫
加藤剛(男優)松本朋佑
小林薫(男優)荒木公平
鶴見辰吾(男優)村越局長
池脇千鶴(女優)三好麗美
八千草薫(女優)松本千恵
渡辺美佐子(女優)タケ
森岡龍(男優)江川
波岡一喜(男優)編集者
斎藤嘉樹(男優)小林
山谷花純(女優)
小篠恵奈(女優)
藤村聖子(女優)
宇野祥平(男優)宮本慎一郎
又吉直樹(男優)
前野朋哉(男優)
芹澤興人(男優)
出演麻生久美子ポスターの女優
原作三浦しをん「舟を編む」(光文社刊)
脚本渡辺謙作
撮影藤澤順一
製作テレビ東京(「舟を編む」製作委員会)
松竹(「舟を編む」製作委員会)
アスミック・エース(「舟を編む」製作委員会)
電通(「舟を編む」製作委員会)
朝日放送(「舟を編む」製作委員会)
朝日新聞社(「舟を編む」製作委員会)
読売テレビ(「舟を編む」製作委員会)
配給松竹
アスミック・エース
美術原田満生
衣装宮本まさ江
伊賀大介(「大渡会」ポスタースタイリング)
ヘアメイク豊川京子
編集普嶋信一
録音加藤大和
照明長田達也
動物トラさん
その他IMAGICA(現像)
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

26.ネタバレ 言葉に対して、改めて真摯な気持ちで生きていこう…。
そう思わせてくれた この映画に感謝しています。
宮崎さんの「嬉しいけど、読めないじゃん!」は、見事でした。
その後に続く「辞書で調べなさいよ!いや、調べないでいい」
やり過ぎるとコミカルになってしまう難しい台詞・流れだと思うが、
絶妙な雰囲気でした。女性の気持ちの揺れ動きがヒシヒシ伝わって来る。
それにしても「愛」に「あ・い」の音を充てた人は、誰なんだろう。
それって、50音順が確定する前の時代なのかな?。
母音のトップ1・2じゃないですか。そこまで考えて名付けたのか?。
最も大切なものに、その2つの音を充てた人を尊敬します。偶然?。
じょるるさん [映画館(邦画)] 8点(2013-04-16 18:41:05)
👍 1
25.宮崎あおいの「上で食べよう。」のシーンから、十二年後のシーンへ転換する鮮やかさ。
のちに登場する「香具矢さんは馬締さんの配偶者なの」といった台詞の妙が
石井監督らしくて面白い。

または、加藤剛の死去の場面。
病院の廊下に立ち尽くす松田龍平の横顔から、喪服姿の松田・宮崎が傘を差しながら
坂道を登ってくるロングショットへと画面は転換する。
そして二人が蕎麦を一口すする静かな食卓のショットが窓の雪を映し出す。
そのカメラワークが情感に溢れ、素晴らしい。

この手の物語でありがちなパターンである、
結婚式やら恩師の死やらの劇的イベントに時間を割いて感傷的に盛り上げるといった
媚びになるシーンをことごとく割愛してみせる節度ある姿勢に
非常に好感を持つ。

酒を飲めなかった黒木華が、ビールを一気に飲み干す。
吃音っていた松田龍平が、自然に仲間たちと会話を交わし、チームを統率する。
ツマを盛りつけていた宮崎あおいが、凛とした立ち姿で主菜をふるまっている。
外見の変化だけに頼ることなく、具体的な行動の変化によって
時の流れと人の成長を描く。そうした演出方法も真っ当だ。

ほぼ全てのキャラクターが善良すぎる点は玉に瑕だが、
オダギリジョー、小林薫、伊佐山ひろ子などなど、いずれの配役も味がある。
書物の積み重なる編集部や下宿の内装美術も相当に凝っており、素晴らしい。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2013-04-18 23:58:22)
24.ネタバレ とても丁寧に作られた良品だと思います。
マジメ君の下宿の部屋、底が抜けそうな物干し?ベランダ?
大量の紙に囲まれてインクの匂いがしみついているような古びた編集室。
すべて作りものとは思えない仕上がりのなか、個性をつかんだ俳優たちの
演技もまともです。
松田龍平君はマジメ君を好演、われらがオダギリジョーは、ちょっと無理のあった
軽い若者から働き盛りサラリーマンを徐々に人情味を見せてホンワカ笑わせてくれます。
あおいちゃんもさすがに上手かった。
もちろん脇を固めるベテランさん達には文句のつけようがありません;
ただ・・ちょっと不満、不自然なのが、二人が結婚したあとの感情のぶつけ合い、
このマジメ君ではすれ違い?の方かな、が全く描かれていないので
ちょっと・・作り物が透けてしまった感です。
戦前の日本の夫婦に会ったような、妻は夫に従い、といった面を描きたかったのかな。
結婚前のかぐやちゃんならば、もっと自己主張もあってぶつかり合いも
あるのが自然な流れのような気がしました。


AKOさん [映画館(邦画)] 8点(2013-04-21 00:48:10)
👍 1
23.辞書を作る話・・・なんかパッとしない内容だなぁと思いながらも見に行ったんだけど笑えて泣けて、とっても良かったです。松田龍平はやっぱりいい。
黒ネコさん [映画館(邦画)] 8点(2013-05-06 22:39:22)
22.いい映画でした。辞書作りのプロセスが丁寧に描かれていて興味深いです。配役も、原作未読にもかかわらずぴったりだと感じさせてくれるキャストでした。恋愛パートをあっさり進めたのも最近の邦画においては珍しい作りで面白いと思います(もしかしたらそれも原作通りなのかもしれませんがなにぶん未読なので・・・)。年代設定が1995年という、出版においてIT化が十分なされていないだろうと想像できる絶妙な年代なのも上手い演出だと思います。そうでなければ終盤のハプニングなんてあっさり解決してしまいますから。 あと、オダジョーの西岡が良いアクセントになって地味になりがちな画面を上手く締めてくれました。
MASSさん [映画館(邦画)] 8点(2013-05-11 18:23:12)
👍 2
21.ネタバレ  辞書を作る話に2時間。・・・どんなものかと思いましたが、静かながらも熱く真剣な気持ちが伝わり続ける、力強いドラマに感動。日本の映画の良さが全部出ているのではないかと思っちゃうくらいの味わい深さでした。
 馬締君も香具矢ちゃんも、出演者の皆様それぞれが地味ながらもすごく良い味をだしてくれているわけですが、なかでもとりわけオダギリジョー演じる西岡さんが最高に好きですね。
 「映画ってやっぱり楽しくなきゃね!」と思っている僕にとっては、西岡さんがからむたびに映画館でおこる笑いが心地よく、それでいて彼が泣くシーンにはこちらも胸を打たれてじーんとしちゃいました。
 また、「まじめっておもしろい」の映画のキャッチフレーズ通り、確かに「まじめ」もつきつめれば良い意味で面白い。正真正銘の真面目さから生み出される面白さというものをしっかり堪能させてもらいました。
 いや、この映画は本当に良かったです。
 この映画を観て元気づけられる人って、世の中にいっぱいいるんじゃないですかね!日本人の良さって、何と言っても「まじめであること」だと思うんです。そしてやっぱり「ものづくり」にかける誠意や熱意だと思うのです。
 もともと日本人が持っている良さってものを、辞書作りとそれに携わる人達のドラマを通して再認識させていただきました。
たきたてさん [映画館(邦画)] 8点(2013-05-31 03:08:26)
👍 3
20.ネタバレ 最寄りの映画館での上映が今週で終了するとのことで、駆け込みで観てきました。とても丁寧に作られた映画でした。恋、笑い、真剣、別れ、団結。15年間の辞書づくりを通して綴られています。辞書作りの流れ(用例採集、見出し語選定、語釈、校正、印刷)の様子がよくわかりました。用例採集が面白い。今でも編集者さんは、いつも用例採集カードを持ち歩いているんでしょうね。最近は携帯・スマホに入力でしょうか?
絵も綺麗です。役者さんの表情、下宿から街並みまで非常にレトロです。ディジタルではなく、フィルムで撮影されていたことが判明。こだわっています。
それから、パンフレットですが、何と、縦書きです! 辞書に使われている紙が使われていたり、出演1分程度のちょい役の人やポスターモデルの人まで出演者紹介(写真、オリジナル語釈付きで!)されています。しかも、台本付き。全128ページです。こちらも真面目に作られています。台本を読み返してみると、微妙に変更が加えられた箇所が解って面白いです。割烹梅の実での西岡の台詞が違ったり、香具矢から告白の返事をもらった後の馬締のリアクションなど。。とても楽しめました。  最後に、主題歌が無かったことがちょっと残念。個人的には、熊木杏里さんあたりに歌って欲しかった。しかし、そう思い巡らせられることも、この映画の後味を良くしてくれているのかも知れません。
urslaさん [映画館(邦画)] 8点(2013-06-03 05:07:00)
19.ネタバレ 本屋大賞の作品は、原作は良い物が多いが、映画になるとちょっととというものがあったが、これは、良い脚本、キャスティングで良い映画になっている。馬締という青年は、あまりにも生真面目で、話しが苦手だが、度をこしたような粘り強さ、そうかなと思っていたらアスペルガー症候群として書かれているということで納得、そういう彼は気の遠くなる作業を綿密にやることが天職だったんですね、辞書づくりのこの過酷さ、頭が下がります。その彼を取り巻く、辞書編纂室、下宿のみんなの彼を受け入れ、変人であるが仲間として取り巻いている、おそらく正反対で社交的なオダギリジョーまで、出来すぎかもしれませんが、いい話に仕上がっています。
minさん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-14 22:10:52)
18.ネタバレ とても地道に一冊の辞書を作り上げる生真面目な担当者の皆さんの映画らしく、とても丁寧に作られていたと思います。そもそも、辞書作りをする人を描く映画というものが初めてなんじゃないかな。その知られざる世界は実に興味深く、しっかりと堪能出来ました。一冊作るのに15年かかるという気の遠くなるような大変さもさることながら、街中で知らない言葉に出会ったら紙にメモしていく「用例採集」という作業、あんなの辞書作る人以外ではまずやらないだろうな、というそのお仕事がとても面白い。そんで、登場人物。言葉が大好きなまじめ君は口べたで喋るのが苦手。そんなまじめ君とは正反対キャラの西岡さんとの掛け合いが見ていて本当に楽しい。というか、役者さんが全員素晴らしい演技してましたね。これはそれぞれの役者さんの力量も勿論なんですが、その役者さんに合った配役の見事さもあるのかな、という気がします。勿論、演出も巧いんでしょうけど。それから下宿の中の様子を、とっても味わい深く撮影されてましたね~。ああいう雰囲気のある建物ってやっぱりいいですね。ストーリーは、一冊の辞書を作り上げる、ということだけなんですが、その過程で新しい出会いと別れ、成長というものがあるわけですね。辞書作りも、話の進み口調も、なんだか「コツコツ」という感じで、そのコツコツ感がとても心地よい作品なんです。あ、音楽も良かったです。日本映画の良さみたいなものが凄くよく出てる傑作です。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-31 00:31:24)
👍 2
17.ネタバレ 日本語の拠り所となる辞書を作り上げる15年の歳月。辞書が完成する過程と編集部の面々が過ごした日々が折り目正しく綴られている所に好感が持てました。一人毛色の違う西岡は物語に奥行きを与えたキャラクターで、広告部へと異動する際の「広告部でも大渡海の力になる」という力強い言葉に、組織人としてのあるべき姿を見せつけられました。題名から時代劇だと思っていたのですが嬉しい見込み違いでした。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 8点(2014-01-04 01:59:10)
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16.ネタバレ すんなり観れる良い映画でした。最後の10分位(発表会以降)から急に失速するのが残念。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-01-30 21:44:18)
15.ネタバレ 辞書作りの映画なんて地味で退屈に違いない。 
なんて、観る前は思っていたが、地味ではあるものの決して退屈な作品ではなかった。

龍平演じる馬締(マジメ)君と、オダジョー演ずる西岡くんのコンビが微笑ましい。
人々の愛嬌に加え、1シーン1シーンが丁寧に編み込まれているようで、見入ってしまう。
導入部分は、知的好奇心が刺激され、言葉の海を航海する なんて、ロマンがあるなーなんて思った。

スピード感が重視される現代で、10年以上もかけて、ひとつのプロジェクトを遂行する経験なんて、なかなかできないよな…。
すべからさん [映画館(邦画)] 8点(2014-02-05 00:13:45)
14.ネタバレ タイトルの「ふね」は「船」ではなく正しく「舟」だ。軽くてもろく、孤独な舟で言葉の海を渡るのだから、本来なら「舟で編む」が正しいのでは?と思うところだが、「に」を「を」にするだけで、単なる説明ではなく詩的な深みが出るのだから、言葉というものはつくづく油断がならないと思う。馬締君や西岡君の成長ぶりを見ていると、辞書とともに編集者たちも年月とともに練られている。だから、辞書作りの現場や空気感、人間関係、作業の成果などひっくるめて、「舟を」になるのかなと思う。ただ、時の流れを表すのに、キャラたちの髪型だけでは辛い。もっと明確に、10数年たったという背景映像が欲しかった。
それと、バーガーショップでのシーンではたと気がついた(このシーン、かなり好き)。ラーメンや税金、スーパーなど1つのテーマをとことん追究して面白い作品を撮った伊丹監督なら、「辞書の男」とでも名づけたんじゃないかと。彼の作品だったら、煙草の煙が充満した編集室になり、かぐやさんはくわえ煙草のミニスカートで登場したかも。伊丹バージョンの「舟を編む」 できることなら見てみたかった。この映画は個人的にはすごく好きだが、ユーモアが中途半端だった。原作は笑いどころがいっぱいあるのに、それだけが残念。
tonyさん [DVD(邦画)] 8点(2014-02-13 13:55:13)
13.ネタバレ 辞書作りの裏側にへぇってなり、ほのぼのとした人間関係に癒される。そんな映画。
オダジョーがいい味出してて盛り上げてる。
ドンマイさん [映画館(邦画)] 8点(2014-04-16 02:18:13)
12.ネタバレ 原作未読。
尺の都合もあるのか、話の展開に省略の跡が感じられる場面が数箇所ありました。ただ、不明瞭または不自然というほどではなく、むしろ事情や心情を想像して楽しめました。

当初、純文学的な作風になるのかな?と思いきや、うっすらコメディタッチで、
しかしながら、過剰に笑わせに来ないところが見事なバランス感覚だと思いました。

キャストが粒ぞろいということもあり、彼らの演技に対しては特に文句なしです。
演出も良いのでしょう。というか、泣けるシーンの演技演出が…自分の過去の体験を想起させるようで度々ボロボロっと来ました。

「言葉」が1つのアイテムになっているので、日常で気にかけなかった語義や、言葉遣いが見れて聞けて、飽きることがありませんでした。

唯一否定的に見たのは、ああいう状況になった場合の、過酷な労働を美化してる?
マネジメントとして、プロジェクトリーダーとしてどうなんだ、というところでしたが、
出版社はそういうものなのでしょうね。

でも正直もう一度見たい作品です。
よこやまゆうきさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-22 00:46:18)
11.ネタバレ タイトルから想像すると小難しい映画かと思ったら、きわめて直球のわかりやす映画だった 前半、宮崎あおいが出て来るまでにかなり間があって、それはそれで主人公の人生の最良の転換点が描かれていて結構面白かった 宮崎あおいと会って結婚するまでも笑えるシーンが多くて楽しい 出会いの場面などあまりにもベタで気恥ずかしいと思ったが、この映画なら許せる範囲だ ラブレターを渡すシーンも結構あっさりで「渡すんかい!」とか、告白するシーンも「ああ、言っちゃったよ」とかいちいち画面に突っ込んだ(笑) しかしそれ以降、宮崎あおいの存在が印象不鮮明で居ても居なくてもいい感じに思えた ヒロインの表情もさえなくて、むしろマジメ(主人公)との結婚生活に問題が有る様な演出にも思えたのは私だけだろうか 辞書の編纂に恐ろしいほどの時間が掛かって、出来上がるまでにも様々な問題や監修の先生の死などのドラマもあって、むしろ静かだがスポコン物の様な展開だ 数々の問題を乗り越えながらも新しい仲間が増えたり、何十年も一つの仕事に関われるなんて羨ましい職場だ 地味で以外に長かったけど良い映画に出会えたと思った
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-04-23 10:44:27)
10.ネタバレ <原作未読>これが辞書作りか…。いくら商売でやってるとはいえ地道な作業を十数年、場合によっては二十年以上続けていく必要がある。しかも、新しい言葉が生まれては短いスパンで消えていく現代において『大渡海』のような野心的な辞書の編纂は気の遠くなるような挑戦。もはや伊能忠敬級ではないかと…。自分は仮に主人公と同じだけの知識を持っていたとしても、こういった仕事には関わらないだろう。気が狂ってしまう。加えて割に合わないと思うのはこれだけ苦労して辞書を作り上げたところで大金が手に入るわけでも、世間から称えられるわけでもないこと。だからこそ彼らに光を当てた本作は面白さ云々を超越した価値がある。…と言うとまるでつまらなかったかのようだが、そうではない。「マジメって、面白い」が上手く表しているが、ちゃんと面白い映画でもあり、最終チェックが終わったときの喜び・感動なんかは見た目こそ地味だけど、ハリウッド映画でよく見かけるNASA職員たちの派手な「YEAHHHHHHHHH!」にも全然負けてない訳ですよ。世の中にはもっと賞賛されて然るべき人たちがいることを教えられた映画。辞書は大切に使わなきゃな。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-25 18:09:54)
9.この映画は、スタッフみんなが大渡海のようにコツコツとまじめに作ってきた、そんな印象を受けました。地味な話だけど芯がしっかりしているし、変に笑いや一般ウケに走らないところが高いセンスを感じました。日本も、こういう仕事がきちんと評価される社会になってほしいですね。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-26 22:58:41)
👍 1
8.ネタバレ 真面目でトンチンカンなヤツといえば、現実ではともかく物語世界ではかなり勝率の高いキャラクターだと思います。数々のほほえましい失敗をやらかしつつも、必ず最後にはうまくいくタイプ。三浦しをんの原作においても、そのフォーマットが活かされていたし、もっとコメディ色も強かったと思います。しかし、松田龍平の(石井監督の)馬締はそうではなかった。オダギリジョーや宮崎あおいの光を浴びて月のように光る馬締。ごく当たり前に真面目な馬締。抑えた演出。そこが妙に気持ちのいい映画です。加藤剛、ベストキャスト。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2014-05-04 23:09:24)
7.登場人物がそれぞれに魅力的でとても良かったです。
辞書編集という地味な作業を描いた作品ですけど、内に秘めた静かな情熱のようなものが感じられて感動的でした。
1つの辞書が完成するまでに途方もなく長い時間が掛かるということがよく伝わってきて、久し振りに辞書を持ち出して引いてみたくなりました。
最近はネットでなんでも調べられるようになって便利になったけど、ずっしりと重みの感じられる分厚い辞書でわからない言葉の意味を調べるというのは、言葉の海に航海に出る冒険物語のようでワクワクしますね。
もとやさん [地上波(邦画)] 8点(2014-05-07 15:45:48)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 6.59点
000.00%
100.00%
211.06%
333.19%
444.26%
51212.77%
61819.15%
72728.72%
82627.66%
933.19%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

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