映画『裸のチェロ』の口コミ・レビュー

裸のチェロ

[ハダカノチェロ]
The Naked Cello
(Il Merlo Maschio)
1971年上映時間:107分
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
コメディエロティック
新規登録(2013-06-11)【ramo】さん
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監督パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
キャストラウラ・アントネッリ(女優)コンスタンツァ・ヴィヴァルディ
ランド・ブッツァンカ(男優)ニッコロ・ヴィヴァルディ
原作パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ(原案)
脚本パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
音楽リズ・オルトラーニ
撮影シルヴァーノ・イッポリティ
製作シルヴィオ・クレメンテッリ
編集マリオ・モッラ
あらすじ
イタリアのセクシー女優ラウラ・アントネッリが美しい裸体を惜しげもなく披露する奇想天外な官能コメディー。 存在感の薄いチェロ奏者・ニッコロは、美しい妻・コスタンツァの淫らな写真を撮影することでストレスを解消している。ところが日々の悩みはどんどん大きくなる一方で、それと比例するように妻への欲望もどんどん膨らんでいき、彼女に対する要求も次々とエスカレートしていくばかり。ついにニッコロは、オペラ公演の舞台上で集まった観衆の目前に彼女の全裸を披露しようという、恐るべき行動に出る…。
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【口コミ・感想】

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1
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4.ネタバレ 正直いうと、以前から私は女性の後ろ姿のヌードとチェロやヴァイオリンのシルエットに、近似性を感じていました。その私のちょっと人には言いづらい性癖をラウラ・アントネッリ=チェロという図式で映像化してくれるなんて、さすがイタリア映画です。 監督しているのがパスクァーレ・フェスタ・カンパニーレで、この後にほとんど狂気と言えるほどのぶっ飛びぶりが強烈な『セックス発電』という私が愛して止まない艶笑コメディを撮っているんですよ。実は本来は小説家・脚本家で業績を残して来た人で、ヴィスコンティの『若者のすべて』『山猫』などでも執筆し、『祖国は誰のものぞ』ではアカデミー脚本賞にノミネートされています。60年代からは監督業にも進出して20年間で42本もの作品を手がけていますが、この分野ではB級映画専門の職人監督に徹しています。 オーケストラのチェロ奏者ニッコロ・ヴィヴァルディ君はイケメンだが影の薄い人物で、指揮者にもどうしても名前を覚えて貰えない。ヴィヴァルディなんて姓の音楽家ならインプレッションが普通の人よりありそうなものですが、名前の喪失というモチーフはこのストーリーの心理学的な背景になっている感じです。妻のラウラ・アントネッリも時々夫の名前を度忘れするし、終いにはニッコロ本人まで自分の名前を思い出せなくなる記憶喪失状態にまでいっちゃいます。アントネッリは『青い体験』でブレイクする前でこれが実質的に初主演みたいな感じですが、その見事な肢体には圧倒されてしまいます。この映画は俗にいうイタリア式艶笑ものとはちょっと違う路線のような気もしますが、だんだん変態地味てくる夫の要求に嫌々ながらも応じて露出癖に目覚めてくる、まあ当時のイタリア男性(というか全世界)の理想的な都合の良い女なんですが現在のフェミ界隈からは「女性を男性に都合の良いモノ扱いしている!」と怒られそうですがね。 ラストはニッコロ君は艶笑コメディではあり得ない悲惨な末路になってしまうのですが、まああんだけのこと仕出かしたんだからしょうがないよね。でもチェロのケースの凹凸にぴったりと収まるアントネッリの美ボディを拝めたんだから、損はないかな。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2025-05-18 21:52:23)
3.ネタバレ 「居るんだか居ないんだか分からないヤツ」である主人公が、美しい妻(の裸身)を他人に見せつけることで自己肯定感を得られるコトに気づき、次第にその行為に溺れていく…というお話。最終的には依存症状態に陥り、挙句は精神病院にブチ込まれてジ・エンド。コメディという建付けではあるが、まあまあ(いやかなり)悲惨な話である。個人的には正直あんまし笑えない。

そして、その主人公側の心理(=自己顕示欲の発散)の方はまあ理屈が分からなくもないのだが、じゃあ何故にこんなイカレポンチに妻の方が唯々諾々と従っているのか、という部分については作中で大した説明が無い。普通、最初はイヤイヤだったけど次第にそれが快感に…とかいう(主に性的な方面の)理屈付けがあって然るべきだと思うが、そちらに向かっちゃうとコレが完全にワイセツ作品にもなりかねないというコトを危惧でもしたのか、今作はそっち系のお話には全くなっていない(それは夫の側も同様で、彼の方もこの行為によって「性的に」興奮しているワケでは全然ないのである)。お話としてつくり込みが甘いとも感じられる上に、本質的には本作は「エロい」お話というコトでもないのが実際なのですよ。コメディ・ポルノというよりは、あくまで裸がふんだんに出てくるブラック・コメディという方が実態に合っていると思う。期待していた部分(明るいエロと明るい笑い)に関しては、率直にちょっと期待外れな印象。

とは言え、アントネッリ嬢の美貌(とオッパイ、加えて尻も)は確かに非常に素晴らしい。ちょっと評価の難しい作品、というヤツかも知れない。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2021-03-24 22:01:46)
2.ネタバレ 私は割と変態おやじなので、主人公の気持ちがわかる、わかる・・・精神病院にはお世話になりたくありませんが・・・(笑)

ストーリーはあってないようなものだが、ラウラ・アントネッリの裸体が美しいことこの上ない(それだけでも観る価値のある作品だ)。

私は決してオッパイ星人ではないと思っていたのだが、彼女のオッパイは理想のオッパイだ(なんのこっちゃ)。

女性のしゃがんだ後姿がチェロの形にソックリなとこに、妙に感心しまった今日この頃でした。

ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2014-05-25 03:06:14)(良:1票)
1.ネタバレ この時代のイタリアエロス映画って、今ではもう「つまらない・くだらない」というイメージがあり、ラウラ・アントネッリも名前だけは聞いたことはありましたが、見たことがなく、当然この作品も全然期待はしていませんでした。最初は予想通り、大したことない感じでしたが、ラウラ・アントネッリの裸が出てくるたびに、その美しさとエロさに魅かれていき、だんだんとストーリーも面白く感じられるようになってきました。あの素晴らしいボディーは、今でも通用しますね。特に、列車やオペラのステージでの露出は、そういうプレイが好きな人にはたまらない内容だと思います(笑)。でもラストの精神病院に入院というのはちょっと笑えませんでした・・・
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-11 21:46:11)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
64100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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