映画『ホタル(2001)』の口コミ・レビュー

ホタル(2001)

[ホタル]
The Firefly[米]
2001年上映時間:114分
平均点:5.31 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-05-26)
ドラマ戦争もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-29)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督降旗康男
助監督佐々部清
キャスト高倉健(男優)山岡秀治
田中裕子(女優)山岡知子
奈良岡朋子(女優)山本富子
小澤征悦(男優)金山文隆
水橋貴己(女優)藤枝真実
井川比佐志(男優)藤枝洋二
伊藤洋三郎(男優)藤枝真一
原田龍二(男優)鉄男
本田大輔(男優)春吉
笛木優子(女優)戦時中の知子
小林綾子(女優)大塚久子
小林稔侍(男優)緒形成文
石橋蓮司(男優)山崎
中井貴一(男優)中嶋
夏八木勲(男優)竹本
田中哲司(男優)鈴木
小林滋央(男優)司会者
脚本降旗康男
竹山洋
坂上順(脚本協力)(ペンネーム「加藤阿礼」)
音楽国吉良一
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞民謡「故郷の空」(スコットランド民謡)/「鹿児島おはら節」(鹿児島県民謡)
佐伯孝夫「森の小径」
作曲民謡「故郷の空」(スコットランド民謡)/「鹿児島おはら節」(鹿児島県民謡)
撮影木村大作
佐々木原保志(別班撮影)
製作高岩淡
東映(「ホタル」製作委員会)
テレビ朝日(「ホタル」製作委員会)
角川書店(「ホタル」製作委員会)
朝日新聞社(「ホタル」製作委員会)
東北新社(「ホタル」製作委員会)
佐藤雅夫(「ホタル」製作委員)
植村伴次郎(「ホタル」製作委員)
企画坂上順
早河洋
プロデューサー木村純一
配給東映
特撮木村大作(VFXテクニカルディレクター)
美術福澤勝広
若松孝市(装飾)
衣装江橋綾子
宮本まさ江(スタイリスト)(田中裕子担当)
編集西東清明
照明渡辺三雄
その他竹山洋(小説「ホタル」 製作委員会編)(角川書店刊)
テレビ朝日(映像・写真提供)
NHK(映像・写真提供)
毎日新聞社(映像・写真提供)
スポンサーリンク
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【口コミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
《改行表示》
1.ネタバレ 山岡夫妻のしっとりとした関係を静かに見せていきながら、彼等を取り巻く太平洋戦争中の特攻という根の深い問題をバランス良く描いています。 反戦という一方的なイデオロギーではなくそれぞれが秘めている個人的な想いを言葉や行動によって静かに吐露させていますが、私には戦争そのものよりも彼等の死生観についての意味合いの方が強い印象がありました。 金山の遺族は朝鮮人が特攻で死ななければならなかった理由に拘る為に彼の死を受け入れられずに、藤枝は生と死両方(命を救ってくれた山岡と一緒に逝けなかった戦友)に負い目を感じながら昭和の終焉を迎えた時に恩人の山岡と決別し死んでいった戦友に再会する道を自ら選び、山岡はそれらの十字架を背負いながら生き続けます。 新聞記者の特攻として生き残った事が苦しみだったのかという問いに対して、山岡が生きるという事にそんな余裕はなく、生きている者も死んだ者も皆一生懸命前を向いて進んでいるだけだという答えは生死の差に意味が有るのではなく前を向いて進む事の大切さと同時に、金山や戦友への無念の思いを感じながら今日まで生きて来た事の辛さを安易に戦争に転嫁しない彼の強さを感じさせてくれます。 しかし、藤枝の自殺も戦友への呵責により生きる事から逃げたというような単純かつ軽率に語られるものでもないと思います。  ベテランの俳優さん達は全員安定していましたが、女優さんの演技が良い意味でも悪い意味でも特出していたと思います。 水橋さんの演技力は彼女の容姿と見事に反比例しています。 ことわざ辞典の「天は二物を与えず」の項目の参照例に彼女の名前が載っても良いくらいだと思いました。 対して奈良岡さんは重要かつ一人語りが多いという難しい役どころを大袈裟になる事なく完璧とも言える形で演じていた為に作品自体の説得力が数段上がったと思います。 また、田中裕子さんはほぼどんな役にも染まる事の出来る貴重な女優さんだと思いますし、彼女の表情で魅せる演技は本作でも活かされていました。 彼女の繊細かつ絶妙な表情の付け方は台詞以上に状況や心情を表現してくれます。 本作は彼女を始めとして配役がかなり良かったと思います。  回想シーンも差し込み方やタイミング等が良いために作品全体の抑えた雰囲気を壊す事なく自然な流れになっていたと思いますし、作品を通してシークエンス同士の繋ぎ方にそれ程無理がない為にストレスなく見る事が出来ました。  しかし、映像自体が粗末なものとなっていてVFXやSFXは論外ですし、画にも奥行きが感じられないカットが多数あり完全に興醒めしてしまいます。 字の下手な書道家の書き初めを見せられている様でした。
しってるねこのちさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-07-17 17:55:19)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.31点
000.00%
100.00%
226.90%
313.45%
4620.69%
5620.69%
6827.59%
7413.79%
813.45%
913.45%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS