映画『らくごえいが』の口コミ・レビュー
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らくごえいがの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
らくごえいが
[ラクゴエイガ]
2013年
【
日
】
上映時間:110分
平均点:3.50 /
10
点
(Review 2人)
(点数分布表示)
公開開始日(2013-04-06)
(
ドラマ
・
ホラー
・
コメディ
・
オムニバス
・
戯曲(舞台劇)の映画化
)
新規登録(2013-11-18)【
飛鳥
】さん
タイトル情報更新(2022-11-28)【
イニシャルK
】さん
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監督
坂下雄一郎
(「猿後家はつらいよ」)
キャスト
田島ゆみか
(女優)
林田かるほ(「ビフォーアフター」)
音尾琢真
(男優)
左甚六(「ビフォーアフター」)
斉木しげる
(男優)
かるほの父(「ビフォーアフター」)
山田孝之
(男優)
男(「ライフ・レート」)
安田顕
(男優)
死神(「ライフ・レート」)
本田翼
(女優)
作家志望の女の子(「ライフ・レート」)
加藤貴子
(女優)
映画プロデューサー(「猿後家はつらいよ」)
戸次重幸
(男優)
映画監督(「猿後家はつらいよ」)
田中要次
(男優)
近藤春菜
(女優)
箕輪はるか
(女優)
出演
笑福亭鶴光
(インタビュー出演)
立川志らく
(インタビュー出演)
林家いっ平
(インタビュー出演)
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2.
ネタバレ
『らくごえいが』というド直球なタイトルから、そしてオムニバスというお誂え向きな設えから、観客が(特に落語ファンが)想像するだろうモノとは些かかけ離れた内容だと言ってしまっても好いだろう。ラストに本物の落語家が「講評」を述べていくインタビューシーンが在るのだが、みな慎重に言葉を選びつつもハッキリ「落語ではない」と断じたうえで、一部は相当に微妙な表情を浮かべていたのも然もありなんとは思うのだ。ただ、やはり落語をお話としてそのまま(現代)映画の題材にするとゆーのはかなり難しいコトだとも率直に思うのだし、そもそも無理にそーしたトコロでどれだけの意味・価値があるのかという観点からも、本作の様に落語のある種の「エッセンス・コアとなる要素」あるいは「何らかの独特な設定」のみにせよソレを汲み取って活かすことをコンセプトに短編映画を撮るとゆーのは、実はそこまで悪いコトでもないかと個人的には思うのですよね。
ただ、そーは言いつつ問題は、このオムニバスが落語から取り入れているそれらの「要素」とゆーのが「コアな or 独特な」とゆーには少し的外れに思える、というコトなのですよ(だから尚更ピンと来ない…つーか)。もう一つは、やっぱ元が落語なら結局「笑い」になってない、てのは流石にダメじゃね?とゆーコトですね。この2つの観点からしても、前述のインタビューシーンで多くの落語家が明言しても居たよーに、含まれる3作品の出来は『猿後家』→『死神』→→→→→『ねずみ』の順だとゆーのは私も完全に同意見ですね。
1.ビフォーアフター(35分)※元ネタは『ねずみ』
正直、旅館の名前が「ねずみ屋」じゃなきゃ誰も落語由来だと思わんでしょーね(キャラで「左」て名前のヤツが居たりもすんだけど)。元ネタから取り入れた要素はそのまま「潰れかけの旅館が大逆転!」というお話の内容の部分、なのだケド、それこそそーいうコトじゃねーだろ!としか言い様がないのですね。どだいこのコンセプトで選んだ元ネタが「左甚五郎もの」とゆーのがもう致命的でしょ。そもそもが人情噺の系統で寄席じゃ確実に「トリ」ネタなのだし、コレをオムニバス3作品の頭に持ってくるとゆーの自体にかなり深刻なセンスの無さを感じますですよ。あまり言及すべきコトも無く、只つまんないボンクラすね(モチロン笑えもしねーし)。
2.ライフ・レート(31分)※元ネタは『死神』
「人為らざる者から異形の能力を授かる」てのがコンセプトで、コッチは見る人が見りゃあ言われなくとも『死神』が元ネタだとスグに分かるっしょ。ただ、落語の『死神』には更に元ネタがあって(アレって実はグリム童話なのですよね)、その意味ではこれもやっぱちょっとピント外れに思える、とは言いたいのです(『死神』じたい有名な噺ではありますが、落語としては相当に毛色の特殊なヤツだと思いますし)。ラストに志らくが「落語とは人の業の肯定」だという師匠の言葉を引用しますが、それはその通りで、まずはあくまで「実在し得る」レベルの可笑しな・愚かな人間の有様をポジティブに捉えて「笑おう」とゆーのが落語の本質だとは私も感じているのです。
この短編そのものとしても、オチの部分が正直イマイチなのがちょっと痛いですかね(個人的には、実は第1話同様全くハマりませんでした)。しかし、死神という「独特な」キャラのユニークさ、という意味では、コレを演じるのが安田顕だとゆーのが効きまくっていてその面のクオリティは存外に高いとも言えるのですよ。その部分で、少なくとも第1話よりは明確に上回る、とは思いますですね。
3.猿後家はつらいよ(28分)※元ネタは『猿後家』
これもラストのインタビューで林家三平が「第3話なんて全く猿後家と違うハナシじゃん!」とか言ってましたが、個人的にはコレが一番「元ネタの落語のエッセンス」を汲み取った話だと思いますね。つまり「ココロにも無いコトをベラベラ喋りまくるコト」の滑稽さを描いたコメディだ、という意味でです。その観点では、元ネタでソレをやる人物とはかなり異なる属性のキャラながら、肝心のその部分を演じる加藤貴子の「ココロにも無い」虚ろな感じは結構上質だったと思います。全体的にコメディとしても単純にそこそこ好く出来ていてまあまあ笑えるので、出来は3作では少し抜けています。今作に免じて全体の評価も1点アップしておきます。
(余談)元ネタは上方→江戸に移入されたという(実は結構よくある類の)噺なのですが、個人的にはコレに関しては上方版の方が絶対に好い!と思います。上方版は奈良見物の件の「語り」が実に心地好いのですよね(まあ演者に依るトコですが)。滑稽話ながら笑いだけでない別の価値も備えた良質な落語かと(まあ映画には活かされてませんケド)。
【
Yuki2Invy
】
さん
[DVD(邦画)]
4点
(2021-09-28 23:53:58)
🔄 処理中...
★
1.
ネタバレ
作ったのは東京芸術大学大学院映像研究科の学生。
古典落語の『ねずみ』『死神』『猿後家』を原作として、『ビフォーアフター』『ライフ・レート』『猿後家はつらいよ』の三編からなるオムニバス。
冒頭とラストには落語家へのインタビューがある。
『ビフォーアフター』は盛り上がりもなく特に印象に残らない。
『ライフ・レート』は世にも奇妙な物語風の作品。
『猿後家はつらいよ』は『ラヂオの時間』のように作者の意図から離れて作品がどんどんダメになっていくストーリー。
三編の中ではこの3話目が一番よかったかも。
原作の落語にとらわれずに大胆に構成し直していて、原案の『猿後家』は劇中劇で使われている。
ただ、『猿後家』である必要性がほとんど感じられないので、落語ファンには肩すかしだろう。
落語が原作にはなっているが、映画はそれとは完全に別物。
落語家のインタビューからは映画よりも落語に対する自負が強く感じられる。
この映画が成功か失敗かは、映画と落語を両方見てどちらが面白いか比べてみると答えが出るのでは?――立川志らくの言葉からも映画より落語のほうが優れているとの本音が滲み出ている。
個人的な感想をいえば、落語家の本心と同じで断然落語のほうに軍配を上げる。
それでも、否定的な感想も含めてインタビューを変に都合よく編集しなかった潔さは好感が持てる。
ただ、インタビュー部分はDVDの特典でよかったような…。
映画公開から半年以上経っても本サイトでは登録さえもなく、これが初レビューになるほどひっそりしていて、ほとんど知られていないようなマイナー作品としてはそれがまたごく自然に思われる。
ところが、某大手レビューサイトでは既に数十ものレビューが投稿されており、極端な賛否が激しく対立してレビュー批判のバトルのようになっているのが明らかに異様な感じ。
それを見ると、本サイトはまだずっと健全なようだ。
【
飛鳥
】
さん
[DVD(邦画)]
3点
(2014-04-18 00:48:02)
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
2人
平均点数
3.50点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
50.00%
4
1
50.00%
5
0
0.00%
6
0
0.00%
7
0
0.00%
8
0
0.00%
9
0
0.00%
10
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