映画『鑑定士と顔のない依頼人』のいいねされた口コミ・レビュー
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鑑定士と顔のない依頼人の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
鑑定士と顔のない依頼人
[カンテイシトカオノナイイライニン]
The Best Offer
(La migliore offerta)
2013年
【
伊
】
上映時間:131分
平均点:6.79 /
10
点
(Review 58人)
(点数分布表示)
公開開始日(2013-12-13)
(
ミステリー
)
新規登録(2013-12-05)【
目隠シスト
】さん
タイトル情報更新(2014-10-25)【
DAIMETAL
】さん
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監督
ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト
ジェフリー・ラッシュ
(男優)
ヴァージル・オールドマン
ジム・スタージェス
(男優)
ロバート
シルヴィア・フークス
(女優)
クレア・イベットソン
ドナルド・サザーランド
(男優)
ビリー・ホイッスラー
フィリップ・ジャクソン〔男優〕
(男優)
フレッド
声
小川真司〔声優・男優〕
ヴァージル・オールドマン(日本語吹き替え版)
花輪英司
ロバート(日本語吹き替え版)
山根舞
クレア・イベットソン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史
ビリー・ホイッスラー(日本語吹き替え版)
脚本
ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽
エンニオ・モリコーネ
配給
ギャガ
衣装
マウリツィオ・ミレノッティ
あらすじ
ある日、鑑定士のヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、クレア・イベットソン(シルヴィア・フークス)という女性に資産家の両親が遺したという家具や美術品の査定依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人は決して姿を現さず、彼は不信感を抱くが、歴史的価値を持つ機械人形(オートマタ)の部品を見つける。彼はその調査と共に、依頼人の身辺を探っていく。
【
DAIMETAL
】さん(2014-08-31)
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1.
ネタバレ
ヴァージルはビリーの画家としての才能を否定しつつも、オークションに出品された名画をビリーに安価で落札させた上で買い取り、自らのコレクションを増やしていく。このシステムで沢山集めた女性の肖像画コレクション。それらは、そのビリーを主犯格としたヴァージルと関わる数名のキャラによってあっさりと奪われる。
しかし犯人ビリーは名画が欲しかったわけではない。名画を売り払い大金がほしかったわけでもない。単に”自分の画家としての才能をヴァージルに認めさせたかった”だけなのだ。ここ大事。
そして彼の期待どおり、実際ヴァージルは彼を認める事となる。それはかつて「才能ないよ」といったそのビリーが描いたただのサギ用アイテム”クレアの母親の肖像”(クレアにそっくり)を、ヴァージルが家を売り払っても手放さず、ずっと大事にするほど愛でる事になったことで証明される。
「ビリー天才!」と口にしたわけではない。でも彼の絵が手放せなかった事は、クレアへの思いが前提にあるとしても、彼女を描いた絵が彼の心に訴えかけ、魅了するものである以上、結果的にそうした絵を描いたビリーの才能を認めてる事になるのだから。
見終わった直後は「ヴァージルは皆に裏切られ名画も持ってかれ何も残ってないわ。救いのない悲惨なエンド」と思った。
だが、いや、待てよ。この映画の英タイトルは「the best offer」(最良の出品物)。
とすれば?そう、女の肖像画に囲まれて精神的自慰に浸って、生身の女に恋を抱くことすらなかった、ましてやその肌に手袋を外して触れることもなかった”二次元萌え”のオッサンが一生に一度の恋を味わえたのだ。
それがたとえウソだとしても、あの時の高揚館・・・花束やドレスやメイク品や指輪を、愛する人を想いながら選ぶ時のときめき・・彼女の自分への思いが愛なのかどうなのかヤキモキする感覚・・他に好きな人いるんじゃないのって嫉妬心に燃える感覚、そしてメイクラブした時のあの頭のてっぺんからツマサキまでジワ~ンとする感覚、やっぱり彼女はボクが好きだった!と実感しプロポーズ作戦大成功した時の感激・・・そうした数々の【恋でしか得られないモノ】は、金で何でも手に入れてきた彼が唯一手に入れられなかったもの。これをを得たことは、たとえウソだとしても、そんなバラ色の体験を与えてくれたクレアは、彼にとって
<the best offer>(最良の出品物)
だったのだという結論に到達できよう。
ヴァージルはクレアというニセモノの恋心を持った出品物を見てbid(入札)し、最終的に手に入れた。
ヤフオクでニセモノのヴィトンバッグを買っちゃった人のように、彼女の恋心がニセモノだと後で分かったが、手にしていた間は最高の思いができたのだ。(何百枚の名画の女は、彼に感動は与えることはできても、恋する者だけが得られるこれだけの感情を与えてはくれないのだ!)
年月が経つほどにヴァージルにとっては、彼女が彼を本当に好きかどうだったかなんて、もはや関係なくなっていったのかもしれない。相手が自分を好きだったかではなく、どれだけ自分が相手のことを愛したか。そこが、一生に一度の恋の重要ポイントであることもある。最高の恋愛ってのは、なにも両思いでなくてもいい。片思いでも振られた恋でもいい。いかに深く愛せたかが重要なのだ。
彼は絵を全部持ってかれた後も金はまだあった。引っ越し先の立地(観光名所広場のそば)や内装をオーダーでする余裕などを見れば分かる。まだ”2次元萌え”オッサンであれば改めてまた名画の女性を集め直していただろう。
しかし彼は、ビリーによるサギ絵(ヴァージルにとっては事実上クレアの肖像画)1枚だけで良かった。100年価値を認められ続ける名画の女どもより、二度と会えない思い出の女性のほうが彼にとって100年の恋だったのである。いってみれば
”2次元萌え専門だったキモヲタおやじが3次元の美女との恋に目覚めちゃってリア充 ~もうあの頃には戻れないボク~”
といったコピーでもつけたくなるような映画である。絵画、オークション・・・といった崇高な世界が舞台になってるから気品あふれる雰囲気の中で進んでいく話だが、要はそういうことだ。(いい意味で)
『適当な恋の3つや4つはしても、心に深く残り続ける一生に一度の恋をしたことのないまま死ぬ人間もたくさんいる中で、金で買えない、プレシャスな恋。それを手に入れたヴァージルは、実は幸せものなんだよ(さぁ、あなたも一生に一度の恋をしましょうか?)』っていうのが、この「the best offer」という映画のメッセージなんじゃないかな。
【
フィンセント
】
さん
[DVD(字幕)]
10点
(2015-06-14 15:19:19)
👍 2
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
58人
平均点数
6.79点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
2
3.45%
4
4
6.90%
5
6
10.34%
6
12
20.69%
7
11
18.97%
8
17
29.31%
9
3
5.17%
10
3
5.17%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
5.20点
Review5人
2
ストーリー評価
7.00点
Review6人
3
鑑賞後の後味
7.42点
Review7人
4
音楽評価
7.25点
Review4人
5
感泣評価
6.33点
Review3人
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