映画『とらわれて夏』のいいねされた口コミ・レビュー

とらわれて夏

[トラワレテナツ]
Labor Day
2013年上映時間:111分
平均点:7.09 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-05-01)
ドラマラブストーリー小説の映画化
新規登録(2014-03-09)【みんな嫌い】さん
タイトル情報更新(2023-11-03)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジェイソン・ライトマン
キャストケイト・ウィンスレット(女優)アデル
ジョシュ・ブローリン(男優)フランク
ガトリン・グリフィス(男優)ヘンリー(少年)
トビー・マグワイア(男優)ヘンリー(成人)
クラーク・グレッグ(男優)ジェラルド
マイカ・モンロー(女優)マンディ
ルーカス・ヘッジズ(男優)リチャード
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク(男優)トレッドウェル巡査
J・K・シモンズ(男優)ジャーヴィス氏
ブルック・スミス(女優)イヴリン
ディラン・ミネット(男優)ヘンリー(高校時代)
安藤麻吹アデル(日本語吹き替え版)
平川大輔ヘンリー(成人)(日本語吹き替え版)
宮本侑芽(日本語吹き替え版)
Lynn(日本語吹き替え版)
脚本ジェイソン・ライトマン
音楽ロルフ・ケント
撮影エリック・スティールバーグ
製作ジェイソン・ライトマン
配給パラマウント・ジャパン
衣装ダニー・グリッカー
編集デイナ・E・グローバーマン
スポンサーリンク
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【口コミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
《改行表示》
3.ネタバレ 冒頭から、この邦題に似つかわしくない張りつめた不穏な空気が漂う。 母と1人息子。母は夫と別れたことからまだ立ち直れていない。少年も父親がいない寂しさを抱えている。 その前に現れた1人の非常に危険な男。 この前半はあまり音楽も使われず静かに作品は動き出しますが、 その分1つ1つの物音や母と息子の目線など、緊張感漂う作品の空気が見事。  それでいて、この危険な男が徐々に意外な素顔を見せる。 どこか優しさがあり、料理上手で器用。 料理の他にも、男手の無い家でクルマや家の修理を買って出る。そして少年に野球を教える。 夫と父がいなくなった2人の前に突如現れた、招かれざる客であるはずの危険な男が徐々に微妙な存在に変わっていく。 作品の空気もこの3人からも徐々に緊張感が薄れ、あたたかみが増していきます。 作品は不安定な空気を持続しながらも、その中にあるあたたかみに実に不思議な味わいがあります。  しかしこれらは過去の出来事であり、少年による回想を交えて品は進むので、 この不安定な幸せは長くは続かないであろうことを匂わせます。 次第に作品の焦点はこの3人は果たして本当に幸せになれるのか?というところに変わっていきますが、 少年が町で出会った少女が変なたとえ話を持ち出す。それは「ボニー&クライド」。 これによって見る者はますますこの3人から目が離せなくなっていきます。  ジェイソン・ライトマンは近年の作品の「マイレージ・マイライフ」や「ヤング≒アダルト」では、 人生の折り返し地点を過ぎた頃の男や女の揺れる気持ちを表現してきました。 本作はそこに思春期に差し掛かる子どもの存在を実にうまく挿入しています。 夏休みが終わり、新学期が始まる日。警官、銀行、隣人が次々に不安感を掻き立てる。 そして徐々に大きくなってくるパトカーのサイレン・・・。 しかし本作は「ボニー&クライド」にはならなかった。 長い年月を経てのラストシーンが感動的です。
とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2015-07-23 21:17:15)
👍 1
2.ネタバレ そんなに期待しないで鑑賞していたのだが、地味ながらどんどん進む心理描写に心をつかまれ、最後は泣いている自分がいた。確保される犯人のセリフ、後姿、それに涙を流す少年の表情がたまらない。
おっちょさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-09-23 17:38:55)
👍 1
《改行表示》
1.ネタバレ ケイト・ウィンスレットのどうしようもないくらいの中肉中背具合に、 あのぼろぼろのブロンドの巻き髪が包む疲れきった表情、 昔は美人であっただろうという、いかにも田舎の年増の女具合が絶妙なんだな。 それというのも、あの冒頭の寝起きに息子と一緒に鏡に映り込んだ姿が、その息子との対比もあってか、 やけに浮き彫りとなって、ああ正にそれだと思わせる。 そしてジョシュ・ブローリンは、髭を蓄えて登場する最初は、 いかにもアウトロー感があるが(登場の仕方が好い)、 別人が演じている回想を抜きに想像しても、いかにも堅く誠実な男を思わせる匂いを放ち、 また髭を剃り落とし、髪の毛も整えれば、正にその通りの男になる(その登場も好い)。 しかもだ、てきぱきと料理を作り、タイヤの交換をし、日曜大工仕事までも難なくこなす。 そしてまるで実の息子のようにヘンリーと打ち解ける。これらの描写がもう絶妙なんだな。  ジェイソン・ライトマンは、こういう人物が放つ、その人物の匂いみたいなもんを的確に導き出し、 そして切り取ることに非常に長けているんだろうな、きっと。 そのライトマンの冴え渡り方は、別に人物描写だけではなくて、冒頭のタイトルバックからの、 横移動でのあのボロ一軒家の見せ方ではっきりわかる。 この家で起こる何かというサスペンス性が確実にある、あのショットは。 的確なショットと的確なモンタージュは映画の「リズム」を作る。 「リズム」を刻めば映画は兎に角弾んで面白い。 3人でピーチパイを作るシーンの得体の知れない感動は後々になり再び呼び起こされる。 アデルの「A」、時間を越えて、必然か偶然か、想いは伝わる。 これが映画の「リズム」だと思うのだ。 これはアメリカ映画それもメロドラマの正統な継承であるというところだろうか。 更には繊細な視線劇でもあって、特に息子ヘンリーの視線、 大人への憧憬が繊細かつ見事に描かれているわけで、 というかヘンリーが軸なわけで、まぁ好い。 好いというか、もう感嘆した。素晴らしい。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 9点(2014-05-04 22:44:47)
👍 1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
428.70%
528.70%
6417.39%
7313.04%
8834.78%
9417.39%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 

■ ヘルプ