映画『そこのみにて光輝く』の口コミ・レビュー
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作品情報 ソ行
そこのみにて光輝くの口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
そこのみにて光輝く
[ソコノミニテヒカリカガヤク]
2013年
【
日
】
上映時間:120分
平均点:6.40 /
10
点
(Review 30人)
(点数分布表示)
公開開始日(2014-04-19)
(
ドラマ
・
ラブストーリー
・
小説の映画化
)
新規登録(2014-05-03)【
ユーカラ
】さん
タイトル情報更新(2019-10-21)【
イニシャルK
】さん
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監督
呉美保
キャスト
綾野剛
(男優)
佐藤達夫
池脇千鶴
(女優)
大城千夏
菅田将暉
(男優)
大城拓児
高橋和也
(男優)
中島
火野正平
(男優)
松本
伊佐山ひろ子
(女優)
大城かず子
田村泰二郎
(男優)
大城泰治
原作
佐藤泰志
「そこのみにて光輝く」
脚本
高田亮
撮影
近藤龍人
配給
東京テアトル
美術
井上心平
◆テーマカラー◆
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8.
ネタバレ
これくらいの年になるとみんな何かしら抱えながら生活してるんですよね。それが過去に犯した罪だったり、動けない家族だったり、死なせてしまった同僚だったり・・・。そういったものから何とかして抜け出したいが抜け出せず、ただ幸せになりたいと現実に抗いながらも抗いきれない人たちを描いた映画。幸せの基準も人によって違う。幸せのためにお金が欲しい人、女を抱きたい人、家族を作りたい人。人それぞれ、「光り輝く」ために必要なものは違っていて、しかも例外なくその必要なものはなかなか手に入りづらいものばかり。この話が映画だから極端というのではなく、誰しもみんな根っこに持ってる「幸せになりたい」という気持ちは同じなんだろうなあ、という至極当たり前のことを妙に実感した映画でした。
個人的にあまり綾野剛さんや菅田将暉さんは好きなほうではないのですが、この映画・このストーリーにはハマり役だったように思えます。なんか謎めいた寡黙な青年の綾野剛さんも、うっとうしい音量で話す菅田将暉さんも、キャラに合っていました。
中島はまあドン引きするくらいのクズでしたね。刺されてせいせいした。拓児グッジョブと喝采を送りたい。千夏が彼氏を作ったとわかっても「それでもかまわないから」というあたりから、千夏に対して純粋に好きという感情も持っていたはずなのに、殴ったり、千夏のことをほかの人の前で公然と貶めたり、「早く済ませてよ」と言われてほんとにやっちゃうあたり、クズ過ぎてどうしようもない。むしろあれのことをどうしたらそれまで尊敬できていたのか。中島の家族の描写もなかったけど、それも含めて見せてほしかった。
動けない父に縛られ、弟を守るために最低の男にも縛られていた千夏から漏れた、「この町から抜け出したかった」という言葉。弟は自らの意思・自らの責任で動き出し、父とも決別を決心した千夏と達夫がその後新しい幸せをつかめたと信じたいものです。
【
TANTO
】
さん
[インターネット(邦画)]
7点
(2021-06-06 16:10:48)
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7.
ネタバレ
池脇千鶴がちょうどいいの。
いい女過ぎると嘘臭いし、魅力が無いと萎えちゃうしね。
この絶妙な立ち位置が素晴らしいの。
そこ以外じゃ絶対に光り輝かない場所に立ってたね。
ハッピーエンドではないけど、救いのあるラストで良かったよ。
殺しちゃってたら後味悪かっただろうけど、殺さない程度の絶妙な落とし所に安心しました。
【
もとや
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2016-11-27 14:31:53)
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6.
ネタバレ
特に大きな山場も無いのに、最後まで引き込まれました。
達夫、拓児、千夏の3人のキャラクターに役者がピッタリでした。
綾野剛は、こういうグダグダしたヘタレだけど、芯がぶれてなくて気持ちが優しいというキャラが上手いし、
菅田将輝も、明るくてくったくなくてバカだけど根が良い奴ていうのがハマってます。
そして何より引き付けられたのは池脇千鶴。
彼女の演技を見るのは多分初めてですが、何もかも受け止めて包み込む包容力のある千夏そのものに見えました。
割とその辺にいそうなちょっと可愛いお姉さん風で、スタイルも肉感的で、やたら細かったり人工的な感じではないところが、この作品の雰囲気に合ってました。
千夏には、男のずるさもワガママも何も見返りを求めずただ受け止める包容力、いうなれば母性があります。
酷い家庭環境でも逃げ出さずに受け止めて対処してる。
対処の仕方が一般的ではないとしても、誰を責めるわけでもなく、しょうがないじゃない私がするしかないんだから、という感じで黙々とこなしてます。
最初は、達夫が千夏が売春をしてるのを知った後も気持ちが変わらないのは何故かと思ってましたが、見ているうちに理解しました。
達夫が自分のトラウマを千夏に話したとき、千夏が「だから、あたしみたいな女でいいんだ」と言うと「そうじゃない」と否定してました。
傷心の達夫は、本能的に自分を丸ごと受け止めてくれる千夏の包容力を求めたんですね。
人間としては達夫や拓児よりクズ度の高い社長(高橋和也)も、ただ都合の良い女として千夏を扱っていたのではないことは言動でわかります。
達夫が「家族を大切にしてください」と言ったとき、「大切にしてるから、おかしくなるんだ」という捨て台詞は良かったです。
達夫が山へ戻る気持ちになり、3人にやっと僅かながら未来への希望が見えたあと、そのままハッピーエンドにはならないだろうと思いましたが、誰も死ななくて良かったです。
そしてラストの美しい海岸でのシーン。
泣き笑いの千夏とつられて弱い笑みを浮かべる達夫。
どん底の中わずかな希望を感じさせ、黒い画面に白抜きでタイトル。
狙ってた感が漂うとはいえ余韻の残る終わり方は良いと思います。
【
nanapino
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
7点
(2016-08-21 18:32:29)
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5.
ネタバレ
お話自体は大したことじゃない、出だしも特に大したことじゃない展開、なのに冒頭20分で、もう、僕はこの映画の世界にどっぶり惹きつけられました。それは、多分、そのリアルさから伝わってくる確かなキャラの存在感のせいだと思います。どの登場人物も、本当に存在するとしか思えない、それでいて、ずっと見ていたくなる魅力にあふれていて、特に主役の達夫、千夏、拓児の3人にはひきつけらます。達夫の受身体質なんだけど骨太で、やさぐれているんだけど、心にはちゃんとしたバランス感覚があるとこや、千夏の体から湧き出るエロさと時折見せる少女みたいにはにかむ笑顔の清らかさ、拓児のやんちゃでガサツなんだけど人懐っこっく犬みたいなかわいさ、これに僕はやられました。達夫と拓児2人でいるとこなんか、特に何もなくても、全然、飽きずに見ていられます。あと、中島の地方にいそうな町の顔役のおっさんぶりも素晴らしく、それでいて競輪に夢中になってる拓児を見つめる目の狂気さときたら、あーた、めちゃ怖いです。何気ない日常の風景にもリアルさは溢れていて、それとともにどこからか漂ってくる不穏な空気感、悲惨な中のつかまのキラキラ輝く幸福感も、この映画を退屈にしない要素でした。リアルさの中にある光と闇のバランスもちょうどいいです。特に僕が印象に残ったシーンは、家族になろうとする主役の3人が乾杯するシーン。達夫と千夏のようやく闇を抜けれる希望が溢れだそうとしている表情と、それを交互に見て、はしゃぐ拓児に、もうこの先は、この3人の幸せホームドラマにしてくれと、マジで思いました。ただこの映画、全体的に、地味で辛気臭い感じもするんで、ダメな人はいると思います。
【
なにわ君
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2015-07-03 18:44:21)
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4.鑑賞後しばらく経っているので、箇条書きで軽くレビュー。
・主演2人の演技が良かった、途中まで綾野剛と池脇千鶴だと気付かなかったぐらい(笑
特に綾野剛は、あまり良いイメージがなかったので、こういった役もできるんだと見直した
・監督は優しいと思う。過去作は「オカンの嫁入り」しか見たこと無いけど、こういった話なら
もっとエグくできると思う(それこそ、園子温だとか 笑
なのにこの監督は必要以上に、エグく描いていない、そこに好印象を持った
・そういう作品の分母がわからないが、近年、邦画でセックスを描いた作品に良作が多い気がする。
「ふがいない僕は~」とかも好きだったので、この作品にもハマった
【
Sugarbetter
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2015-06-20 05:12:14)
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3.
ネタバレ
まるで韓国映画のような世界観。繊細な日本人にこんな現実はあるのだろうか?千夏が発狂しないのが不思議だ。自分がボロボロになっても、自分の身内を慰めようとする千夏はまるでマグダラのマリアのよう。最後の朝日が、まるで宗教画のように綺麗だ。
【
トント
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2015-02-26 06:58:27)
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2.
ネタバレ
原作は80年代の衰退していく地方都市を舞台にした、ハードボイルド的な男性目線の小説ですが、そこに女性の視点・感性を取り入れ、時代設定も80年代から今に移すことにより新たな世界観を構築しています。正直、原作の世界観が好きな者としては、中島や松本といった男性キャラクターの設定や主人公達の苦悩の理由が分かり易くはなったけれども軽くなり、その分池脇千鶴が演じる千夏の存在感の重みが目だってしまい、やや女性向けの作品になってしまってるのかなとも感じました。
しかしながら、あの美しいラストはやはり女性監督ならではの感性だと思いますし、80年代の世相と今の世相はまた違うものなので、これはこれで有りだと思います。
【
TM
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2014-12-30 01:53:09)
🔄 処理中...
1.原作者佐藤泰志は函館出身の小説家であるが、41歳の若さで亡くなった。死後20年を経て作品が映画化され始め、この映画は「海炭市叙景」に続き2作目。とはいえ、私は何も知らず、この映画を見るにあたって得た知識なのだが・・・。70年代高度成長から取り残された若者たちの閉塞感、どうしようもなさ、格差社会の一端を垣間見ることができる。そこのみにて光り輝くというタイトルが大変印象的だった。
【
ESPERANZA
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2014-07-15 16:59:04)
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
30人
平均点数
6.40点
0
0
0.00%
1
1
3.33%
2
2
6.67%
3
0
0.00%
4
3
10.00%
5
2
6.67%
6
4
13.33%
7
8
26.67%
8
6
20.00%
9
3
10.00%
10
1
3.33%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.50点
Review2人
2
ストーリー評価
7.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
8.00点
Review2人
4
音楽評価
6.00点
Review2人
5
感泣評価
9.00点
Review1人
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