映画『マレーナ』の口コミ・レビュー(3ページ目)

マレーナ

[マレーナ]
Malena
2000年上映時間:92分
平均点:6.51 / 10(Review 196人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-06-09)
ドラマコメディ青春ものロマンス
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タイトル情報更新(2018-01-12)【Olias】さん
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監督ジュゼッペ・トルナトーレ
キャストモニカ・ベルッチ(女優)マレーナ・スコルディーア(マッダレーナ・スコルディーア)
ジュゼッペ・スルファーロ(男優)レナート
ルチアーノ・フェデリコ(男優)レナートの父
マティルデ・ピアナ(女優)レナートの母
勝生真沙子マレーナ・スコルディーア(マッダレーナ・スコルディーア)(日本語吹き替え版)
阪口大助レナート(日本語吹き替え版)
水野龍司レナートの父(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子レナートの母(日本語吹き替え版)
峰恵研ボンシニョーレ教授(日本語吹き替え版)
山野井仁ニーノ(日本語吹き替え版)
緒方賢一(日本語吹き替え版)
板東尚樹(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
辻親八(日本語吹き替え版)
脚本ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影ラホス・コルタイ
製作ハーヴェイ・ワインスタイン
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
衣装マウリツィオ・ミレノッティ
あらすじ
第二次世界大戦中のシチリア。夫を軍隊に取られ、年老いた父の世話をしながら暮らす美貌の人妻マレーナ。彼女に一目惚れした12歳半のレナート少年。しかし声をかける勇気はなく、陰から彼女を見つめる日々。やがて戦争は佳境に入り、マレーナの美しさは彼女自身を苦しめる。美しいシチリアの映像と音楽が物語る、少年の恋心と運命に翻弄されたある不幸な女の人生。
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6.ネタバレ マレーナにひたすら想いを寄せる少年がリアルに表現されていたと思う。どんなにマレーナを思っていても、彼女がどんな辱しめを受けても決して彼女に近付くことができない。神に祈ることしかできない。確かに卑怯だけど、彼はまだ子供で自分がそれを一番良くわかっている。だからこそ、少年にとっては「見ている」ことが精一杯「彼女を守る」ことだったのだろう。何より怖かったのは女達の嫉妬とねたみだった。高いヒールを履き、男達の視線を一身に集めていたマレーナに嫉妬し、物も売らず暴行し晒し者にまでしたのに 彼女の旬が去ったと思ったとたん優しくなる。お前らが一番怖いよ!とつっこみたくなる。私なら全員に必ず仕返しする(爆)モニカ・ベルッチはハマリ役でした。モニカ・ベルッチの為の役?と思えるくらい。素敵でした。 私はこの映画好きです。
civiさん [地上波(吹替)] 8点(2005-09-02 02:39:01)
👍 1
5.まずこの島が本当に綺麗すぎる!!!暮らせるもんなら暮らしてみたいくらいだ。そして主人公のバカなこと!下着盗むのはやりすぎだろ!と思ったけど、思春期の男の子ってあんなんばっかですよ女性の皆さん(笑)本当に共感できました(^^;マレーナがポロリするシーンで一時停止しちゃいました…。
TK of the Worldさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 23:56:19)
4.美しい風景、美しい音楽、そして何より、とびきり美しいマレーナ。男の欲望とか、女の嫉妬とか、一見、二極対立的に描かれているけれど、この映画は、この3つの「美しい」を堪能すれば十分な作品だと思いました。少年なんて、あんなものでしょう。それに、女の嫉妬が云々とはよく言われることだけど、オトコの(特に自分より能ある女に対する)嫉妬だって相当なモンですよ。ヘタすりゃ、女のそれより遥かに執拗で醜くしかも陰湿。女の嫉妬は、男の目を介したものであるという単純構造で分かりやすいだけ、まだマシかも。同性に嫉妬されるオンナは、慣れているからかわし方も心得たもんだろうしね。さすがに、集団リンチは行き過ぎだけど。この映画は、そんなことより、男女問わず人間の愚かしさ、醜さ、滑稽さを多少デフォルメ気味ではあるものの、キレイ事にせずに描いていて、見ていて面白い。・・・サントラ、買っちゃおう!
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-25 12:04:56)
3.ネタバレ 勝手に「青い体験」的な映画と思っていた自分は大馬鹿野郎でした。いや、途中まではそんな流れだった。主人公のマレーナに対する憧れの根底にあったのは純情ではなく劣情で、マレーナの周囲で彼女を揶揄する男どもと本質は変わらなかった。しかし、戦争が始まると様相が一変する。ストーキングするほどマレーナに執着していた主人公は、奇しくも未亡人となった彼女の苦悩をストーキングすることになった。肉体への憧れが、心情の共感へと変化する。性欲の対象でしかなかったマレーナの心の内側を覗くことで、周囲の大人たちの醜い部分を客観視する視点が生まれる。それも大人への階段だった。彼があと数歳年長であれば、ストーリーは違った展開を見せたかもしれない。でもマレーナの味方だったかどうかも怪しくなる。彼は見ていることしか出来なかったが、だからこそあの年代の少年の成長を切り取った作品だと感じられました。コメディチックに進んでいた序盤が違う映画と感じられるくらいに、集団リンチの描写は容赦なく凄まじい。社会を律していたコードが変わる瞬間、普段は隠れている人のネガティブな感情が露わになる。監督は意図して人の醜い部分ばかりを抽出しているように思えます。でも不思議と後味の悪さが無かった。主人公の成長が救いになっていることもありますが、醜い部分も含めて人を描いているスタンスに潔さを感じたからでしょう。ちなみに、二次大戦中のイタリアを描いた作品って観た記憶がなかったけど、敗戦後にアメリカ軍を迎え入れる街の様子は、まるでドイツから解放されたパリのような歓迎ぶりでした。日独と同盟国でありながらも、戦争に対する国民感情は随分と違っていたようです。それを知ったことも収穫でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-24 22:16:47)
👍 3
2.ネタバレ 少年の妄想と成長のバランスが秀逸。リンチ後、市場での再会の挨拶は、それでも受け入れてくれた夫への感謝の上にあるマレーナの生への決意だが、あの主婦からはそれが見えていないというアンバランスさと滑稽さ。濃縮した社会を通じて「人間」のあり方を考えさせる良作
楊秀清さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-23 18:44:16)
1.前半だけ見てたら5点か6点くらいの映画だと思っていたが、後半はずいぶん良かったし感動した。ただの青春映画ではなく、戦争という時代背景があり、歴史に翻弄された女性の物語でもあるわけだ。少年がマレーナに話をしたのは最後だけで後は全部空想だったのだろうと思う。心に残るラストだった。ところで少年が探し求めた曲、"Ma l'amore no"という曲らしいが、歌っているのは誰だろう。映画ではアリダ・ヴァリだと言ったがどうも違うような気がする。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-05 13:07:48)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 196人
平均点数 6.51点
031.53%
142.04%
221.02%
352.55%
4105.10%
52613.27%
64020.41%
73718.88%
84623.47%
9147.14%
1094.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2000年 73回
撮影賞ラホス・コルタイ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)エンニオ・モリコーネ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2000年 58回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 
作曲賞エンニオ・モリコーネ候補(ノミネート) 

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