《改行表示》 4.ネタバレ お仕事系ドラマ。家族愛。そしてサクセス。 主人公カールを演じるのはジョン・ファヴロー。ビジュアル的にはただのオッサン。でも有名シェフで人望有り。きれいな元奥さんや彼女とも仲が良い。部下も息子も慕ってくれる。店を開けば人気者。独立し、自分が本当にしたい仕事で大成功。 まさにこれは、アラフォー、アラフィフの願望をつめこみまくったサクセスストーリー。 40代中間管理職の私にとってまさにツボな映画。 極端にデフォルメされたキャラは登場しない。ハラハラドキドキなハプニングも一切なし。でも嬉しいサプライズがいくつか用意されているので、ハッピーなドキドキには事欠きません。 刺激も毒気も少なめですが、コロナと仕事で心身ともに疲れきっている今にぴったりの作品でした。 家族っていい。夫婦っていい。仲間っていい。子供っていい。仕事っていい。 すべてに前向きになれる応援ソングのような映画。こんな映画があったっていい。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-09-27 03:27:43)
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3.ネタバレ 多くのハリウッドスターがカメオ出演しており、それだけでも豪華で見応えがあるのだけれど、脚本もよく練られていて面白い。料理評論家のキャラクターは、明らかに映画評論家のメタファーなんだけど(お前らはロクに映画を作りもしないくせに文句ばっかり言いやがって!ってな感じで)、最後は「って言っても俺たち料理(映画)が好きっていうことでは同じだよな」という感じで締めくくる感じが心地よくて好き。ネットに関しても悪い部分だけじゃなくて良い部分をしっかり拾って、それがしっかりアクセントになって作品に昇華されているのが良いね。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-08-21 20:56:09)
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《改行表示》 2.ネタバレ 人生に行き詰まりそうになる前半と、そこから人生の視界が明るく開けてくるかのような後半という分かりやすいストーリー。 陽気な作品のノリ。そんな陽気な雰囲気を盛り上げるラテン系の音楽もとてもうまく作用しています。 前半のレストランではネット時代のビジネスや、離れて暮らす親と子の関係の難しさが描かれる。 一方後半のフードトラックの旅。 夏休みの息子と常に一緒に過ごし、客の反応がダイレクトに常に伝わり、常に客と手が届くような距離間がいい。 前半にネットを通じてバトルを繰り広げた批評家とも面と向かって腹を割って話せばほら、こんなにちゃんと会話が成立する。 様々な心の触れ合いに心があたたまる。 かと言ってネットを否定している訳ではなく、要はバランスなんだなということを感じさせてくれます。 アメリカン・ハートフルコメディの良さが随所に感じられる佳作です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-08-17 14:25:16)
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1.ネタバレ ツイッター炎上というSNSの負の面と、情報拡散によるメリットをセンス良く、並列して描いているところが素敵です。わざとらしい悪人も、いき過ぎた善人も出てこず、ほっこりした気持ちにさせてくれる物語。ああ、キューバサンドイッチが食べたい!! 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-09 00:46:15)
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