映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の口コミ・レビュー(5ページ目)

ニュー・シネマ・パラダイス

[ニューシネマパラダイス]
Cinema Paradiso
(Nuovo cinema Paradiso)
1989年上映時間:123分
平均点:8.38 / 10(Review 553人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-12-16)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-24)【イニシャルK】さん
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監督ジュゼッペ・トルナトーレ
キャストフィリップ・ノワレ(男優)アルフレード
ジャック・ペラン(男優)サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ
サルバトーレ・カシオ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(少年期)
マルコ・レオナルディ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(青年期)
プペラ・マッジオ(女優)サルヴァトーレの母
アントネラ・アッティーリ(女優)若いころのサルヴァトーレの母
レオポルド・トリエステ(男優)神父
久米明アルフレード(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
亀井芳子サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(少年期)(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鳥海勝美サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(青年期)(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小川真司〔声優・男優〕サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴鹿千春エレナ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富山敬神父(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
京田尚子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
増岡弘(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江原正士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
吉田理保子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
安達忍(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
坂本千夏(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊藤栄次(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
峰恵研(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
二又一成(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジュゼッペ・トルナトーレ(脚本原案)
脚本ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽エンニオ・モリコーネ
作曲アンドレア・モリコーネ(愛のテーマ)
撮影ブラスコ・ジュラート
製作フランコ・クリスタルディ
配給日本ヘラルド
アスミック・エース(リバイバル時)
特撮ジョヴァンニ・コリドリ(視覚効果コーディネーター)
編集マリオ・モッラ
字幕翻訳吉岡芳子
その他アル・パッセリ(animator)
フジテレビ(提供)
あらすじ
父が戦場で行方不明になり、幼いトトは司祭の助手として働くが、「映倫」役の司祭にに付き添ううちに映画に魅せられる。トトはまず太っ腹の映画技術者アルフレートの信頼を得、アルフレートが映画館の火災で失明した後、小学生なのに映画上映の一切を任される。「君の道は別にある。」というアルフレートの言葉を十代後半になっても信じず、トトは映画館で働くが、初恋に敗れて未知の未来を目指す。故郷を捨てて成功した男が回想する、映画館ヌエボ・シネマ・パラディソとともにあったほろ苦い幼少年時代の思い出。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

8.しみじみしみる映画ですね。ただ涙が止まらない感動と言うのは私にはなかったですね。世代かな?しみじみと懐かしく良い余韻の残る秀作です。
東京ロッキーさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-21 12:58:38)
7.ネタバレ こういう映画はねえ、子供の頃に見ないと絶対ダメ。大人になって「ケッ こんなもんか」って根性捻じ曲がってから見たら損だよ。そんなワケで、良い映画って奴は子供の頃から見せた方が良いよ全国のお母さんお父さん(誰に言ってだろうか俺は)
子供の時から映画に触れて育ったトトと、映画一筋に生きてきたアルフレードの交流を描いてく部分を始めとした密度のあるドラマ。
喜びと哀しみを交えながらトトの半生を覗いていく。
劇中の人物たちは子供から大人、老若男女まで映画に対する幅広い反応を示す。
寝る奴も居れば劇場で子作りまで始める大胆な奴らもいる。さすがイタリア情熱的。
それは我々が視聴者や評論家ではなく、子供心の純粋な感受性というか、ありのままを受け入れ楽しむという心持ちを思い出させてくれる。
この時代の映画は「見る」というよりは「そこにしかないから見に行く」という感覚の方が強かったのかな。
今みたいにTVやDVD、VHSのような媒体が無いのが当たり前で、映画館に行くのはお祭りみたいなもんだったのだろう。
そこに溢れる夢や希望といった「幻想」を糧にして、辛い現状に真正面から向かっていく心の支えとしていたんだろうな。それはどんなに媒体や時代が変わっても普遍的なものだと俺は思う。
映画と絡めて成長していく主人公の女性関係も面白い。
厳しくも優し気な美しい母マリア、
一目ぼれした可憐な少女エレナとの儚い恋。
「映画」を主題にしているだけに、絵で魅せる部分もたっぷりと詰まっている。
目が見えなくなったアルフレードの記憶の中には、まだ“幼い姿”のトトがいる。手を握り「大きくなったなあ」と画面が切り替わった直後・・・成長したトトがいるんだよなあ。粋だね本当。
意味深で解釈しづらいシーンも多少あるが、「視聴者に投げかける」のではなく「視聴者に問いかける」よう。
さすがにやたらめったらキスシーンが出てくるのは教会の神父じゃないが「カットした部分でやれ」と辟易したけど。
オマケに昔の恋人とはいえ人妻と「ズキューンッ!」(完全版は個人的に蛇足な印象、あの部分だけ恐ろしく退屈だった)。
イタリア人は恐れを知らない。素晴らしい精力だ(褒めてる)
劇中に多く現れる往年の名作映画を数えるだけでも楽しみがいがあることだろう。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-21 23:27:17)
6.もっと期待してたんだけどその期待を上回ることはなかった。もうちょっと短いほうがいいと思う。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-10 02:24:39)
5.やっぱラストシーン見ると、ほんわかしますね。
「やっぱ俺映画好きだー」と思わせる雰囲気がとっても良いです。

アルフレードがいい味出してる。

DVDでは長尺の完全版もあるようですが・・・あえて言います、完全版は観ないほうが良いです。ぜんぜん違う作品になってしまいます。
ぜひ通常版で!
とんちんさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-21 01:51:43)
4.この劇場公開版と、完全オリジナル版ってのがあって、元は同じ映画のハズなのに、まーったく異なる印象の映画、それこそ真逆といっていいくらいの印象の映画になっている摩訶不思議。まるで手品のようです。さらには、「ニュー・シネマ・パラダイスの熱狂的ファン」ってのがいるけれど、実はそれぞれのバージョンに対するファンであって、場合によってはもう一方をケチョンケチョンに言ってたりする摩訶不思議(酷評されるのは多くの場合オリジナル版の方ですが)。まさに、編集のマジック、いやはや、だから映画は怖い。
コチラの方が、より肯定的な映画賛歌とでもいいますか、ひいては人生賛歌とでもいいますか。年月が経ち、すべては古び、年老いてしまった。だけど、過去は、失われてしまったものではなく、フィルムに残されている限り、またいつかどこかで出会えるもの。ラストは、ここだけ観りゃ相当おバカなシチュエーションですが、これをこの流れで見せられりゃ、やっぱり感動します。スクリーンを見つめるジャック・ペランの眼が濡れて光るその様は、どんな演技にも勝ります。
もっとも、フィルムを通じた過去との出会いと言うのは、本来は束の間のモノ、それがレンタルビデオの時代になって、我々はそれをちょっと安っぽくとらえ過ぎているのかも知れませんが。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-05 16:26:56)
3."映画の魔法"というものがあるなら、正にこのことだろう。数少ない村の娯楽であり、情報源であり、外界への扉でもあった映画館と、映画と共に育った村人たちの悲喜こもごもが一体となった共有感が郷愁としてスクリーンに宿っているようだ。娯楽の多様化で時代に取り残され映画館が廃れていくさまは、テレビ、ビデオ、DVD、ネット配信といった飽和した映像の歴史そのものである。しかしながら、如何に形態が変わろうとも、良い作品は何十年も残る。たとえミーハーが群がるだけの娯楽大作だとしても、一部の批評家しか絶賛しない高尚な芸術映画だとしてもだ。全ての映画に捧げた例の結末は反則としか言いようがない。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-03 19:33:31)
2.ネタバレ 完全版の方を先に見てしまったのですが、時期が開いているので違いは分からず。長尺耐性は高めですが、苦手な人も多い様なのでこちらをお勧めします。完全版はマニア向けかもしれませんね。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 8点(2019-07-30 10:50:58)
1.ネタバレ ~Nuovo Cinema Paradiso~新パラダイス劇場。
今回が初見。にもかかわらず、以前テレビのバラエティで、このエンディングシーン“だけ”を見て知っていたのよ…
もちろん見たくて見た訳でなく、交通事故。それは不幸なことなのよ…
この映画を何の予備知識も無しに観ていたとしたら、きっと涙が溢れ出ていたに違いない。

なぜエレナは音信不通になったのか。
アルフレードはなぜ、トトに厳しく『帰ってくるな』と言ったのか。
トトはなぜ、30年も村に帰らなかったのか。
99日目、兵士はなぜ最後の夜に立ち去ったのか。
なぜ?当然だけど、それぞれ事情や考え、簡単なものから複雑なものまで、本人にしか解らない理由があったんだろう。
その理由を知ること無く過ぎ去った過去。神さまでもない人間には、答えを想像する事くらいしか出来ない。
『キスシーンを見せろ!もう20年も見てないぞ!』ラブシーンを見られるのは、検閲する司祭と技師のアルフレードだけ。
休みなく映画を上映し、見せられないフィルムをカットし、ある時は映画館の外に劇場を作るアルフレードは、トトにとって神さまのような存在だったろう。

アルフレードからの最後のプレゼント。劇場で流されなかったラブシーンの詰め合わせ。それはカットされた理由≠答えの詰め合わせ。
肝心なところ、見たいところ、本当の理由≠答えが見えないのは、人生も一緒じゃないだろうか。
エレナが去った事情、アルフレードの最後の言葉の意味、兵士が立ち去った理由…神さまでもないトトに、それを知る術はない。
『理由なんて、カットされた映画のラブシーンのようなもの。そこにこだわって、これからの人生を無駄にするほどの、大した事じゃ無いんだよ。いくら思ったところで、過ぎ去った人生は、映画のフィルムのように、集めて繋ぎ合わせて見ることなんて出来ないのだから。』

映画のタイトルが最初の劇場『シネマ・パラダイス』ではなく、建て直された方の『“ニュー”シネマ・パラダイス』なのも、そしてそれさえも最後解体されるのも、過去よりこれからの新しい人生を大事にしてほしいと言う、トトへのメッセージに思える。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-06-09 22:05:51)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 553人
平均点数 8.38点
020.36%
120.36%
210.18%
371.27%
4213.80%
5213.80%
6346.15%
7509.04%
88815.91%
910619.17%
1022139.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.69点 Review26人
2 ストーリー評価 8.67点 Review46人
3 鑑賞後の後味 9.07点 Review51人
4 音楽評価 9.48点 Review60人
5 感泣評価 8.52点 Review50人

【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
外国語映画賞 受賞 

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