映画『ダンケルク(2017)』の口コミ・レビュー

ダンケルク(2017)

[ダンケルク]
Dunkirk
2017年オランダ上映時間:106分
平均点:5.98 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-09)
アクションドラマ戦争もの歴史もの
新規登録(2017-07-15)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-02-06)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストジャック・ロウデン(男優)コリンズ
アナイリン・バーナード(男優)ギブソン
ジェームズ・ダーシー(男優)ウィナント陸軍大佐
バリー・コーガン(男優)ジョージ
ケネス・ブラナー(男優)ボルトン海軍中佐
キリアン・マーフィ(男優)謎の英国兵
マーク・ライランス(男優)ミスター・ドーソン
トム・ハーディ〔男優〕(男優)ファリアー
マシュー・マーシュ(男優)海軍少将
ビル・ミルナー(男優)二等兵
ダミアン・ボナール(男優)フランス兵
ビリー・ハウル(男優)下士官
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダブル・ネガティブ社
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
衣装ジェフリー・カーランド
編集リー・スミス〔編集〕
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💬口コミ一覧(5点検索) [全部]

26.ネタバレ 明らかにアンリ・ヴェルヌイユ版のオープニングを踏まえたのだろう
ビラの舞い落ちる街を進むトラッキングのショットから、構図は奥行きを意識し、
そこに描写されるのは誤射も飛び交う敵味方不明の銃弾、爆撃の恐怖である。
ビーチに突っ伏した主人公を手前に、画面奥から順々に着弾・爆発していくショットなどはなかなかの緊迫感だ。
が、担架を運び桟橋を渡って船に乗り込もうとするシーンなどで距離感やタイムリミットの提示に難があるのは毎度の事である。
あるいはこの距離感と計時感覚の失調こそがねらいかもしれないが。

三者それぞれの状況を音響などをブリッジさせることでクロスカットさせていくわけだが、
曇天・晴天、日の傾きまで編集で徹底出来ないなかでの時間軸の帳尻合わせは単に無謀である。
シーンの緊張を途切れさせて散漫にしている箇所も数知れない。

また評判の良いハンス・ジマーの劇伴だが、ほぼ全編というのもやり過ぎ。
サスペンスを阻害し、民間船舶集結シーンのヒロイズム煽情も過剰に思える。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2017-09-09 22:10:14)
25.ネタバレ 「インセプション」「インターステラー」は自分がノーランの世界に追い付いていないと思っていました。
でも史実をもとにしたこの戦争映画では正直この監督の表現不足なのではないかと思ってしまう。

死体や血があふれる戦争映画が正しいとは思わない、ドイツ軍がほとんど出てこないのも意図的なのだと思う
でも「3万人助かればいいと思ってる」というセリフから「33万人を救出した」という結果がこの映画では伝わってこない。
スクリーンからは当初の予想の11倍の兵士がどうやってドーバーを超えて助かったのか理解できないし、30万人というスケール感が描かれていない。

私が良作と思う戦争映画は個人にスポットをあててストーリーを分かりやすくしながら、何万人という兵士が母国の為に命を懸けるスケール感が伝わってきたものが多い。
やはりこの監督は自己満足で映画を作ってるとしか思えない、その波長に合うものだけが彼を評価するのだろう。

バーチャルな世界ではその表現を発揮できると思うが、戦争という題材には足を踏み入れないでほしい。
かのっささん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-11 09:43:13)
👍 1
24.ネタバレ MX4Dを体験したくて観賞。大スクリーンとシートのアトラクション演出による迫力と緊張感の相乗効果はあまり感じられなかった。物語性を排除し事態のみに絞った潔い構成の中に、時空間の異なる陸海空の視線を一つの点に集約させる離れ業をやっている。その割には技巧に溺れて、"戦場に放り込む"部分が弱い。どうしても同じシーンを別々に見せるわけだから、いつ殺されるのか、死んでしまうのかという緊張感が半減する。そして昼夜を操ることもできないため、コロコロ変わる視線を追ううちに集中力が切れて散漫に、駒のようにしか動かない群像劇すらどうでもよくなる。ダンケルクに関する知識がないのが大きいかもしれないが、それでも"既視感の寄せ集め"という印象が強く、そこからオリジナリティを生み出せなかったノーラン監督の限界が垣間見えた。王道で描いても退屈になりそうなところが。ガチャガチャいじくり回して、意義のある撤退をしておしまい。33万人を救った感動的な事実を提示しても、エモーションのない、無味無臭の戦争映画である。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-11 19:05:01)
23.ネタバレ ノーランの新作ということで鑑賞。率直に言うと、面白いとも言えないしつまらない訳でもない、微妙な出来。今回の映画はセリフの少ない「体験型映画」な造りをしている(最初の町中から海岸へ出た時のシーンなんかは、アルフォンソキュアロンの如く観客を映像内の世界へ招き入れる見事な演出!)ので、インセプションやインターステラーのようなものを期待していると肩透かしを食らうと思う。音楽と編集で緊張感のある息苦しいシーンが繰り返し繰り返し展開され、一難去ってまた一難なシチュエーションが単調で退屈。観ていて飽きてくるし、振り返ってみればそんなに音楽で煽りまくるほどの窮地じゃないやん…と思うシーンも多々ある。
見所はCGではなく「本物」を使った迫力のあるリアルな映像や音響と、それぞれの場所を1週間、1日、1時間と時間軸を工夫した編集の妙、それらに面白さを見出だせればいくらか楽しめるのだろうと思う…IMAXでも4DXでもない普通のシネコンで鑑賞したのが良くなかったのかもしれない……。当時はどのような心理的状況で人々が戦争をしていたか、というのが登場人物の言動で読み取れる部分もあるが、何しろ説明不足過ぎたり、各登場人物のミクロな視点(それもイギリス側のみ)の集積でしか情報が得られないため、救出作戦の大規模さが見えず、最後に33万人も救出したとか言われても「えっ!そうなの…へー…」としかならない。
とにかく色んな意味で観ていてしんどい映画だった。
eurekaさん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-14 02:11:27)
👍 1
22.ネタバレ スピットファイヤー三機の働きで、30万の兵士が助けられたり戦争が勝てるなどというほどあまいものではないんだぞ(元ネタわかるかなw)

といいたくなるくらい戦局の全体像がわからない映画。
rhforeverさん [映画館(邦画)] 5点(2017-09-14 18:00:00)
21.ネタバレ 大好きなノーラン監督に期待していただけにがっかりだった。
インセプションやインターステラーのようなエモーショナルな物語を期待していたが、
ストーリーと呼べるだけのものがなかった。
人物ごとに時間の経過を組み替えているのも、わかりずらいだけで、効果をあげているとは思えない。
30万人救出という大きな作戦であったが、そのスケールも感じることができなかった。
CGをできるだけ使わず、実写にこだわったのはノーラン監督らしい。

※普通のシネコンで見たのだが、スクリーンの上下左右に黒帯(濃いグレー)が表示されており、
せっかく大きいスクリーンで見ようと思ったのに、気になって映画に集中できなかった。
劇場に聞いたところ、IMAX仕様で撮影したものなので、正しいそうだ。
スクリーンマスクをかけるとかズームで上映するとか何とかしてもらいたいものだ。
puta-ppさん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-17 17:50:53)
20.ネタバレ バットマンのクリストファーノーラン監督作品で、前評判が高かったため期待して見に行きました。結果からいうと、ややつまらない映画でした。
良い点
・音響は素晴らしいと思います。
悪い点
・兵士たちの時間(1週間)、民間人の時間(1日)、パイロットの時間(1時間)を編集の妙で同時並行で進めていきますが、結構分かりにくいです。結局船が何隻沈められたのか、途中で分からなくなりますし、兵士の顔と名前も覚えきれません。
・軍の船だけでは足りず民間船が助けに来る、本来であればカタルシスな場面があるのですが、これが映像的にショボいです。とても30万人も運べたようには思えません。
・ずっと緊迫感のあるBGMが流れていますので、メリハリがなく、気を抜けず疲れます。
感想
ダンケルクの歴史的背景を知らないと、あまり入り込めないかもしれません。
最初の「時間編集」に気が付かないと、何が何だか分からなくなりますので注意が必要です。
RForestさん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-17 19:16:50)
19.ネタバレ ストーリーの欠如が映画を単なる映像にしている。スクリーン全体に展開される映像の数々はノーランらしく見入るものがある。しかし、そこに感情移入できる物語はなく、映画の世界に入ることのないまま終わってしまう。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-17 19:46:11)
18.ネタバレ この映画には、括弧付きのリアリティと偽りの体験しか存在しない。
執拗に水面に置かれたカメラ、兵士の顔を映すクローズアップや主観的視点。緩急もなく、ひたすら意味ありげに鳴り続ける重低音と音が大きければ迫力があると言いたげな音響。CGに頼らない映像。ヒーローになる事はない名もなき兵士達。
あらゆるものが”リアリティ”という言葉を盾に、これ見よがしに主張し合う。
しかしそのどれもが、映画の画面から飛び出して来る事はない、表面的で小手先のリアリティ。
そもそも、少なすぎる戦闘機の数、観客のカタルシスを満たすが為に示し合わせたように一斉に集う小型船、エンジン停止した戦闘機が不時着する間に寸前までいた砂浜の兵士達がいきなり全員いなくなる、戦場なのにゴア表現が一切ないなど、映画内のリアリティラインすら滅茶苦茶。
体験という視点においてカメラは水面に水中に銃撃戦に度々置かれる。しかし、いざ人が溺れる瞬間、撃たれる瞬間、カットは変わり”カメラ=観客の視点”は直ぐにその場から逃げる。観客は痛さも苦しさも味わう事はない。観客は第三者として、特権的な立場を保ったまま、決して当事者になる事はない。
観客は陸海空を何にも縛られもせず、時制をも超越して自由に動き回る事ができる。そこにはリアリティも究極の体験(あるのは必ず安全圏が確保されている、アトラクションのような体験)も決してない。映画の最後まで、スクリーンと観客の距離が縮まる事はない。
そして、驚くようなショットも表現もない。
インターステラーを観た時も思ったが、この監督は、決められた映画という枠の中で、深く見られがちな主題の皮を被り、メロドラマを軸として、驚きも色気も危うさもない演出と映像で真面目な映画を作る監督なんだろうと思った。
余談だが、ボルトン中佐が怪訝な顔をして空を仰ぐ→カットが変わって敵機が迫り来るという度々繰り返される演出は、鈍重でしかない。
空戦の場面もカットを細かく割り、クローズアップ、主観、引きのショット、別場面を織り交ぜるので緊迫感に欠け、構図が分かりにくい。
ちゃじじさん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-22 01:09:54)
👍 2
17.ネタバレ ノーラン監督ということと、体感型の戦争映画との触れ込みに期待して劇場まで足を運んだが、正直期待外れだった。

戦いの全貌を説明することなく、セリフすら最小限で、ひたすら局地戦での撤退の様子を名もない一兵士の視点で追う、という発想は悪くないが、あまりにも展開が地味すぎて、面白さを感じることなくエンディングを迎えてしまった。

唯一「スピットファイア」と「メッサーシュミット」の空中戦シーンは、(CGではなく)実機を使用しているだけあって、リアルな画づくりが印象に残ったが、良かったのではその程度で、イギリス国民が誇る「歴史」に共感するまでには至らなかったのは残念。

あえていえばIMAXで鑑賞していたら、もう少し点数が上がっていたかも知れない。
田吾作さん [映画館(字幕)] 5点(2017-09-22 13:40:00)
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16.ネタバレ ★血が吹き出し内臓が飛び散り、首や手足がもげればリアル、ではないかもしれない。 ★にしてもこの映像は綺麗すぎる。冒頭の海岸のシーンからして、まるで「インセプション」のVR世界のよう。 ★その後も物語性を拒否するように、延々と続く緊張感、バラけた時間軸と場面。おなじく難解なSF映画のような雰囲気。 ★突然穏やかで荘厳な音楽(エルガーの「エニグマ」のアレンジ、かな)が鳴り響いて救出の船が続々と現れる場面にもなんだかカタルシスもないのはびっくりした。チャーチルの演説と、故郷に戻った「落ち武者」が暖かく迎えられるのは少しじんと来たが。 ★ダンケルクという日本人にはイマイチ馴染みのない、しかも誰がヒーローというわけでもない撤退劇のお話だったからか。もっと馴染み深い戦いだったら違っていたのかもしれない。 ★スピットファイアの勇姿が見れたのはよかった。独特の楕円形の主翼を持つ美しいこの戦闘機が、飛べる状態で残ってたなんて知らなかった。敵役のメッサーシュミットがいまいちはっきり見えなかったのは残念だったが。 ★敵戦闘機と爆撃機を墜とし、脱出船の人々から歓声が上がる。燃料切れで不時着した愛機を敵が来る前に火を放ち、投降するパイロット。そこにだけ物語があった。最後までこの映画の主役はスピットファイアだった。
wagasiさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-09 09:00:28)
15.公開翌日に鑑賞。ノーラン監督のファンであればあるほど、評価の分かれる作品ではないかと思います。過去のSF作品では観る者の圧倒的な期待感を、それすら上回るおもしろさでねじ伏せるパワーがありました。登場人物が5人いれば5通りの目的や狙いがあって、そうした複雑さやリアリティが作品に多面性や重層感を与えていましたが、本作はそうではありません。史実を極力ねじ曲げることなく、各戦士の匿名性は高く、無駄なドラマや感動は排されています。これまでの作品から想起される期待感とのズレが大きければ必然的に評価は厳しいものになるでしょうし、私自身このパターンでした。どうしても肩透かされた感が拭えなかったというか、作品に入り込めなかったというか。。
それでも品質の高い映像美や、ノーラン作品では定番の三元中継的な展開が全編にわたる緊迫感ある構成はもちろん見どころとして健在で、そうしたポイントに「乗る」ことさえできれば、満足度は高いものになるでしょう。才能豊かな監督が戦争映画という新たなジャンルに挑戦した作品として、映画史の中でもノーラン監督史の中でも、この先末永く語られる作品になっていくはずです。
Thankyouさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-10 00:15:27)
14.年初に今年は「ハクソーリッジ」か「ダンケルク」が凄いと情報を得た
ハクソーはまずまず(不満は多い)だったが、ダンケルクは完全に実験映画
これでは高評価は難しい

私にも非がある、公開後”体験型映画”のレビューを鵜呑みにして
4D鑑賞にしたのだが、それが最悪の選択だった

鑑賞中に、この映画は、余韻や行間を読むことを要求されると気付かされたが
感慨深いシーンでの、揺れや、いちいち眼鏡を拭かなくてはいけない水しぶきなど
鑑賞の邪魔で邪魔でうんざり
特にオイルまみれの海シーンでは変な匂いの水がブシュー・・・もうやめて
最新技術が映画の評価を大きく下げてしまった

ストーリーは目線シーン以外はドキュメンタリーのようなもの、特筆すべきもの無し
遠浅の海岸が舞台だが、墜落した飛行機が沈みきらないほど浅いのに、大型船が桟橋に着いたり
干満の差で時系列が混乱する演出は面倒極まりない

結局、なんだか腑に落ちない感覚だけが残る作品でした
カーヴさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-16 11:45:32)
13.ネタバレ クリストファー・ノーランて『メメント』の人だっけ。時間軸をずらす映画、久しぶりに観たけど、やっぱりこの手法はお話が単調なのを隠すためにしか見えないんだよなぁ。
ダンケルクの攻防戦は日本人にとっては馴染みがない上、誰が主人公という訳でもなく舞台があっちこっち移って入り込めませんでした。
そもそも戦争映画というのはどちら側の視点に立つかで見方ががらりと変わる。エンターテイメントらしくドラマティックに仕上げると、戦争のリアリズムから遠ざかってしまう。じゃあ感傷なんて省いて戦争の非情と理不尽を淡々と描けば、映画として面白くない。
結局のところ戦争映画はどう描いても虚構だらけじゃないのかと思ってしまう自分には、このジャンルは合わないのだろうと再確認しただけでした。
でも、どこの場面でも張りつめた緊張感は伝わりました。極限の人間を描き出そうという試みは成功していると思います。
denny-joさん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-22 21:29:32)
👍 1
12.あまりにも実験的すぎて、娯楽として成立してない気がした。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 5点(2017-12-31 04:42:33)
11.予備知識なしで鑑賞、予想していたものとは、まったく違う内容に、ちょっとガッカリ..もっと作戦的な全体を描いたものを期待していた.. 本作は、陸、海、空、それぞれ当事者たちにスポットを当て、丁寧に等身大で描かれている、お金がかかっているので、映像としてはとてもリアルでレベルが高い..ただ、映画としては 5点かな..残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 5点(2018-01-08 19:18:39)
10.映像もきれいで、しっかり脚本もつくっているんだけど
テーマとなる史実の時代背景も重要さも理解できていないので
残念ながらおもしろくなかった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 5点(2018-03-25 20:44:16)
9.ダンケルクの戦いと謳ってるわりに戦いが少なくあんまり盛り上がらない。3つの主人公が敵にやられるか助けが来るかを待ってるだけのような感じで期待しなければいいと思うが・・・
ラスウェルさん [DVD(字幕)] 5点(2018-05-08 01:17:14)
8.ネタバレ 第二次大戦初期にフランスのダンケルク地方で起こった攻防戦を緊迫感溢れる映像で描いた戦争映画。大好きなクリストファー・ノーラン監督の最新作ということでけっこう期待して鑑賞してみました。なんですけど、うーん、僕はなんかいまいち嵌まらなかったですね、これ。時間軸をバラバラにしたタイムリミットが最後、一つに収斂するというノーランお得意の演出がそれほどうまく機能しているとは思えませんでした。映像は相変わらずシャープで迫力があったんですけどね。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2018-05-29 20:57:08)
7.戦争映画にしては映像が綺麗すぎる。それゆえにリアルさが無い。
感情移入できるキャラクターがいないのはともかく、ただでさえ説明の少ない映画で陸海空を交互に見せていくのがあまり構成として活きていない気がしました。
ハンス・ジマーの音楽も観客を煽る演出には一役買っているもののサスペンスチックでミスマッチかつワンパターンに感じる部分も多々あり少々不満。
ノーランというだけで私も見る前に勝手にハードル上げている部分あって悪いですが、どうせ戦争映画を撮るならもっと人間くさくて血なまぐさいシチュエーションを切り取ってほしかったかなと思いました。
唯一リアルだった水に溺れかけるシーンは息苦しかった。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-05 18:09:00)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 5.98点
000.00%
100.00%
200.00%
377.87%
455.62%
52629.21%
61921.35%
71617.98%
81011.24%
955.62%
1011.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 5.90点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review10人
4 音楽評価 5.90点 Review10人
5 感泣評価 5.28点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
撮影賞ホイテ・ヴァン・ホイテマ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
音響効果賞 受賞 
美術賞ケヴィン・イシオカ候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕受賞 
録音賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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