映画『レディ・プレイヤー1』の口コミ・レビュー

レディ・プレイヤー1

[レディプレイヤーワン]
Ready Player One
2018年上映時間:140分
平均点:7.01 / 10(Review 100人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-04-20)
公開終了日(2018-08-22)
アクションSFアドベンチャー小説の映画化
新規登録(2017-12-28)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2023-06-18)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
キャストタイ・シェリダン(男優)ウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシバル
オリヴィア・クック(女優)サマンサ・イヴリン・クック/アルテミス
T・J・ミラー(男優)アイロック
サイモン・ペッグ(男優)オグデン・モロー
森崎ウィン(男優)トシロウ / ダイトウ
ハナ・ジョン=カーメン(女優)フナーレ
マーク・ライランス(男優)ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー/アノラック
レティーシャ・ライト(女優)レブ
ベン・メンデルソーン(男優)ノーラン・ソレント
KENNウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシバル(日本語吹き替え版)
坂本真綾サマンサ・イヴリン・クック/アルテミス(日本語吹き替え版)
山寺宏一オグデン・モロー(日本語吹き替え版)
森崎ウィントシロウ / ダイトウ(日本語吹き替え版)
松岡禎丞ショウ(日本語吹き替え版)
小林由美子ゾウ(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子ヘレン・ハリス / エイチ(日本語吹き替え版)
後藤哲夫ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー/アノラック(日本語吹き替え版)
楠大典ノーラン・ソレント(日本語吹き替え版)
玄田哲章リック(日本語吹き替え版)
高島雅羅アリス(日本語吹き替え版)
三ツ矢雄二シクサー研究員(日本語吹き替え版)
日高のり子シクサー研究員(日本語吹き替え版)
茅野愛衣フナーレ・ザンド(日本語吹き替え版)
桐本拓哉(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
脚本ザック・ペン
音楽アラン・シルヴェストリ
作曲伊福部昭「ゴジラ・タイトル」
挿入曲プリンス「I Wanna Be Your Lover」
ブルース・スプリングスティーン「Stand On It」
ザ・ビー・ジーズ「Stayin' Alive」
ダリル・ホール&ジョン・オーツ「You Make My Dreams」
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ロジャー・ガイエット(視覚効果スーパーバイザー)
編集マイケル・カーン
字幕翻訳岸田恵子
日本語翻訳岸田恵子
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

25.ネタバレ IMAX 3Dにて鑑賞。世界観を説明する導入部や前半の見せ場であるカーレースでは3D効果の高い見せ場があるものの、後半にいくにつれてだんだんと3Dは雑になり、2Dでもいいっちゃいい状態になっていきます。
かつては娯楽作の帝王だったスピルバーグも今や70代。そういや21世紀に入って作った娯楽作で本当に凄かったのは『マイノリティ・リポート』と『宇宙戦争』くらいで、あとは社会派作品ばかりになったスピは過去の監督だと思っていたのですが、ごめんなさい、見くびってました。演出の緩急の付け方や見せ場に入るタイミングなどでは熟練した技が炸裂し、スピはいまだ現役バリバリの娯楽監督であることを見せつけられました。レースでのゴール場面や、ピンチにおける味方の救援など、来ることは分かってるのにそれでも興奮させられるという、この演出のキレは凄いと思います。
物語は紋切り型です。オタク青年の成長物語と夢追い人だったクリエイターの人生をたどる物語が平行して描かれるのですが、これが70年代から繰り返し見せられているスピルバーグの自己投影映画であり、特に新鮮味なし。また主人公の育ての親であるおばさんが殺されるという展開は、あくまで観客に対して敵はそれくらいやってくる奴ですよという説明をするためだけに存在しており、主人公の物語にはまるで影響を与えないというアッサリ仕様。要はビジュアルを見せることに映画のすべてを集中させており、そのためにドラマパートは極力簡素にとどめているというわけです。この豪快な刈り込み方とか、見ようによってはツッコミどころ満載の内容なのに、見せ場の勢いで乗り切ってみせたスピの力って、やっぱりすごいと思います。
もうひとつスピが見せた実力と言えば、膨大なキャラの権利関係の調整だったと思います。本作に登場する古今東西のキャラクターはとんでもない量であり、画面の片隅にチラっとえらいものが写ったりするのですが、これだけのキャラの使用権を獲得できたのは、世界中のクリエイターからの敬意を受けているスピルバーグが本作の看板になっているからだと思います。他の監督ではこうはいかなかったでしょう。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-21 03:15:32)
👍 2
24.ネタバレ ‪3D吹替で鑑賞。原作ファン納得の見事な映画化。

映画オリジナルの演出も実にうまい。映画というメディアに合わせ、ゲームネタ→映画ネタへ最適化されている。もともと原作がエンタメ知識検定みたいなもので、知識量が満足度に比例するというちょっと特殊な映画でもある。
「俺は‪ガンダムで行く!」は「ダイトウ、ガンダムで出る!」‬なら泣いたかも。そんなツッコミが、また楽しい。

皆さんご指摘の通り、この映画は’70〜’80ポップカルチャーへの賛歌です。それ以上でも、それ以下でもありません。
ネットばかりやってちゃダメ的な御託(ごたく)も、ラブ要素も、追跡アクションも、予算規模に見合う観客満足度を担保するスピルバーグの戦術と見ます。それ程までに、この原作は版権規模が大き過ぎて、時間的・予算的な高い壁があり、必然的にターゲットをオタク以外にも拡大する必要があったんでしょう。
映画の何十倍ものオタク知識をモザイクのように組み上げた原作の本質的魅力を損なわず、マニア以外にも対応したエンターテイメント映像に翻訳したスピルバーグはやはり、ジョーズ、ジュラシックパークの原作を大ヒット映画に仕上げた《映画の申し子》だと再認識しました。
もし、当初の予定通り、クリストファー・ノーランが監督していたら(他の誰でも同じですが、)それは映画としての体裁は良くても、もはや レディ・プレイヤー1とは似て非なる映画になったか、プロジェクト自体が破綻していたに違いありません。

ギレルモ・デル・トロのモンスター偏愛の結晶が『レディ・イン・ザ・ウォーター』なら、原作者E.クラインとスピルバーグの “ 70-80’s ポップカルチャーへの感謝を込めた擬似RPGアクションアドベンチャー偏愛映画” が『レディ・プレイヤー1』です。
これは、ゲームを描いたゲームのような映画。あまり深く考えず、只々楽しむためコインを投入しましょう・・・READY? PLAYER ONE!!
墨石亜乱さん [映画館(吹替)] 8点(2018-04-21 13:34:44)
👍 1
23.ネタバレ 予告だけではさっぱりわからなかったが蓋を開けてみれば期待以上の作品。ゲームの中では見たことある物が散りばめられていて探す楽しみもありストーリーもシンプルでわかりやすい。ただリアルの世界の状況がどうなってるのかをもう少し知りたかった。
ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-22 01:03:40)
22.ネタバレ スピルバーグは人を楽しませるのが大好きで上手な監督ですね。今回もアクション、スリル、サスペンス、主人公と仲間の成長といったスピルバーグ節が満載で、最後まで楽しませてもらいました。金田のバイクもガンダムもメカゴジラもワンカット映ってますってレベルじゃなくて、ちゃんと役目を与えられて見せ場たっぷりの大活躍でしたね。キティちゃんでさえも、ぐるっと回るカメラの向こう正面にしばらく映ってるシーンがありました。本当に嬉しかったです。1つめの鍵のカーチェイスの場面は映像と音だけでBGMが無かったですが、様々な効果音とプレイヤーの悲鳴がよく聞こえてきて壮絶さと臨場感がよく表現されていたと思います。ラスト、イースターエッグを手にしたウェイドを見たソレントの複雑な表情は、先を越された悔しさと同時に喜びも表現しているように感じました。宝探しゲームがクリアできたことへの安堵か負けたことへの自嘲か、ハリデーの形見のイースターエッグを見られたこと(現実には見えてないけど)なのか。ハリウッド映画で悪の親玉が死なないというのも珍しい気がしますね。パトカーに乗せられる時に口から血を流していたけど、もっとあの場にいた人々にボコボコにされててもよかったと思う。
リンさん [映画館(吹替)] 8点(2018-04-23 22:51:58)
21.ネタバレ JUMP(ヴァンヘイレン)が流れる冒頭部分、3人並んで仲良く歩く「キティちゃん」と「ケロケロケロッピ」と「バットバツ丸」を画面の隅に見つけて
「え、この映画の隠れキャラってこのレベルのものを見つけてかなきゃいけないの??無理ゲーじゃん!」と思ったわけですが…

実際のところ巷で言われているほど隠れキャラを意識する必要もサブカルの知識もない映画で、たとえば「フェリスはある朝突然に」と「初体験リッジモントハイ」の監督が違うかどうかなんて知ってても知らなくても映画の面白さには全く影響ないわけです。
(ちなみにリッジモントハイの方が断然重要な映画です。フィービーケイツのおっぱいが出るからな!!)

そりゃ「シャイニング」くらいは観たことがないと(キングがこの映画の存在自体を大嫌いだという事も知らないと)ちょっとアレなわけですが、しかしこれも劇中のエイチ(女子は怖いホラーは観ないっていう伏線)と同じ状態になるだけの話でそこまで致命的ではありません。
(つかシャイニングの一連のシーケンスは本当に面白かったです。まんまなんだもん)

まぁさすがに昨今のネトゲというかMMO等の雰囲気は知らないとまずいんですが、これも今どきこの種のネットゲームに触れた事がない人も少ないでしょうし、日本にはソードアートオンラインといううよく似た設定の小説(累計2000万部以上売れているベストセラー)もあるしで、この映画の設定に今更違和感を感じるような人もいないでしょう。

そう考ると、この映画についてよく言われているほど実はサブカルの知識は必要ない映画で、純粋に映画としての面白さで評価できる映画なのではないかと思います。
で、その映画自体の面白さが、うれしいほどに「スピルバーグ健在なり!」
特に後半でのドキドキワクワクの展開は80年代90年代の同監督の有名映画にも全く見劣りしません。
25セント硬貨などのわかりやすい伏線をきっちり回収しながらの二転三転するハラハラの展開は見事なものだし、きっちりアゲアゲベタベタなハッピーエンドで終わらせてくれるのも素晴らしいところです。

とはいえ、サブカル系がわかった方が面白い(というかテンションが上がる)のは間違いなく、実際に劇場でも「俺はガンダムで行く」のとこが一番ザワザワしてました。(そりゃするよね、あそこは。日本人だもん)
個人的にはザブングルのWM(ダッカーぽいやつ)が出てたように見えたんですが、あのごちゃごちゃの中じゃ判別はほとんど不可能ですね…

それにしても、主に80年代のサブカルを描いたこの映画を見るとかつて日本のコンテンツが本当に力があった事がよくわかります。
クライマックスで「メカゴジラ対ガンダム」だし、そもそもアメリカのキャラより日本のキャラの方が多いんじゃね?と思っちゃうくらいですからね。
てかそれ以外の国のキャラ、ほとんどいないですしおすし。

あ、一点だけ現実ではありえなさそうな点を。
映画中ではエイチがネナベだっただけでそれ以外のキャラとリアルの性別は一致してたわけですが、実際のネトゲではそんな事はありえません。
劇中でエイチが語っているように女性キャラの大半はネカマだし、男性キャラの結構多くはネナベです。
ゲーム中くらいリアルの自分とは異なるキャラに…と思う人も多いわけで、そうなるのはしょうがないんですけどね。
あばれて万歳さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-23 23:32:36)
👍 1
20.2018.04/24 映画館鑑賞。VRの世界とは?がよく理解できた。若々しいスピルバーグに賛辞を!!
今日はスピルバーグ2作品を劇場で観る。もう1本はペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書。
ご自由さんさん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-25 22:45:55)
19.ジョーズ、E.T.、インディジョーンズ、ジュラシックパーク、プライベートライアン、レディ・プレイヤー1が、同じ監督から生み出された。スピルバーグは、間違いないく並ぶもののない天才だ。彼の映画からはいつも、映画の純粋な楽しみ方を教わった。人生は有限だが、彼にはできるだけ多くの映画を作ってもらいたい。
センブリーヌさん [映画館(吹替)] 8点(2018-04-30 01:04:53)
18.ネタバレ ジェームスキャメロン監督のアバターを観て以来、アバターものに何となく興味を無くしていた。アバターが持つ命の軽さ、人工物的外観などが現実世界と乖離しすぎているなどが理由だろうか。そんな不安を抱きつつ本作を鑑賞。不安はあっという間に消えた。アバターが活躍するオアシスはまさに命の軽いゲームの世界。一体いくつの版権許可を必要としたのかといらぬ心配をしてしまうほどのキャラクターの数。こういう世界でこそアバターの存在は許せる。個々のアバターは生き生きと躍動し、映画は今まで見たことのないようなスピルバーグ映画になった。T-レックスやキングコングが妨害するチキチキマシン猛レースから始まりシャイニングの名場面がプレーヤーを襲うホーンテッドマンション、メカゴジラやガンダムの活躍する最終バトル。間に入るリアル世界のプレーヤー同士の友情もいい味付けになっている。少年ジャンプの売れる条件を満たしているような作品だった。
ねおやまさん [映画館(字幕)] 8点(2018-05-01 19:57:42)
17.ネタバレ 映画・ゲーム・アニメ・音楽の小ネタ満載で内容的には新進気鋭の新人監督が撮りそうな映画だけど、映画史的にも前代未聞なこの莫大な情報量をまとめあげられるのは巨匠スピルバーグでしか成せない技なのだろう。
主に80年代のネタが詰め込まれているためオッサンにしか小ネタを楽しめないのでは、と思われそうだが、90年生まれの私でも楽しめたので、オタクとしての基礎知識があれば大体ニヤリとできると思う。ゼメキスキューブには笑った。
キューブリックファンの私としてはシャイニングの世界に飛び込んだシークエンスで興奮&ニヤニヤしっぱなしだった……全部CGで再現しているのか…本当にあの映画の中に入り込んでいるような感覚!!
まぁストーリー的にも80年代みたいで勧善懲悪の特に捻りもない娯楽作品という感じだが、ベタなりに上述の小ネタが分からなくても楽しめるし、グーニーズやET、グレムリン、ジュマンジ、などの小学生時に夢中になったジュブナイル映画を彷彿とさせ、あぁ、21世紀以降に生まれた子どもはこの映画を観てワクワクするんだろうなと思うと、なんか感慨深い。
きっと今の小中学生が80年代オタクカルチャーを知るきっかけの架け橋的役割を果たしてくれるだろう。
eurekaさん [映画館(字幕)] 8点(2018-05-10 09:07:49)
16.ネタバレ ガンダム登場シーンは,間違いなく体温が1度上がったと思います.
全体のテーマはSAOとかぶっているように思いますね.
中年独身で,一応サラリーマンしてますが,年を追う毎に現実逃避時間の重要性が上がっていく自分としては,この映画の最終的な結論が,この先どんどん怪しくなっていくのではないかと真面目に考え始めています.
マー君さん [映画館(字幕)] 8点(2018-05-18 12:54:32)
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15.お腹いっぱいで何も言わない。「俺はガンダムで行く!」がテンションのピーク。
俺なら、「俺は巨神兵で行く!」と是非言いたい。
kosukeさん [映画館(字幕)] 8点(2018-05-20 00:19:57)
14.ネタバレ ストーリーはありきたり
だけどオタカルチャーへの愛がある。
DVDで隅々までじっくり観てニヤリとする映画
シャイニングのあの血のシーンは体験したい
翼ネコさん [映画館(吹替)] 8点(2018-05-21 19:17:26)
13.ネタバレ とにかく楽しめた。
これだけの映像がほぼほぼCGで作られているということに驚く。
VRの世界と言う設定も3Dとの相性が良く、リアルな世界を描く映画でCGが多用されるとげんなりするが、そういった感じもなくただただ感心するばかり。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのゴールデンウィルソン市長のポスターがさり気なく貼ってあったりと、気づいた人だけ気づいた分だけ楽しめるような遊び心も満載。
ただ内容がてんこ盛りすぎて、かつ、話が自己完結しているので、見終わったあと、あー面白かった。けど、どんな話だったっけと、あまり印象に残らない珍しい映画でもあった。
これ、多分、テレビとかで見ても、誰かが遊んでるゲームを横から覗いてるような感じで、面白いかもしれないけど、映画館で3Dで見たときのような楽しさは味わえないような気がする。
お金払う価値が十分ある映画だった。
Luckyoさん [3D(吹替)] 8点(2018-07-13 21:39:12)
12.ネタバレ オタクの祭典!

個人的には大歓迎。
会話や出てくるキャラクターの一つ一つがしびれるもんになってる。
面白かった。

ラスト、スピルバーグ流「書を捨てよ町へ出よう」。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-28 13:01:14)
11.ネタバレ スピルバーグによるエンタメ映画の集大成のような内容。うん、ひたすら楽しい二時間強を過ごさせていただきました。特に僕のこよなく愛する『シャイニング』の世界に入り込んでゆくくだりは最高にぞくぞくしちゃいました。あのシーンは何度も見返したい!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2018-10-21 23:04:50)
10.ネタバレ おもちゃ箱をひっくり返したような感じで楽しめました。元ネタに気が付いたのは20%程度だとは思いますが、たくさん知っているとより楽しめそうですね。版権とか大変そうですよね~、俺もガンダムで逝きたい!!!
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 8点(2019-03-11 09:48:45)
9.ネタバレ たぶん自分が生涯でもっとも聴いたロック・スコアである“Jump”がいきなり響き渡るのだから、そりゃ高まらないはずはないでしょう。次から次へと登場してくるポップやサブカルチャーのアイコンたちには息を飲むばかりでしたが、そのうち半分近くが日本ネタというところに、改めて日本のポップカルチャーの影響力を実感させられました。噂では「ゴジラも出てくるらしいよ」と聞きましたが、実際にはゴジラはゴジラでもメカゴジラの方だったのはちょっと残念。ローランド・エメリッヒが例のイグアナ・ゴジラを製作してるときに「君がゴジラをリメイクするのは冒涜以外の何物でもないから、止めた方が良いよ」と非難したぐらいのスピルバーグですから、自作でもゴジラそのものを登場させることは矜持が許さなかったのかもしれません。エッグを獲得するための最後の試練がアタリの原始的なゲームだったというのはアメリカらしいけど、ここはぜひともドラクエとかゼルダの伝説なんかをフューチャーして欲しかったところです。 オアシスを開発したジェームズ・ハリデーとは、観れば判る通りスピルバーグその人なんです。とくに若いころのハリデーは50年前のスピルバーグと瓜二つでしょう。映画の道に進まなかったらただのオタク少年だったスピルバーグが、もし違う人生を選択出来たらなりたかった自分の姿こそジェームズ・ハリデーなんだろうと感じます。そしてラストで見せられるハリデーの部屋は、スピルバーグ少年の部屋を再現したんだろうなと想像してしまいました。「孫もいる歳になっても、まだピーターパン症候群が治らないのかよ」と突っ込みたくなりますが、「リアルがいちばん大事、週二日は脱Net日を」なんて分別くさいメッセージを織り込めるぐらいの大人にはなれたみたいですね(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-25 20:32:31)
👍 1
8.ネタバレ いきなり ヴァン・ヘイレンのJUMP使った。その勢い残したままにティアーズ・フォー・フィアーズ使った。ジョージ・マイケルも使った。 からの~ 中略~ そしてラストにはホール&オーツも使った。
でも劇中に さんざんデュラン・デュランの名を出しておきながら、結局彼らの曲は一度足りと流れてこなかったんですよね そこんとこどうなってんだよ スティーブンさんよ オイ! THE REFLEX使えよ オイ! THE WILD BOYS使えよ オイ!(^_^; てか。でも、曲を流さないんだったらせめて映画の部門で(シャイニングもよかったわけだが)バーバレラについて触れてほしかったかな、という願望なんかが残るかな。でもまあいいか デュランに関係のないところで映画部門(というかコメディ部門からは)チャッキー出て来たし、ガンプラ部門からはガンダム出て来たし、でもガンダム登場シーンのカタカナ名の上の濁点が小さ過ぎて カンタムってなって見えたから まるで隣国製のバッタもんヒーローに少し見えてきて ちょっとそれはイヤだったかな~ スティーヴンさん、さすがにそこまでは気を使えなかったかな~
とまあ、ナンダカンダとどさくさに紛れて結構楽しめてしまってましたかな
普段あまり観ない系統のSF映画でしたけど、自分としてはステイホーム休暇の初日、暇で退屈なんだが 結構楽しいもんが見れて なんか幸先の良いスタートとなったかな。
3737さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-05-02 17:45:58)
7.ネタバレ ストーリーは特に面白くないけど、2DであれだけVRを表現出来るのには感心した。
特に映画「シャイニング」の中に入っちゃうってのは興味深かった。映画の中に入れるVRというのは、その内商品化されそう。ってか もうある? 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」とか出たら、バカ売れしそう。
(『世にも奇妙な物語』の一つである「ヴァーチャルメモリー」ってのも思い出した。あれは個人的なものなので、裏モノになっちゃうんだろうけど)
5人チームのはずが、残り2人がモブキャラなのが残念。今時の人種配慮で仕方なく入れたようになっちゃってる。
エンディングがクソみたいにつまらなかったけど、それまでは結構楽しめた。
くろゆりさん [地上波(吹替)] 8点(2020-07-09 17:55:44)
6.ネタバレ ストーリーはともかく、本当に「おもちゃ箱をひっくり返したような映画」という言葉がぴったりはまる映画で、とにかく見ていて純粋に楽しめた。冒頭部分からの金田バイクの登場は2か月前に「AKIRA」を再見したばかりというのもあって出てきただけで興奮したし、ガンダムとメカゴジラの戦いももちろん見ていて燃えたし、子供の頃にソフビで遊んでいた感覚を思い出してなにか懐かしくなってしまった。あえて野暮な欲をいえばメカゴジラの登場シーンでゴジラのテーマではなくメカゴジラのテーマ(74年Or93年)を使ってほしかったところ。でも、いちばんの見どころはやっぱり「シャイニング」の再現の完成度の高さで、かなり気合いを入れて作り込んであって、ここが見ていていちばん興奮してしまったし、久しぶりに「シャイニング」見て見ようかとも思った。こういう映画は元ネタを知らないと楽しめないかもというのがあるのだが、この「シャイニング」のシーンで、中に入るメンバーの中に「シャイニング」を見ていない人物を一人入れているのは、実際に見ていない観客と同じ立場の人物を置いておくことでその観客が置いてけぼりを食らうのを最小限にとどめるためだと思うが、これは良かったと思う。映画の世界を疑似体験できるVRというのはそのうち実現するだろうなと思わずにはいられない。それにしても70を過ぎたスピルバーグがまだこういう直球勝負なエンタメ映画が作れるということに驚くとともに嬉しくなる。映画に興味を持ったのは中学の頃で、きっかけとなった中には「BTTF」や「ジュラシック・パーク」があるわけだが、この映画が今のこれから映画に興味を持とうという人のそういったきっかけの一つになれば嬉しい。
イニシャルKさん [DVD(吹替)] 8点(2020-09-22 13:03:38)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 100人
平均点数 7.01点
000.00%
100.00%
200.00%
333.00%
433.00%
588.00%
62121.00%
72525.00%
82525.00%
91111.00%
1044.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.60点 Review5人
2 ストーリー評価 6.50点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review8人
4 音楽評価 7.00点 Review7人
5 感泣評価 3.25点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
視覚効果賞ロジャー・ガイエット候補(ノミネート) 

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