12.何といっても冒頭で炸裂する"Hazy Shade Of Winter"ですねー。ビデオクリップが滅茶苦茶格好良くて、当時、ベストヒットUSAで録画したのをどきどきしながら何回も巻き戻して見たものです。楽曲自体も、オリジナルのS&Gよりもはっきりいってこっちの方が上だと思います。あと、アク抜けすっきり脳天気なPoisonの"Rock And Roll All Nite"もご愛敬。映画ですけど、同じようなありきたりなやりとりが延々と繰り返されている上に登場人物のキャラクター設定も十分でなく、かなり長く感じた。ラストのあっけなさと容赦なさで作品としての価値を保っている感じ。
4.当時「NEW LOST GENERATION」と呼ばれてもてはやされた作家達のひとり、ブレット・イーストン・エリスが原作(彼が原作の映画と言えば最近では「アメリカン・サイコ」があります)。いかにも80年代といった感じの映画だから、今見たらかなり笑えるんだろうなぁ。因みにこの映画で流れるS&Gの曲は「冬の散歩道」で、カバーして唄っていたのは女性グループの「バングルス」です。