《改行表示》 450.ネタバレ 【Back to the Future】《未来へ戻る》ちょっと「??」で良いタイトルですね。普通に考えたら、マーティはモトの時代に戻るわけだから【Back to the Present(現在)】とかなんだけど、ご存じの通り、マーティのタイムトラベルによって過去が変わり、戻った先は、同じ時代だけど《未体験のいま》【Future】だったんですねぇ。 初視聴は中学の何かの授業の一環で、改築されたばかりの視聴覚室で、2週に分けてみんなで観ました。「あ、このお母さんビバリー(ハワード・ザ・ダック)だ!!」って、友達とひそひそ盛り上がってました。 本作は映画マニアにも一般の人にも人気の作品です。本サイトでも唯一の平均点9点台。今では不動の平均点トップ作品ですが、当サイトが書籍化された当時(2003年)は、BTTFは3位(256件9.21点)でした。 ※ちなみに1位は『情婦(35件9.40)』、2位は『ショーシャンク(519件9.22)』でした。 マーティが過去に行ったのは偶然のアクシデントでした。1955年11月5日。その過去で偶然、同世代だった両親に出会ってしまい、2人の未来に影響を与えてしまう。想像以上にダメ男だったジョージと、話が違って破天荒だったロレインのギャップが楽しい。2人にとって、一週間後の11月12日(プロムの日)は、結婚を決める人生の転機の日だったけど、過去を知ってしまうと“マーティが影響を与えなかった、モトの時間軸の両親の本当の馴れ初め”も観てみたいですね。 そして何回も観ていると"モトの時間軸のマーティのその後って、どうなるの?"が気になってしまいました。 童顔イケメンで、バンド(しかもギター)やってて、スケボーが趣味で、相思相愛の可愛いガールフレンド(恋人未満?)がいて…今で言う"リア充"です。オープニングのフィットネス・ジムの前で女の子たちに手を振る姿なんて、計算高く自分がイケてる自覚があるか、世間知らずのお子ちゃまじゃないと出来ないですよね。今のマーティって後者で、まだ世間の荒波に揉まれていない、明るい未来を夢見る純粋な少年なんです。 だけどマーティの周りを俯瞰して観ると、既に暗雲が立ち込めています。上司(ビフ)に言われるがままの父。夜間バイトの兄。パッとしない姉。バンドのオーディションは理不尽な理由(音が大きい)で落選。ジェニファーとのデートは車を潰されて行けない。そして親友ドクは殺されてしまう…1955年11月12日が両親の人生の明るい転機だったのに対し、1985年10月25日~26日は、純粋なマーティが夢見る未来が、無残にも打ち砕かれる転機の日だったんです。 急展開の連続で、両親の未来を変えないと自分の存在が消えてしまう!という大問題を前に忘れてしまいがちですが、モトの時間軸のマーティのその後って、じわじわと暗くなってくるんです。 そこをマーティ(と臆病なジョージ)は、自分の力で未来を明るいものに切り開いたところが、多くの人に共感と希望を感じさせた、この映画の秘訣なんでしょう。単にバタバタと、面白おかしいだけのジェットコースター・ムービーとは一線を画してます。 マーティの未来は明るいんだけど、どんな未来か?は、新しい現在の、仲睦まじいジョージとロレインの姿から想像するだけで充分でしょう。今までの映画だと、今まで未遂で終わってたジェニファーとの長~いキスをしてエンディング。なところですが… もう単体映画として完璧です。そして恐らく今までに無いエンディングの表現方法です。最後のドク登場は、この映画のオマケのようなものと思っていますが、こんな終わらせ方は過去に無かったでしょう。未来はまだまだ不確定要素に溢れている。そして未来に向けた冒険は続いていく。ゴミを燃料に、空を飛ぶデロリアン。いったいどんな未来になっているなのか?想像するだけでワクワクしますよね。上映中観客を楽しませ、鑑賞後も想像させて楽しませる。映画の楽しさがギッシリと詰まってます。素晴らしい。 【K&K】さん [レーザーディスク(字幕)] 10点(2025-05-11 09:46:33)
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《改行表示》 449.何回見返しても飽きない傑作やな。 ロバート・ゼメキスはこの3作で生涯の才能を使い尽くした感さえするわ。 【とれびやん】さん [地上波(吹替)] 10点(2025-02-24 18:01:34)
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《改行表示》 448.ネタバレ もう何度観たか分からないが、何度観ても面白い。 大人から子供まで幅広く楽しめる、これぞ「不朽の名作」と呼ぶにふさわしい作品。 今改めて観ると、映像技術に多少の「時代」は感じるものの、 むしろそれが「味」のようにも感じられる。 シナリオに関しても、「タイムトラベル」という設定が上手く生かされており、 見事な伏線回収など、消化不良感が一切ないのがすごい。 特に、終盤の時計塔のシーンは、何回観てもシビれますね。 これ以上ワクワクするSF映画を、今もなお、私は知らない。 【2年で12キロ】さん [DVD(字幕)] 10点(2021-10-23 10:33:24)
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447.ネタバレ 当時小学生で劇場で観ました。最近改めて観たのですが、当時も今も10点です。なぜこんなに面白いのか、なぜこんなに愛される映画なのか不思議な映画です。ストーリーが良い、音楽が良いなんて当たり前で、もうそんなレベルではないです。あえて言えば、タイムトラベルの話なので、当時の若い人とその親の世代の両方が楽しめます。よく言う子供からお年寄りまでみんなが楽しめるということです。また、母親が子供に恋するという発想も面白いですね。さらに登場人物の「成長」というテーマがいいですね。若いジョージは臆病な性格から頼れる男に成長します。マーティもそんな父親を見て尊敬のまなざしに変わり、後半はぐっと大人っぽくなっています。別れのシーンの「おかげでいろいろ勉強になった」というセリフにそれが表れていて名シーンですね。さらにドクも研究に明け暮れる変人から、マーティとのかかわりによって人間味あふれる人物へと成長しました。さらにこの映画を観ている観客も笑いと勇気をもらっていろんな形で成長していくのではないでしょうか。かたい話になってしまいましたが、この映画は「映画とは夢と希望を与えてくれるエンターテイメント!」という視点で見れば、映画史上No.1と言ってもいいのではないでしょうか。 【金田一耕助】さん [映画館(字幕)] 10点(2021-07-29 14:28:19)
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《改行表示》 446.ネタバレ 30thトリロジーが比較的値段が手頃だったのでそちらを購入。 三ツ矢さん目当て。 少し前に山ちゃんの声で放送あったが、どうしようもなく聞くに堪えなかった。 どうでもいいけど、この映画の日本版を見る度に、どうして88マイルを140キロと訳してしまったんだろう、と。 88という数字の緊張感が台無しになってる。 BDは非常に画質よく、暗い場面も明暗がくっきりで素晴らしいです。 1は最高過ぎる、2もなかなかいい、3は昔は嫌いだったが今はそこそこ見られる、 といった感じですが、この1、最初から最後まで無駄なくすっきり。 その中でも一番の見どころは1955年から見た1985年、でしょう。 雷に打たれて壊れた、壊されそうになってる時計台、 市長選で二期を狙う黒人市長、 俳優が大統領をやっている時代、 正に「30年前では考えられなかった」未来を生きている1985年の人、 から見た1955年の人。 特に一番の驚きはやはり母親ロレインであろう。 自分の母親としてはやたら女を語り、だらしない女を嫌っているのに 若かりしロレインは男に興味深々で、だらしないまでとはいかないまでも 少なくとも母親ロレインが見たら発狂もののキャラである。 この落差を描いただけでもこの作品は非常に素晴らしくある。 確かに、あまりに娯楽作である。 故に映画は何か重いものがないとダメという人には不向きであろうが、 そうではない10万人中の99999人受けする映画。 正にマスターピース。 ありがとう三ツ矢さん、ありがとう穂積さん、ありがとう玄田さん。 何気に三ツ矢さん版のいい味キャラは父親ジョージの古川さんであろう。 あと、映画と直接関係ないけど、マイケルは背が低すぎる。 ビフとは対比になっていいんだけれど、ジョージと並ぶと本当に親子か?と。 そんなこんなで久しぶりに見たい、という方は30thアニバーサリーが三本セットでお得ですよ、と。 【にんじん】さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2021-07-19 21:51:12)
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《改行表示》 445.ネタバレ パーフェクト! と言うしかない、こんな最高に面白い映画を映画館でリアルタイムに楽しめた私は、なんて幸せなんだろう。 SF・冒険・アクション・スリル・ファンタジー・コメディ・青春・ロマンス・音楽等々、これぞ感動と興奮のてんこもり状態、もうお腹一杯だ。でかしたスピルバーグ!やるじゃないかゼメキス! (上から目線ごめんなさい) 人生50数年、私にとっていまだにNO.1の映画なのだ。公開が1985年、当時22歳の青春ど真ん中、世の中もなんかキラキラ輝いていた時代背景も影響しているんだろうなあ。それにしても、この後のパート2・パート3とほとんど評価が下がらない映画もホント珍しい。最後にやっぱり、ありがとうスピルバーグ! 感謝だゼメキス! <追記>只今ひさしぶりに地上波で吹替版(山寺宏一氏、故青野武氏、故富山敬氏、石丸博也氏等々)を視聴中…なんだ?どうした? ものすごく楽しくて面白い作品のはずなのに…涙が止まらない。本作品を映画館でリアルタイムで視聴した青春時代の思い出、吹替版を担当している今は亡き声優の方々に楽しませてもらった作品の思い出など、もういろんな感情が体中を駆け巡る…。いやはや年取ったねえ(笑) とにもかくにもこの作品は私にとって最高の映画だったと再確認して追記した次第。最後にやはりもう一度大声で叫ばせてもらいます…ありがとおおおスピルバーグ! 感謝どああゼメキス! (追記の追記)今朝の某情報番組で山寺宏一氏が番宣してて、「三ツ矢雄二版が見たかっただなんて言わないでね」と半ば自虐的に語っていたのが笑えたなあ。なんのなんの三ツ矢版・山寺版・あと宮川一朗太版他、みなさん個性があって私はみんな好きですよ!
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《改行表示》 444.昔はハヤカワ文庫などから映画の公開に合わせて原作小説やノベライズの文庫が書店に現在より多く並んでいました。 買って帰り下宿先の6畳アパートで一気読みし夜中なのに感動して「Wow!」と叫んだのを覚えています。 映画も初日に観に行き期待を上回る面白さ(「The Power of Love」・「ジョニー・B.グッド」名曲)。 新入社員の私も、若さとポジティブ思考、来たるべき未来に想いを馳せたもんです。 【横浜っ子】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-10-12 04:10:35)
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《改行表示》 443.ネタバレ 普段、自分のフィーリングに合わない映画は、さんざんコケおろしてやるのだが、この映画は実に良く出来た面白い映画だ思っている大変、稀有な映画。監督も良いのだろう。彼の作る映画は面白いね。また、リー・トンプソンがとてもキュート。エンディングの終わり方はあれで良いから、続編は作らないほうが夢があって良かった。 ※ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ。昔、彼らが出ている年末ファイナル・カウントダウンに参加したのを思い出す。「パワー・オブ・ラブ」は未だにCMに使用される名曲だ。現在、彼らは何をしているんだい。
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《改行表示》 442.最高に興奮できて、笑えて、ジョージのパンチで毎回感極まって泣いてしまう。 映画を殆ど観ないカミさんものめり込んでいたのが嬉しい。映画史に燦然と輝く奇跡的な作品。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 10点(2018-08-07 17:43:04)
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441.ネタバレ 言わずと知れた不朽の名作。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-05-01 13:10:24)
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《改行表示》 440.ネタバレ 幼少の頃TVで観て夢中になった映画。これで映画好きとなったと言っても過言ではないでしょう。 わたしも父母のラブラブに一枚噛みたいぞ。 【るり】さん [地上波(吹替)] 10点(2018-04-21 20:08:25)
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439.最初から最後まで大興奮でした。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-08-13 18:56:29)
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《改行表示》 438.ティーンエイジャーにとって、共通体験として心に残る映画がある、今それは『君の名は。』だろうか、だとすると…かつてティーンだった僕たち私たちの共通体験映画が、この『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だろう。 共通点は、ティーンが主人公のドタバタコメディで、時空移動SFで、タイムリミットサスペンスでもあるところ。『君の名は。』は性の差、『バック・トゥ…』は年の差バディーが走り回り夢を叶えるドリームカムトゥルー物語。さらに『君の名は。』の魅力は美しい風景。それに匹敵するのが「どうせならカッコよくしよう!」というスピルバーグの一言で生まれた最高のガジェット、タイムマシン・デロリアンの魅力ではなかろうか! 【墨石亜乱】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-07-21 00:15:42)
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《改行表示》 437.いまさら何も言うことはない。 私にとって全てがパーフェクトな映画。 【てれってれーR】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-07-16 20:07:39)
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《改行表示》 436.ネタバレ 大好きな映画の一つ。不朽の名作。 はじめて見たとき、ジゴワットって何の単位?と思って調べたのを覚えています。今となっては有名なトリビアらしいけど。 大好きなシーンは、 転んで便器に頭をぶつけたときに思いついたという「Flux Capacitor」をマーティが言い当てたときのドクの反応。 時計台落雷のチラシを得意げにドクに見せる場面。 嘘みたいに積極的なママ。 「ダース・ベイダーだ!」と言いながら、パパであるジョージを説得するシーン。 はずれるケーブルとなかなかかからないエンジン・・・。先が分かっているのにハラハラする。 コメディとドラマとSF要素を持つ映画としては、これを超える傑作はないかも。 【めたもん】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-07-15 22:18:09)
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435.ネタバレ 久しぶりにみました。オープニングから不思議な機械の連続で引き込まれる・・・。プルトニウムがエネルギー源だとか、落雷の電力を至近距離でコードにつなぐとか非現実的な部分もありますが、檻の中が好きな子供(おじさん)やマーティが当時の人物と交わすやりとりなど、絶妙のユーモアがたっぷり詰まっています。ストーリーもシンプルですし、何よりマーティとドクとのかけひき・友情がなんともいえないし、ビフは存在感たっぷりである他、登場人物がみな魅力的。30年以上たっても全く古さを感じさせないエキサイティングな映画です。何回見ても楽しめる、映画の醍醐味を感じられる映画だなと改めて感じました。 【jcross18】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2017-01-02 12:29:45)
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434.一番好きな映画何?って聞かれたら小学生のころからずっとこの映画と答えてる 【マントタヌキ】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-11-30 00:20:05)
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433.ネタバレ 「グーニーズ」とともに自分の中に「アメリカに対する夢」、「映画に対する夢」を植え付けた作品。「アメリカの高校生って本当にスケボーで人のトラックの後ろに掴まりながら通学するのかな?」子供の頃本気でそう思ったものだ。ギター、スケボー、ロックンロール、コンバース、雨にぬれたアスファルト、ショッピングモール...この映画の全てに憧れていた。夢しか無い。テンションしか上がらない。何度も観たはずなのに、今回映画館で観ると全てのシーンに新たな感動が付与された。基本的にコメディなのだが、ずっと涙腺が緩んでいる感じ。ダンスパーティーでパパとママがキスするシーンがあんなに泣けるなんて。自分の中では今でもこの評価以外ありえない。
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《改行表示》 432.ティーンの頃大好きで、1・2・3とビデオテープ(VHS。古い…)も購入したなぁ。映画館で泣き笑いして観たこの映画を、2016年になってまさか小学生のムスコと観るとは思わなかった(笑)。 面白い物語は大好きだが飽きっぽいムスコが、夢中で観たあと大絶賛。「何回もみたい!」と。 つまり、本当に面白いんですよ。整合性やつじつまなど難しい事すべて放り捨てたっていいじゃないか、こんなに面白くて心にグッとくる映画なんだから。 面倒なことは言いっこなしだぜ、楽しんでくれ。これが映画だ。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 10点(2016-04-04 18:46:33)
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431.初めて観たのは中学2年くらいか。映画ってこんなに面白いんだ!と激しく感動した記憶は今でも鮮明だ。あれから数十年。改めて観ると、ご都合主義的な筋運びや、あまりにあざとい伏線の見せ方など、ほとんどコントの様な感じすらしてしまう。現在はもっと洗練された作品もあるし、今の若い人が、当時の私たちほど感動しなくても、まあそれは仕様のないことだと思った。それでも私に取っては映画の最高峰であることはいささかも揺るぎ無い。おそらく今後も色々な新作映画を観ると思うが、映画にこれほど夢中にさせられることはもう無いんだろうなと思って、哀しみを感じてしまう。同時代に観られて良かった。 【すらりん】さん [地上波(字幕)] 10点(2016-02-20 14:43:06)
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