主人公がDJという特性を活かし、サマーフェスというクライマックスを用意してる辺りも、良かったです。 ヘッドフォンを装着してのランニング中、電池が切れてしまい、そこからの帰り道で「日常には、こんなにも音楽が溢れている」と気が付き、それら「日常の音楽」を演奏に盛り込むって展開も好みでしたし…… 亡き友と二人で眺めていた海を、今度は一人で眺める場面。 演奏中に、彼の言葉を思い出し、涙ぐんだ後、その涙を拭って絶叫する場面。 スクワレルの姿を描いた直後「WE ARE YOUR FRIENDS」という作品タイトルが浮かび上がる場面なんかも、胸を熱くさせるものがありました。