映画『椿三十郎(1962)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

椿三十郎(1962)

[ツバキサンジュウロウ]
SANJURO
1962年上映時間:96分
平均点:8.15 / 10(Review 222人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-01-01)
アクションドラマコメディ時代劇モノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-16)【イニシャルK】さん
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監督黒澤明
助監督森谷司郎
出目昌伸
和田嘉訓
中野昭慶
演出久世竜(剣術指導)
キャスト三船敏郎(男優)椿三十郎
仲代達矢(男優)室戸半兵衛
加山雄三(男優)井坂伊織
団令子(女優)千鳥
小林桂樹(男優)見張りの侍・木村
田中邦衛(男優)保川邦衛
志村喬(男優)次席家老・黒藤
伊藤雄之助(男優)城代家老・睦田
入江たか子(女優)睦田夫人
平田昭彦(男優)寺田文治
久保明(男優)守島隼人
土屋嘉男(男優)広瀬俊平
藤原釜足(男優)国許用人・竹林
太刀川寛(男優)河原晋
清水将夫(男優)大目付・菊井
江原達怡(男優)関口信伍
大友伸(男優)騎馬の侍
堺左千夫(男優)足軽
堤康久(男優)足軽
小川安三(男優)足軽
佐田豊(男優)菊井の配下
清水元(男優)菊井の配下
小川虎之助(男優)里藤家三太夫
大橋史典(男優)騎馬の侍
山田彰(男優)
岡部正(男優)
原作山本周五郎「日日平安」
脚本小国英雄
菊島隆三
黒澤明
音楽佐藤勝
撮影小泉福造
斎藤孝雄
木村大作(撮影助手)
原一民(撮影助手)
上田正治(撮影助手)
製作菊島隆三
田中友幸
東宝
配給東宝
美術村木与四郎
録音下永尚(整音)
小沼渡
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
あらすじ
とある藩の内部で権力争いが起こっている。城代家老のシンパの血気盛んな若侍たちと、ふとしたことで知り合った浪人"椿三十郎”は、彼らと協力して、大目付による藩乗っ取りの悪事と戦うことになる。そして乗っ取り派の使い手”室戸半兵衛”とやがて決着をつけることに・・・。
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

8.いろいな人が述べているので特に付け足すところはない。完璧な脚本だと思う。「や」のところが好きだ。
ととさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-05-04 02:27:31)
7.三十朗、かっこよすぎ&強すぎ。隙のないかっちょよい侍映画です。気持ちよくて楽しくて爽快で、黒澤映画で一番好きです。ブラーボ!
すべからさん [DVD(邦画)] 10点(2008-06-13 17:41:15)
6.何度も観ている映画のベスト3に入る本作。でも、何度観ても飽きない。以下はそのレジュメ。■三十郎:「規格外」の塊り。何をするか分からない化け物。悪人ではないが善人とも言いにくい複雑な人格。「抜き身」の代表格。■若侍:常識的に育った「良い刀」候補。未熟・短慮・短絡で三十郎とのコントラストを際立たせる。正義感で物語を転がす原動力。田中邦衛は丑年生まれ。■室戸:敵側の「抜き身」。只者ではない存在感で物語を引き締める。俺も悪いと居直るところが大好き。■奥方:唯一、三十郎が苦手とする存在。「抜き身と鞘」のたとえ話はラストシーンまで活かされるテーマ。■押入れ侍:三十郎と若侍たちを間近から傍観するギャグ担当。■城代:冒頭で「つまらねえ面」と三十郎が予測した通りの外見オチ。「乗った人より馬は丸顔」で塞いだ場の空気を和ませる機転に人柄と才覚が窺える。鞘に入った「良い刀」の代表格。■カメラワーク:シネスコの画角を活かして三船と若侍をバランス良く対照させて収める構図の緻密さに感心。「金魚のうんこ」などがその好例。■頭脳戦:実は斬り合いは多くない。本作の醍醐味は切れ目の無い仕掛けの応酬。■激昂:若侍を逃がすために菊井側の侍を大量に斬殺するシーン。門番まで追いかけ滅多斬りにする非情さに戦慄する。張り手が思いっきり痛そう。■決闘:まさにクライマックスの見せ場。一瞬で決する勝負だが、静かな睨み合いから始まる「間の取り合い」の緊迫感は他に類を見ない。■たった90分:この密度は「十二人の怒れる男」並み。実は全く同尺。■あばよ:エンドロールが無い映画は切れ味が良くって好きです。
アンドレ・タカシさん [地上波(邦画)] 10点(2008-11-08 23:16:52)
5.ネタバレ 「ギラギラしている」のは、三十郎ではなくて室戸の方では?というのが、唯一引っかかった点。奥方たちのおっとりした会話にうんざりして「や」の字を書いたり、えらそうに碁盤の上にのって文句をたれたり……ひょうきんでぐうたら侍風の三十郎がギラギラするのは、やむを得ず人を斬るときだけではないか。ラストの決闘も、室戸が仕掛けるまで待ったあとで反応している。あくまで受身だ。(ちなみに、昔初めて視聴した時は、2人同時に刀を抜いたと思っていた。今見ると、三十郎は決して先に手を出すつもりがなかったと確信できる。)

いい刀は鞘に入っているとのこと。その真実に沿うように、先に抜かれた殺気を放つ刀は敗れた。しかし、三十郎が奥方の評どおり「ギラギラの抜き身」であったなら、どちらが倒れても不思議ではない勝負であったろう。また、2人とも相手が出るまで待つ構えであったなら、決闘は成り立たなかったはずなのだ。まるで『古畑任三郎』の「笑うカンガルー」に出てきた「ライオンのパラドックス」を見るような思いがした。

しかし、ほかは満点。ドラマだけを音声で聞いていても、脚本の素晴らしさに何度もうならされる。無駄なセリフが一つもない。感服!
tonyさん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-06 00:05:02)
4.ネタバレ これぞ日本が世界に誇る活劇映画だろう。かつて日本映画が世界中に影響を与えていた時代があった。これもそんな時代を象徴する一本。そりゃあこれだけ面白ければ、人種なんて関係ないだろう。

アクションもユーモアもたっぷりで、1時間半があっという間に過ぎて行く。

「手前が馬鹿だと思われてるのを気にしねえだけでも大物だ」
「10人だ!手前らのやることは危なくて見ていられねえや!」

こういった震えが来るくらい格好良い台詞を、願わくば現代の邦画でももっと聞きたい。
rain on meさん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2015-10-17 10:20:00)
3.ネタバレ 時代劇という枠を取っ払っても、痛快娯楽作ジャンルにおいて上位に君臨するだろう名作。
言うに及ばぬ三船の圧倒的な存在感。明快、爽快なストーリー。良い者、悪い奴、切れ者、おっとり役と揃いに揃ったキャラクター。お気に入りは押入れに出たり入ったりのとぼけっぷりが絶品の小林桂樹。
ああ椿三十郎(もう少しで四十郎)。粗くて深くて、おかしみも醸す愛すべき浪士。若侍たちの青臭い行動の浅はかさに苦虫を噛み潰し、御内儀の扱いにはほとほと手を余す。椿は赤だ白だと口を出す女衆に辟易し、ふすまの仮名を指でなぞる三十郎。笑える。でもそんな愛嬌とは別の顔を持つのが殺陣のシーン。全身殺気をはらんだ身体の動き、刀の返しのキレには息を呑む。有名なラストシーンは、それこそ呼吸が止まった。
私ごとですが、映画といえば洋画ばかり観ていて、日本映画のクオリティの高さを知ったのはだいぶ後になってから。黒澤作品はどれも震えるほど感動したものです。これもそんな一本。
tottokoさん [DVD(邦画)] 10点(2017-10-21 00:57:18)
👍 1
2.「ダメか?やっぱり」の最初の1言で一気に観客を別の世界に引きずり込んでしまう。これは脚本の力だ。最高傑作だと思う
アマデウスga好きさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 10点(2020-01-13 16:11:12)
1.ネタバレ 見せる映画、見た後、ああ面白かった、楽しかった、見てよかったと思える映画、まさに娯楽映画とはこれで、単純な勧善懲悪のストーリーにサスペンスあり、ユーモアあり、時代劇として斬新な切り合いあり、そして、最後の居合の名場面、俺は今すごく機嫌が悪いんだ、、、三船もいいし、加山もいいねえ。
黒部の太陽さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2021-02-15 15:47:49)
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【点数情報】

Review人数 222人
平均点数 8.15点
000.00%
100.00%
210.45%
310.45%
462.70%
594.05%
6146.31%
73314.86%
85022.52%
96027.03%
104821.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review17人
2 ストーリー評価 8.54点 Review31人
3 鑑賞後の後味 9.03点 Review28人
4 音楽評価 8.40点 Review20人
5 感泣評価 6.00点 Review11人

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