映画『ジョーカー』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ジョーカー

[ジョーカー]
Joker
2019年上映時間:118分
平均点:6.82 / 10(Review 118人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-10-04)
公開終了日(2020-01-29)
ドラマサスペンスSFファンタジーシリーズもの犯罪もの漫画の映画化バイオレンス
新規登録(2019-08-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-12-03)【イニシャルK】さん
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監督トッド・フィリップス
キャストホアキン・フェニックス(男優)アーサー・フレック/ジョーカー
ロバート・デ・ニーロ(男優)マーレー・フラクリン
ザジー・ビーツ(女優)ソフィ・デュモンド
フランセス・コンロイ(男優)ペニー・フレック
ブレット・カレン(男優)トーマス・ウェイン
ダグラス・ホッジ(男優)アルフレッド・ペニーワース
シェー・ウィガム(男優)
平田広明アーサー・フレック/ジョーカー(日本語吹き替え版)
野島昭生マーレー・フラクリン(日本語吹き替え版)
滝沢ロコペニー・フレック(日本語吹き替え版)
菅生隆之トーマス・ウェイン(日本語吹き替え版)
志村知幸ホイト(日本語吹き替え版)
田中美央アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版)
ボルケーノ太田(日本語吹き替え版)
出演チャールズ・チャップリン工員(劇中映画「モダン・タイムス」より)
原作ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本トッド・フィリップス
音楽ヒドゥル・グドナドッティル
挿入曲クリーム"White Room"
フランク・シナトラ"That's Life"
製作トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
配給ワーナー・ブラザース
字幕翻訳アンゼたかし
あらすじ
バットマン最大の敵として名を馳せるジョーカー。道化師メイクの恐るべき極悪人は人生のどこで歯車を狂わせたのか。努力しながら社会に適合して来た彼の人生を幼少期からたどり、内に秘めた狂気が爆発していく様を描くオリジナルストーリー。ホアキン・フェニックスがジョーカーを熱演する。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

10.ネタバレ 重い!どすんと心に来る。痛い。痛い。そして悲しい。
アーサーとしての人間ドラマとしても、視聴者へのなげかけとしても、重いテーマが与えられます。
ラストシーンで妄想であると煙に巻きつつ、視聴者へ伝えたいメッセージは重く重く残していくわけです。
「オチなんかないんだ」、「どうせ聞いてないんだろ」、「理解できないさ」、
そう、オチなんかなく、視聴者が物語の深淵をどれだけ理解できるか、
誰がジョーカーなのか、妄想なのか、本当の物語なのか、どうでもいい。視聴者に残ったこの気持ちがすべてなんだと思います。
Keytusさん [DVD(字幕)] 8点(2020-02-24 03:39:49)
9.ネタバレ 何とも哀しい映画だ。バットマンにあまり詳しくない私が感じたのは、他の人も言っているようにタクシードライバーのような映画だ。よりファンタジーな感じだが。妄想なのか?現実なのか?ラストは本当に笑っていたと何かで聞きましたが、それでも整理できません。ただ、圧倒的な雰囲気と演技力でおもしろかったです。
ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-03-29 00:52:42)
8.ネタバレ アーサー、詐病説を僕は支持する。故意に笑ってるんじゃないか。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 8点(2020-03-30 15:18:36)
7.ネタバレ これは私の知っているジョーカーではないという意見は真理で、
実際ジョーカーではないのかもしれない。
アーサーの現実と妄想の境を曖昧にする為に、あえて俯瞰ショットではバスの子供を隠すようにみせたり
リボルバーで6発以上撃ったり(8発入りとかあるらしいけど)11時11分が多かったりとか、
ジョーカーと後のバットマンとの年の差とか他にも探せばいろいろあるんだろう。
3回も観てしまった。全部がジョークでもいい。ホアキン・フェニックスの謎ダンスとか
ダークサイドに堕ちる過程が楽しめた。

監督はジョーカーの企画をワーナーに持ち込み、5000万ドルの予算を監督の言葉で
「強奪」してきたと言う。アニメ原作じゃないと予算がつかないのは日米に相違ない。
監督がやりたかったのは80年代の暗黒NYの舞台とデニーロと仕事することだろう。
当初主役はディカプリオの予定だったが、ホアキン・フェニックスが見事にハマッた。
しかしまぁ、ジョーカーは誰がやっても決定的なインパクトを残せる特別な役でしょう。
michellさん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-05 02:32:59)
6.ネタバレ これを観ると、バットマンの観方も、ハーレンクインの観方もガラリと変わるね。

深いね~。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-19 00:48:43)
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5.ネタバレ 期待通りのインパクトがあった。ジョーカーは『ダークナイト』でも出てきますが、アメコミ映画でありながらお決まりの超能力や超常現象は一切起きたりしません。ただの人間がいかにして「ジョーカー」になってゆくのか、それを淡々と描いています。生来持っているものや立場でその人の人生がほぼ決まってしまう街、ゴッサムシティ。その中で障害を持ちながらピエロとして生計を立てる「ハッピー」ことアーサー・フレック。恐怖や緊張、不安を感じると笑い出してしまう障害のため生きにくさを感じながらもコメディアンとしてショーに出て成功を夢見る一人の男。もちろんジョーカーに共感はできませんが、リアルな犯罪者として、冒頭に書いたようにインパクトのあるキャラクターとなっていました。

ジョーカーは、アーサーの抱える他人から認められたいという願望と、にもかかわらず不当に貶められ悪い意味で笑い物にされることに対する怒り、世の中の理不尽への不満などをゴッサムシティやトーマス・ウェインにぶつけようとした結果誕生してしまったんですね。またその過程でたまたまピエロメイクをしている状態でこれまたたまたま銃を持っていて仕事をクビになったところで、ちょっかいを出してきた三人を銃殺してしまったところ、同じように日常や街に不満を持っている貧困者たちのダークヒーローになってしまうという。コメディアンとしてショーに出て成功したかったアーサーには悪名といえど人から称賛されることが快感だったようで、そのまま彼はジョーカーに…

彼と同じように体が小さいことでバカにされてきた職場の仲間には敬意を持って接したりする人間性が垣間見えるところが、余計にリアルでした。ただ無差別に人を殺したりするのではなく、むしろ誰をなぜ殺すのかという理由がわかってしまうところがジョーカーらしい。

思ったことは、真っ当に生きていようとそうでなかろうと、それがショースターであっても寝たきりの老婆であっても、誰しもみんな人に認められたい、愛されたいと思っていて、それが動機になってエネルギーが湧くんだな、湧いてしまうんだな、と思いました。
TANTOさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-17 12:28:08)
4.救いのカケラもない映画でした。でもそれがいい。テーマは、世の中から虐げられた者、見下された者の怨嗟でしょう。アメコミから派生したまったく架空の物語でありながら、ものすごくリアリティがありました。「その気持ち、わかるわぁ」という感じ。無数のピエロに紛れてしまうあたりも、大衆のルサンチマンが絶妙に表現されていたように思います。
それと、出番は少ないもののロバート・デ・ニーロの存在感が際立っています。他の出演者に比べて突出して高いキャリアや知名度やオーラが、役柄のイメージにピタリとハマっている感じ。成功者の象徴というか、悪気はないけどつい人を見下してしまうというか。主人公とのコントラストが、痛々しいほどでした。
しかしまあ、明日もがんばろう、という気になれる映画ではないですね。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-20 00:53:39)
3.ネタバレ 60年代のTVシリーズ「バットマン」を子どもの頃に楽しんだ世代としては、そもそも「ジョーカー=極悪非道の犯罪者」と言うイメージがピンと来ません。どちらかと言えば、道化師の扮装そのものの面白おかしい存在といったイメージが強く(勿論犯罪者ではありますが)、映画版「バットマン」に登場するジョーカーは、アメコミを読まない自分としては馴染みが薄いキャラです。
そんな訳で、「ジョーカー誕生秘話」としてではなく「ある極悪人はいかにして生まれたか」といったイメージで鑑賞しました。
数々の賞を受賞しただけあって流石の見応え。ホアキン・フェニックスの怪演は勿論のこと、母親役のフランセス・コンロイ、隣人役のサジー・ビーツ、そして御大デ・ニーロさんと、意外に少なめの主な登場人物たちがそれぞれにいい味を出していて、長尺なのに一気にエンディングを迎えました。
虐げられて生きて来た者が何を契機に暴発するのか。地下鉄での初めての殺人は、酔客に絡まれていた女性を助けるための正義感に基づいたものではないでしょう。かと言って、自分への暴力に対する単純な防衛反応でもないと思います。いくつかの契機を積み上げた結果、あの瞬間に幼少期から自らを守るために纏っていた鎧を脱ぎ捨てた。いや意図して脱ぎ捨てるまでもなく、一気に剥がれ落ちたのかもしれません。あとは雪崩のように今までの優しさや希望が崩れ落ちて行くだけ。もう誰も止められない。彼は劇中、笑いが止まらない病であるとされていますが、まさに可笑しさも何もない形だけの笑いが以後の彼の全てを支配していくのですね。
「バットマン」の予備知識なしで見ても十分に楽しめるサスペンスでした。とは言え、ここで描かれているウェイン少年との出逢いは、続編を期待せずにはいられないところ。製作の噂はあるようですね。期待しています。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-08 00:43:07)
2.役者の演技もさることながら、カメラワーク、音楽が素晴らしかった。とても惨めで救いがない…いや、ある。同調してくれた人々ができたことで彼は孤独ではなくなった。もう笑いを我慢しなくてよくなった。
ちゃんと「分断」が描かれていた。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-10-09 14:14:43)
1.狂ったジョーカーの姿を見事に演じてみせてその他の部分も隙のない素晴らしい映画だった。残酷な世界の一面を映す前半がややだるいけど、、、

内容は賛否あれど別にこの映画のせいで犯罪者増えるとは思ってない、、、
ラスウェルさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-09-10 23:44:39)
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【点数情報】

Review人数 118人
平均点数 6.82点
010.85%
110.85%
232.54%
321.69%
432.54%
51210.17%
62016.95%
72924.58%
83025.42%
91311.02%
1043.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review7人
2 ストーリー評価 7.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.28点 Review7人
4 音楽評価 8.57点 Review7人
5 感泣評価 4.83点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ホアキン・フェニックス受賞 
監督賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
撮影賞 候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ヒドゥル・グドナドッティル受賞 
音響賞 候補(ノミネート)音響編集賞
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 
脚色賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ホアキン・フェニックス受賞 
監督賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
作曲賞ヒドゥル・グドナドッティル受賞 

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