映画『キャッツ』の口コミ・レビュー

キャッツ

[キャッツ]
Cats
2019年上映時間:120分
平均点:4.69 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-24)
ドラマコメディファンタジーミュージカル動物もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2019-12-09)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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監督トム・フーパー〔監督〕
キャストジェームズ・コーデン(男優)バストファージョーンズ
ジュディ・デンチ(女優)オールドデュトロノミー
イアン・マッケラン(男優)ガス
イドリス・エルバ(女優)マキャヴィティ
ジェニファー・ハドソン(女優)グリザベラ
テイラー・スウィフト(女優)ボンバルリーナ
レベル・ウィルソン(女優)ジェニエニドッツ
葵わかな(日本語吹き替え版)
大竹しのぶ(日本語吹き替え版)
秋山竜次(日本語吹き替え版)
森崎ウィン(日本語吹き替え版)
宝田明(日本語吹き替え版)
山寺宏一(日本語吹き替え版)
宮野真守(日本語吹き替え版)
沢城みゆき(日本語吹き替え版)
山路和弘(日本語吹き替え版)
朴璐美(日本語吹き替え版)
浦嶋りんこ(日本語吹き替え版)
原作アンドリュー・ロイド・ウェバー
脚本トム・フーパー〔監督〕
製作トム・フーパー〔監督〕
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
アンドリュー・ロイド・ウェバー
配給東宝東和
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

2.ネタバレ  「キャッツ」は、この映画が観るの初でした。
 基本的に、あの唯一無二の奇天烈なビジュアルが観たくて行って、期待通りで非常に面白かったです。
 ファンタジックなビジュアルに、歌ですべてが解決する世界!
 数々の名優が独特でコミカルな猫を演じてる!

 ストーリーが、話のほぼ9割が猫の紹介で終わるという斬新な構成で、「七人の侍」の前半だけで終わる感じでしょうか。これはこれでアリかなと思いました。メリハリが付いてれば(七人の侍も、前半だけでも十分面白いですし)。
 ……で、メリハリの部分が問題で、休まる場面がほぼないまま延々と途切れなく猫の紹介がずっと続くので、観てて息切れしてしまいました。
 メインの話が、特にひねりもなくすんなり決まるのは、まあ、そういう話じゃないからということで了承。歌の良さで説得力は出てましたし。

 あの独特のファンタジックな映像のダンスもファンタジックなビジュアルで素晴らしいんですけど、同様にメリハリの問題があって、なんというか、劇場の最前列に座って、メインのダンサーが全部アップで自分に直接語り掛けてくる場面がずっと延々続く感じで、作品の大ファンの人がこの場面が好きなんだよっと見せ場ばかり立て続けに編集して見せてくれるみたいな、それだけだと文脈とか拝啓とか全体の構成がわからないので、面白さがつかみづらいというか、よくNHKの舞台とかバレエとかの中継で、演出の都合上、ソロのダンサーをアップで見せるべき場面と、ダンサーの全体のフォーメーション&舞台装置を俯瞰で見せる場面があるんですけど、カメラマンはその演出意図をわかってないので、適切に切り替えて見せてくれないのでTVでみるといまいち面白さがわからない、という事態が良くある(現場で観ると面白さがわかるんだけど)……という問題の映像を、そのまま映画の映像にしてしまった感じでしょうか。
 映画なら、ダンスの演出意図がわかってるはずだから、その辺の切り替えは演出家の意図通りきちんと行えるはずなのに、やっちまったかい、と思いました。

 序盤にゴキブリの場面があるんですけど、あのビジュアルで「食べる」を描くと、グロテスクでたまらん感じがあって、それがずっと続くとヤバイと戦々恐々としましたが、以後はそういうグロい場面はそれほどなく、大丈夫でした。役者が裸みたい? なのは、そんなに何とも思わなかったです。あの背後から映されたときに腰とかに毛皮のよれが多少目立つことがあって、生きてる猫の体毛ではなく、舞台衣装っぽく見えるのがちょっとどうだろうと思ったくらい。

 歌は素晴らしくて、あの有名な曲はそういやキャッツの曲だったか! と思いました。
 サントラは欲しいかも。
simさん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 23:48:57)
1.ネタバレ 小生ヘビーなキャッツファンであり、今回の映画については興味深く観た。
映画化するにあたりオリジナルストーリーを持ってくるのかと思いきや、曲順や大きなストーリーとしては舞台版とほぼ同じ。
ただ、各キャラクターの性格付けや楽曲の仕様などはけっこうな変更が加えられており、個人的にはそれがうまく作用したとは感じれなった。

まず、キャッツという作品の大きなテーマとして「猫はプライドがあり、気高い生き物」ということを言っているわけであり、それが最後に唄う「猫は犬にあらず」という歌詞に集約されている。
リーダーのマンカストラップはもとより、グリザベラ、バストファージョーンズ、じいさん猫のガス、泥棒猫のマンゴジェリーや凶悪猫マキャヴィティに至るまで登場する猫にはすべからく気高さがある。
しかし、この映画では最初に出てくるガンビーキャットがいきなり下品だ。股を開いてボリボリ掻いたり、しまいには〇〇を食べる。
バストファージョーンズの歌では皆で残飯を漁っている。これらの描写はキャッツの世界観と真逆であり、なぜわざわざこんなシーンを入れたのか正直信じられない。
ラムタムタガーもまったく色気が無くただのお調子者、メス猫にモテる要素も感じられずミスキャスト。グリザベラも同じ。落ちぶれた美人猫には到底見えない。そしてタガーとグリザベラの見た目が似ており、これが続けて登場するのも大きなマイナスポイント。
これはまず歌手ありきで作ってしまっている弊害かと思われる。ミュージカルなので縛りも多かろうと思うが、アメリカならもっと人材いるだろう。

後、電車好きでひょうきんなスキンブルシャンクスがシブいタップダンサーになっていたが、これはまあ許せるか。
線路でタップダンスするというアイデアが捨てれなかったんでしょう。(そのおかげでガンビーのタップシーンはカットされたが)

グロールタイガーがマキャヴィティの手下になってたりデュトロノミー以外にも何匹かの猫がさらわれてきたりだとかストーリを無理やり作ろうとしてるのはわかるが、明らかに幼稚。もう少し工夫できなかったか。
ミストフェリーズよりマキャヴィティの方がよほどマジカルキャットだし。

「一年に一度天上に昇って生まれ変わる猫を決める、そして誰もがその座を求める」というよくわからない設定であるがゆえに、複雑なこと考えることなく歌や踊りを楽しめるというというのがキャッツの一番の魅力だと思う。
それをあえて映画化するということははっきり言ってナンセンスの極み。魅力にあふれた歌や踊りを削り、妙な設定を加え、こねくりまわした挙句がこの結果ではそりゃ酷評されるのも無理はないぞ。
ただキャッツという素晴らしいミュージカルを多くの人に知ってもらうきっかけを作った点は評価。
banzさん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-14 05:05:24)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.69点
000.00%
116.25%
216.25%
3318.75%
4212.50%
5425.00%
6212.50%
716.25%
8212.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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