映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の口コミ・レビュー
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
[ダブルオーセブンノータイムトゥダイ]
No Time to Die
2021年
【
英
・
米
】
上映時間:163分
平均点:6.76 /
10
点
(Review 62人)
(点数分布表示)
公開開始日(2021-10-01)
公開終了日(2022-03-02)
(
アクション
・
サスペンス
・
アドベンチャー
・
シリーズもの
・
小説の映画化
・
スパイもの
)
新規登録(2020-02-01)【
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監督
キャリー・ジョージ・フクナガ
演出
鍛治谷功
(日本語吹き替え版)
キャスト
ダニエル・クレイグ
(男優)
ジェームズ・ボンド
ラミ・マレック
(男優)
サフィン
レア・セドゥ
(女優)
マドレーヌ・スワン
アナ・デ・アルマス
(女優)
パロマ
クリストフ・ヴァルツ
(男優)
エルンスト・スタブロ・ブロフェルド
レイフ・ファインズ
(男優)
M
ベン・ウィショー
(男優)
Q
ナオミ・ハリス
(女優)
イヴ・マネーペニー
ロリー・キニア
(男優)
タナー
ジェフリー・ライト〔男優〕
(男優)
フェリックス・ライター
デヴィッド・デンシック
(男優)
ヴァルド・オブルチェフ
声
藤真秀
ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版)
中井和哉
サフィン(日本語吹き替え版)
園崎未恵
マドレーヌ・スワン(日本語吹き替え版)
水樹奈々
パロマ(日本語吹替え版)
斎賀みつき
ノーミ(日本語吹き替え版)
山路和弘
エルンスト・スタブロ・ブロフェルド(日本語吹き替え版)
浪川大輔
ローガン・アッシュ(日本語吹き替え版)
多田野曜平
ヴァルド・オブルチェフ(日本語吹き替え版)
原康義
M(日本語吹き替え版)
杉本ゆう
イヴ・マネーペニー(日本語吹き替え版)
石田圭祐
フェリックス・ライター(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣
ビル・タナー(日本語吹き替え版)
原作
イアン・フレミング
脚本
キャリー・ジョージ・フクナガ
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド〔脚本〕
音楽
ハンス・ジマー
作詞
ハル・デヴィッド[作詞]
「愛はすべてを越えて」
作曲
ジョン・バリー〔音楽〕
「愛はすべてを越えて」
モンティ・ノーマン
「ジェームズ・ボンドのテーマ」
挿入曲
ルイ・アームストロング
「愛はすべてを越えて」
製作
バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
配給
東宝東和
字幕翻訳
戸田奈津子
日本語翻訳
松崎広幸
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1.
ネタバレ
ダニエル・クレイグの、そして“ジェームズ・ボンド”の“青い瞳”が、今作では特に印象的に映し出される。
その瞳は、時に怒りを滲ませ、時に強い決意を表し、そして時に愛する人を慈しんでいた。
“ブルーアイズ”こそが、ダニエル・クレイグが演じたジェームズ・ボンドの象徴であり、アイデンティティだった。
2005年に新ジェームズ・ボンドに、ダニエル・クレイグのキャスティングが発表された際には、金髪で青い瞳という従来の“ボンド像”からかけ離れたその彼の風貌に対して批判が殺到したらしい。
ただ、その固執されたイメージからの乖離、古い時代性からの脱却こそが、この俳優を起用した最も大きな狙いだったのだろう。
クレイグ版007第一作「カジノ・ロワイヤル」から足掛け15年経った今、改めてこのキャスティングは大英断だったと言えると思うし、少なくとも僕にとっては、この無骨で厳しい主演俳優こそが「007」だった。
そのダニエル・クレイグ版007の最新作にして、最終作。パンデミックによる1年半以上の公開延期を経て、ようやく日の目を見た今作は、自分の想定以上に印象的な映画作品として、心に残り続ける作品となった。
初回鑑賞後、あまりにも衝撃的でエモーショナルな今作の顛末を思いながら、しばらく思考をまとめることができなかった。
その間、頭の中では、ビリー・アイリッシュが歌唱する今作の主題歌が繰り返し流れ続けていた。
自分が思っていた以上に、ダニエル・クレイグが演じたジェームズ・ボンドと、彼の「007」シリーズが特別であったことを思い知った。
気持ちの高ぶりが収まらず、居ても立っても居られなくなり、今作の感想を綴る前に、クレイグ版007の過去4作すべてを再鑑賞することにした。
過去4作を見返すと、改めてこのシリーズが、それ以前の過去の「007」シリーズとは一線を画する革新的なアプローチの連続であったことを痛感する。
それは主演俳優のビジュアルなどに留まらない。作品世界そのものに対する是非、ジェームズ・ボンドというキャラクターに対する解釈、そしてそれらが今この現代社会に存在した場合に求められる視点と価値観、そういうことをシリーズ通じて真摯に追求し、挑戦し続けていた。
その象徴であり、顕著な結果が、ダニエル・クレイグという俳優が演じた荒々しく、生々しく、故に極めて“人間らしい”ジェームズ・ボンドだったのだと思う。
今作も含めた5作品において、ジェームズ・ボンドは傷つき続け、悲しみ続けてきた。そしてその「傷跡」は、決して単作で消え去ることは無く、シリーズを通じてしっかりと残り続けてきた。
そのさまは、時に悲壮感に溢れ、重々しいけれど、それは、ジェームズ・ボンドという架空のキャラクターが「人生」を得たことの証明だったと思える。
「人生」を得たからこそ、人間には、必ずその“終わり”が訪れる。
今作のタイトル「NO TIME TO DIE」が表すものは、即ち「今は死ぬ時ではない、けれど、いずれ死に相応しい時が訪れる」ということだったと思う。
シリーズ第2作「慰めの報酬」で、ボンドは敵から『手を触れる相手がみな死んでしまう』と罵られる。
彼はその事実と真理を誰よりも深く噛み締め、苦悩し続けていたのだろう。
自分が存在し続ける限り、トラブルは起き続け、大切な人はみな死んでいく。
かつての敵の台詞が全く直接的な意味合いで伏線となり、ジェームズ・ボンドはあまりにも厳しく悲しい顛末を迎える。
ただ、そこにあったのは必ずしも「悲劇」ではなかったと思う。
苦しみと悲しみの果てにようやく得た本当の「愛」。それを守り通すために、彼は自らの苦悩の螺旋を断ち切る。「死ぬにはいい日だ」と言わんばかりに、これまでで最も穏やかな表情で、その時を迎える。
それはやはり、「悲劇」なんかではなく、闘い続けてきた男に相応しい「解放」の瞬間だった。
過去4作を観終えた後、再びこの最終作を鑑賞し、その悲しみと慈愛にむせび泣いた。
寂しいけれど、今はダニエル・クレイグ版「007」をリアルタイムで映画館で観られた世代であったことを幸福に思う。
“007”は去った。でも、これで彼が消え去ってしまうわけではない。
彼が守り通した世界、そして大切な人たちによって、彼の存在は語り継がれ、残り続ける。
そう彼の名は、「Bond, James Bond」
【
鉄腕麗人
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2021-10-03 20:26:34)
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【点数情報】
Review人数
62人
平均点数
6.76点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
1.61%
3
1
1.61%
4
1
1.61%
5
13
20.97%
6
9
14.52%
7
16
25.81%
8
11
17.74%
9
9
14.52%
10
1
1.61%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.50点
Review4人
2
ストーリー評価
5.60点
Review5人
3
鑑賞後の後味
5.16点
Review6人
4
音楽評価
6.80点
Review5人
5
感泣評価
3.00点
Review4人
【アカデミー賞 情報】
2021年 94回
オリジナル主題歌
受賞
No Time To Die
視覚効果賞
候補(ノミネート)
音響賞
候補(ノミネート)
【ゴールデングローブ賞 情報】
2021年 79回
主題歌賞
受賞
No Time To Die
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