2.ネタバレ 繰り返す延期の中、劇場行ってきました。待望の“No Time To Die”意味は死んでる暇もないってとこでしょうか。鑑賞の注意点はそのままの続編ですし前作より6年経過していることもあり要予習です。「スペクター」は必須で伏線はカジノ・ロワイヤルから全て繋がってます。また、顔と名前はぐらいは一致させておかないと前半はついてこれないとおもいます。CIAのフィリックスとかカジノロワイヤルから出てますからね。ボンドが悲しむのもわかります…。さて、中身のほうはというと配給元が変わったので多少心配してましたが、安定感あり満足です。説明不要ですがダニエル・クレイグの5作目でありファイナル。スペクター(首領ブロフェルド)との決着、マドレーヌとの愛の行方、毎度ながらMI6との駆け引き。いろんな事情が交差します。さらに後任でパワフルな黒人女性の007,CIAのセクシーエージェントのパルマ,意外な形でスペクターを殲滅させた新しい悪のサフィン。引き立てる役者は揃う。007シリーズでは初めてとなるボンドの娘や衝撃のクライマックス。アクションもカッコええ。見所満載でございます。テーマは愛ですね。これに尽きると思います。あえて気になるところを挙げるとすれば、本作、クレイグのラストということで彼を引き立てすぎたんじゃないでしょうか。それがストーリーに影響は少なからず出してしまっているとおもいます。見ようか迷っている人も、やはり映画館で見るべきでしょう。TVと内容は同じでも臨場感やサウンドが違う。また、実力派ビリーアイリッシュが贈るラストに合わせた物哀しいsongも素晴らしい。何はともあれ鑑賞の余韻は十分に浸りました。ダニエルボンド、フォーエバー。