映画『ザ・テキサス・レンジャーズ(2019)』の口コミ・レビュー

ザ・テキサス・レンジャーズ(2019)

[ザテキサスレンジャーズ]
The Highwaymen
2019年上映時間:132分
平均点:6.50 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマ刑事もの実話ものロードムービー配信もの
新規登録(2020-05-06)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2025-01-05)【Cinecdocke】さん
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監督ジョン・リー・ハンコック
キャストケヴィン・コスナー(男優)フランク・ヘイマー
ウディ・ハレルソン(男優)メイニー・ゴルト
ジョン・キャロル・リンチ(男優)リー・シモンズ
トーマス・マン〔男優〕(男優)テッド・ヒントン
キム・ディケンズ(女優)グラディス・ヘイマー
キャシー・ベイツ(女優)ミリアム・ファーガソン
W・アール・ブラウン(男優)ヘンリー・メスバン
ウィリアム・サドラー(男優)ヘンリー・バロウ
磯部勉フランク・ヘイマー(日本語吹き替え版)
内田直哉メイニー・ゴルト(日本語吹き替え版)
楠見尚己リー・シモンズ(日本語吹き替え版)
小宮和枝ミリアム・ファーガソン(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・フスコ
音楽トーマス・ニューマン
撮影ジョン・シュワルツマン
製作総指揮ジョン・リー・ハンコック
ケヴィン・コスナー
ウディ・ハレルソン
制作ブロードメディア・スタジオ(日本語版制作)
配給ネットフリックス
美術マイケル・コレンブリス
衣装ダニエル・オーランディ
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2.ネタバレ 時代に取り残された老いた二人のテキサスレンジャーの目を通して、 『俺たちに明日はない』で暴れ回ったボニー&クライドというアンチヒーローに縋り付くしかなかった、 大恐慌下の絶望の中にいる人たちと背景をディテールを以て描き出す。  治安維持という仕事のためとはいえ、過去に多くの悪党を殺してきた男二人がその業を背負い、 アイドル的存在のボニー&クライドが持て囃される時代の流れに抵抗しながら、 与えられた役割を全うしようとする。 禿げた頭に弛んだ腹、小便は近く、早く走ることもできず、かつて引退したのもあり銃の腕も衰えている。 若造の捜査官が使うハイテク機器に負けない二人にあるのは長年培われた経験と勘。 二人が追う間にも、ボニー&クライドは警察官たちを情け容赦なく至近距離から顔面を撃ち抜く。 『俺たちに明日はない』で描かれていたボニー&クライドの反骨的なアイコンは虚像でしかない。 追跡側のヒューマンドラマなんだから、凶悪犯の素顔もドラマもほとんど映さない潔い姿勢は正解だろう。  捻りもないオーソドックスさで中弛みがあるのは事実だが、製作陣の誠実さが伝わってくる。 かつて飛ぶ鳥を落とす勢いだったスターのケビン・コスナーとウディ・ハレルソンのいぶし銀の魅力と共に、 過去の存在になっていったテキサスレンジャーの枯れ具合に哀愁を添える。  結末は既に誰もが知っている。 ボニー&クライドが死に、遺体を載せた車には遺品を自分のモノにしようと群がる人々、 葬儀には2万人ものファンが参列した裏側で、カップルによって落ち度のない人々の人生が壊されたのも事実。 1000ドルを受け取る代わりにインタビューを求められるも、「恥を知れ」と断る二人。 殺さないと自分たちが殺される、こうするしかなかったと虚しさと無力感に苛まれるも、 車で帰路につく途中、運転を交代するまでに信頼関係を築いた二人に誇りと感慨を覚える。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-03 12:47:17)
1.ネタバレ アメリカ犯罪史上にその名を残す、全米屈指の凶悪犯カップル、ボニー&クライド。銀行強盗や脱獄など稀に見る凶悪犯罪を次々と繰り返し、邪魔する者は容赦なく殺害した彼らの逃走に終止符を打ったのは、今や引退した元ベテラン刑事コンビだった。本作は、そんな通称・テキサスレンジャーズの知られざる活躍を実話を基に描いたクライム・ドラマだ。監督を務めるのは、実話を基にした幾多の作品群で確実に実績を残してきたジョン・リー・ハンコック。第一線から退き、もはやすっかり体力が衰えてしまったベテラン・コンビを演じるのは、こちらもベテランのケヴィン・コスナー&ウディ・ハレルソン。『俺たちに明日はない』など数々の映画や小説でお馴染みのボニー&クライドの逃走劇を、追跡する側から描いたというのはなかなか新しい視点だったんじゃないでしょうか。全米を股にかけて何年も逃走をつづけたボニー&クライドのドラマをほとんど描かず、しかも彼らの姿はほぼバックショットのみでその表情すら捉えなかったこの演出は正解だったと思います。なので、彼らを地道に追うこの主人公二人の方がどれだけ英雄と呼ぶにふさわしいかと言うこの作品のテーマがより明確に伝わってきました。彼らを演じるK・コスナーとW・ハレルソンもそのいぶし銀の渋さが光っております。特にここ最近のコスナーさんは良い感じに枯れてきて、なかなか格好いいジジイになってきましたね~。彼の「悪人は容赦なく殺してよし!」と言う自らの唯我独尊ぶりと、でもそうしなければこちらが殺されるからというジレンマに苦しむところもばっちり嵌まってました。厚かましいおばさん知事を厭味ったらしく演じたキャシー・ベイツも相変わらずいい仕事してます。ただ、肝心のお話の方は、若干パンチに欠けていたのも事実。あまりにもオーソドックス過ぎて、正直、僕は少し物足りなさも感じてしまいました。もうちょっとこの作品ならではと言う突出した部分が欲しかったですかね。最後、ボニー&クライドの葬儀に何万人ものファンが参列したという実際の映像には驚かされました。SNSなどない時代から、流されやすい世論と言うのはあったのですね。改めて自戒の念を抱いた次第です、はい。
かたゆきさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-22 14:00:17)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5116.67%
6233.33%
7233.33%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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