映画『絞死刑』の口コミ・レビュー
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作品情報 コ行
絞死刑の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
絞死刑
[コウシケイ]
1968年
【
日
】
上映時間:119分
平均点:7.00 /
10
点
(Review 9人)
(点数分布表示)
公開開始日(1968-02-03)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2011-05-09)【
にじばぶ
】さん
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監督
大島渚
助監督
小笠原清
キャスト
佐藤慶
(男優)
拘置所所長
渡辺文雄
(男優)
教育部長
石堂淑朗
(男優)
教誨師
戸浦六宏
(男優)
医務官
小松方正
(男優)
検事
桜井啓子
(女優)
足立正生
(男優)
保安課長
小山明子
(女優)
女
声
大島渚
ナレーション
脚本
大島渚
田村孟
佐々木守
音楽
林光
撮影
吉岡康弘
製作
大島渚
中島正幸
ATG
配給
ATG
美術
戸田重昌
録音
西崎英雄
その他
IMAGICA
(現像)
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[全部]
3.
ネタバレ
「絞死刑」・・・タイトルを聞いただけで?と思った。どうやら“くびりころす”国(ひとびと) を描いた作品らしい。
実際に起きた「小松川高校事件」をモデルにした映画。
冒頭はドキュメンタリー風のタッチで、一人の人間が死刑執行される瞬間を描いていく。この頃から死刑制度が必要なのか不必要なのかが問われていたのか。
死刑を執行する人間は、これから罪を犯した“ケジメ”として殺される人間を見届けなければならない。首に喰い込んだ麻縄の跡も・・・。
人間が完全に死ぬまでをストップウォッチで計ったり、必死に諭して、飯まで食わせるんだぜ?酷い話だ。
大昔は磔とか、首を斬られた罪人をそのまま晒し者にして民衆の前で見せたそうだが、今の世の中そんな事はしない。殺される人間にも“人権”て奴が発生するからだろうか。
ところが、そこから事態は急変する。
一度しくじった刑を“殺り直す”って発想がまず思い付かねえよ。
記憶を失えば絞首刑(縊り殺す)が出来ない。
それでこれから殺そうとする人間の記憶を取り戻させようとする様子が何処かユーモラス・・・けど、ゾッとする。
法を破り人殺しもいとわぬ者、法を守って人を殺そうとする者・・・一体どっちが正しいんだろうね。劇中の人間のように、本当に笑いながら人を殺す相談をする奴もいるだろうよ。
つうか教育部長がウザイ。
人一人殺すのに愛情だの何だのと歪んでいるとしか思えない。
もし殺される奴が日本人の“K”で、殺す側が朝鮮の“R”の人々だったら・・・差別とかそういうものが立場によってがらりとひっくり返されたら・・・そう思うと怖くてしょうがない。ステレオタイプな差別描写が、より一層そういう事を考えさせる。
更に日本の男尊女卑の問題や宗教問題にまで踏み込んでしまう大島渚の大胆さ。
映画というジャンルで戦い続けた男のメッセージが刻まれた作品の一だった。
ラストシーンで検事以外の人間が見た“女”の姿。“R”は“R”である事を受け入れる・・・。
後味は悪いが、「儀式」と共に一度は見ておきたい作品だ。
この映画が嘲笑うものは、死刑制度、そして人間そのものに対する矛盾なんだろうね。多分。
俺は「少年」や「戦場のメリークリスマス」の方が好きだが、この映画は大島渚にしか撮れない最高傑作だ。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2014-06-24 18:06:50)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
妻投稿■加害者の身勝手な妄想(自分が不幸であるのが強姦殺人の事由という論理)には全く賛同出来ず、ラストは「こいつ死ねよ」と思ってしまった。でもその「こいつ死ねよ」という感情が実行されてしまうのが死刑制度なわけであって・・・。■この映画は殺人被害者遺族の感情を持ち出してはいない。遺族だったら殺人者は残虐な方法でぶっ殺されてほしいと考えるのは至極当然だ。遺族の方の世界からは平常も正常も奪われてしまっているのだから・・・。だがそうではなくて、この映画は私みたいに「こいつ死ねよ」という感情を持っている一般市民自身に作られた映画なのだ。■私はある女性に対する誘拐殺人犯が友人の協力で作ったブログを見たことがあって、犯人の身勝手な論理に吐き気がした。死ねばいいと思った。でも、犯人に対して「死ね」というような私みたいな一般市民の何百のコメントを見ていると、その感情やコメントは正しいし当然だし、間違っていないのだが、少なくとも怖いと感じた。■映画ではそうした私たちの「死ね」という感情を滑稽に描ききっている。その形として「死刑執行後に記憶喪失になった人間を誰もが『死ね』というような人間に戻して死刑にする」というコンセプトはよく考えたなあと思う。このコンセプトは遺族の方からすればどうでもいい次元だが、私たちごときには考えさせられてしまう問題である。遺族の方の報復感情が当然だからといって、私たちが「死ね」というのは、死刑を運用するのは正しいのだろうか。被害者遺族と一緒に「殺せ」を連呼すること「だけ」が、「唯一」の被害者への殺人行為を憎む手段なら、人間は終わりだ。■この映画の問いが直ちに「死刑廃止すべき」に繋がるのなら、「遺族自身に報復を押し付けるべき」という考えになっちゃうから、一概には言えないんだけど、でも身内を殺されたこともない日本人が、自らの残虐性に無頓着なまま死刑を支持しているのではという一種の風刺が、この映画には確実にあると思う。
【
はち-ご=
】
さん
[レーザーディスク(邦画)]
9点
(2011-07-09 16:37:30)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
凄い作品です。内容は、死刑制度・在日問題等非常に重いテーマを取り扱っているのですが、非常に喜劇チックにストーリーが進んでいきます。特に渡辺文雄演ずる教育部長をはじめとする刑の執行者達の演技が凄くユーモラス(ブラックですけど・・・)で、主人公Rの冷静さと相俟って独特の雰囲気をかもし出しています。
【
TM
】
さん
[インターネット(字幕)]
9点
(2006-04-16 22:07:03)
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マーク説明
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《更新》
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【点数情報】
Review人数
9人
平均点数
7.00点
0
1
11.11%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
2
22.22%
7
2
22.22%
8
0
0.00%
9
3
33.33%
10
1
11.11%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
10.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
10.00点
Review1人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
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