映画『ザ・ホエール』のいいねされた口コミ・レビュー
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ザ・ホエールの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
ザ・ホエール
[ザホエール]
The Whale
2022年
【
米
】
上映時間:117分
平均点:7.12 /
10
点
(Review 8人)
(点数分布表示)
公開開始日(2023-04-07)
(
ドラマ
・
戯曲(舞台劇)の映画化
)
新規登録(2022-12-28)【
Cinecdocke
】さん
タイトル情報更新(2025-05-23)【
Cinecdocke
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監督
ダーレン・アロノフスキー
キャスト
ブレンダン・フレイザー
(男優)
チャーリー
ホン・チャウ
(女優)
リズ
タイ・シンプキンス
(男優)
トーマス
サマンサ・モートン
(女優)
メアリー
セイディー・シンク
(女優)
エリー
撮影
マシュー・リバティーク
製作
ダーレン・アロノフスキー
A24
配給
キノフィルムズ
編集
アンドリュー・ワイスブラム
字幕翻訳
松浦美奈
あらすじ
同性の恋人を失ったショックで過食に走り、600ポンド(約272キロ)の体重を有するオンライン講師のチャーリー。心不全の症状が悪化し、死を悟った彼は、8年前に自ら家族を捨てて別れたままだった娘との関係を修復しようと試みる…
【
Cinecdocke
】さん(2023-04-15)
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1.
ネタバレ
彼の名は、チャーリー。過去、ボーイフレンドを亡くしてしまったショックから鬱と過食に苛まれ、いまや体重270キロ、一人で歩くこともままならない極度の肥満症に陥ってしまった中年男性だ。当然、家の外に出ることも出来ず、食事はもっぱらデリバリーで済まし、仕事はオンラインでできる大学のエッセイ講座の講師、毎日訪れてくれる看護師の献身的なサポートに頼り切った生活を送っている。自分に会いに来てくれる人などほとんどいない。ときたま訪れるのは、終末論を説く新興宗教の勧誘ぐらい。そんなどうしようもない孤独な毎日を送る彼だったが、ある日、大きな心不全の発作を起こしてしまうのだった。明らかに死期が近いことを悟った彼は、とある決断をくだす。「昔、ボーイフレンドと付き合うために捨ててしまった家族、自分の一人娘であるエリーともう一度心から向き合いたい」――。16歳になったエリーとなんとか連絡をとったチャーリーは、8年ぶりに会う娘にただただ感情を揺さぶられるばかり。だが、父に捨てられた過去をいまだ許していない娘は、ブクブクと太った醜い父親に嫌悪感をあらわにする……。僕の敬愛してやまない現代を代表する優れた映画監督の一人ダーレン・アロノフスキー、彼の最新作にして主演を務めたブレンダン・フレイザーがアカデミー主演男優賞を受賞したという本作、期待して今回鑑賞。冒頭、270キロにまでなってしまった主人公がネットでゲイポルノを見ながら自慰行為をするシーンから始まる。直後、発作を起こし命の危険を感じながらも落としてしまったスマホを拾うことが出来ず、救急車を呼ぶことすら出来ない。生きることの醜さや人間の愚かさ、目を背けたくなるような現実を容赦なく突きつけてくるこのシーン、監督の冷徹な視線にただただ圧倒されるばかりだった。その後、彼の孤独な生活に介入してくる同じく心に様々な葛藤を抱えた人々と繰り広げられる会話劇は、役者陣の鬼気迫るような熱演も相俟って、非常に見応えのある深いものだった。舞台劇を映画化しただけあって、自分は『ゴドーを待ちながら』を思い出してしまった。あの古典的舞台で登場人物たちが待っていたのはゴドー(≒神)だったが、本作で登場人物がただ待ち続けているものはなんだろう。いや、彼らはもはや何も待っていない。そう、神なき時代を生きる我々にはもはや待つことすら許されないのだ。自分は最後に救われた、自分の人生に意味はあったのだというもはや自己満足に過ぎない救済のみが、自らの縋りつくすべて。最後、まるで陸に上がった鯨のようにその巨体をうねらせながら飛び上がった時、果たして彼の魂に救済は齎されたのだろうか。それは鑑賞者の心に委ねられている。主人公がキリスト教で否定されてきた同性愛者であることも本作の見逃せないテーマの一つだろう。毎日何時間もかかる特殊メイクを受け、自身の半生をも髣髴とさせる熱演でそんな孤独な男を見事に演じたブレンダン・フレイザーも忘れてはならない。この監督は相変わらず、役者の力を極限まで引き出させるのが本当に巧い。神なき時代を生きる現代人の苦悩と救済を美しい映像でもって描いた、アロノフスキー監督のあらたなる傑作と言っていい。
【
かたゆき
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2024-07-10 09:31:04)
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【点数情報】
Review人数
8人
平均点数
7.12点
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【その他点数情報】
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名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
6.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
【アカデミー賞 情報】
2022年 95回
主演男優賞
ブレンダン・フレイザー
受賞
助演女優賞
ホン・チャウ
候補(ノミネート)
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
受賞
【ゴールデングローブ賞 情報】
2022年 80回
主演男優賞(ドラマ部門)
ブレンダン・フレイザー
候補(ノミネート)
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