映画『スイート・マイホーム』の口コミ・レビュー

スイート・マイホーム

[スイートマイホーム]
SWEET MY HOME
2023年上映時間:113分
平均点:5.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-09-01)
ドラマホラーサスペンス小説の映画化
新規登録(2023-07-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-07-15)【イニシャルK】さん
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監督齊藤工
キャスト窪田正孝(男優)清沢賢二
蓮佛美沙子(女優)清沢ひとみ
奈緒(女優)本田
中島歩(男優)柏原
根岸季衣(女優)清沢美子
窪塚洋介(女優)清沢聡
主題歌yama「返光(Movie Edition)」
撮影芦澤明子
製作福山雅治
配給日活
東京テアトル
美術金勝浩一
あらすじ
スポーツジムのインストラクター・清沢賢二は、妻と愛娘に快適な暮らしをして欲しいとの願いから、空調設備がセールスポイントの住宅メーカーを訪れる。妻は寒さ厳しい地域にとって理想的な暖かい家をすっかり気に入り、一念発起した彼は契約を結ぶことを決心する。しかし、夢の一軒家で暮らし始めた一家に、ほどなくして不気味な影がまとわり付き始めるのだった。小説現代長編新人賞を受賞した神津凛子の同名小説を齊藤工がメガホンを取り映画化。
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1.ネタバレ ネタバレあります。ご注意ください。

主人公の兄が言う「あちらこちら(家の天井や床下)にいる害なすもの」とは何でしょう。自分(兄)には見えるが、お前(弟=主人公)には見えないもの。一般的には「ネズミかゴキブリ」を連想すると思いますが、本件では本当に天井と床下に「害人」が居ました。この真相には脱帽!ネズミかゴキブリと大差ない点にも唸らされます。更に言うなら害人から発せられる「悪意」も害なすものに含まれるのでしょう。「憎悪」「敵意」さらに「背信」も。これらは人の命を奪う脅威となり得る恐ろしいものでした。厄介なのは、一見して判別できないこと。あの人の悪意は「親しみ」に擬態しましたし、かの人の「気遣い」は「嫉妬」に読み違えられました。残念ながら人は見た目に騙され易い。本物の悪意を見抜けず裏をかかれた主人公は大切な家族を失いました。もっとも最後に待っていた悲劇は主人公の身から出た錆。見なくてはいけないものは見えないのに、見せたくないものは見えてしまう皮肉。いや主人公の場合は現実から目を背け続けてきたのですから、見えないのは当たり前。溜まりに溜まったツケを払わされる時に破滅を伴うのは世の常と言えましょう。
冷静になれば「そんなわけあるかい」な設定ばかりですが、なかなか言い訳が上手い。空調の集中管理システムがネズミの生息を可能にすると。多分裏設定に「忍者の末裔」も隠されていることでしょう。知らんけど。そもそも「そんなやつに接客させるな(怒)」とも思いますが、慢性的な人手不足や日本の雇用制度を考えれば「無い話では無い」かもしれません。あな恐ろしや。
最後にひとつ確認を。主人公の兄を刺したのは誰でしょう。劇中では「あの人」ということで事件処理されていますが、警察のいうように所詮は「死人に口なし」です。悪意を見抜ける兄(大の男)が不覚をとる相手と考えれば、おそらく真犯人は「あの方」でしょう。いや「あの方」を狂わせた元凶を突き詰めるならば、最も責められるべきは言わずもがな。裏テーマは「不倫。ダメ、ゼッタイ」です。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-12-12 18:29:34)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.20点
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200.00%
3120.00%
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6120.00%
700.00%
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