映画『月(2023)』の口コミ・レビュー

月(2023)

[ツキ]
2023年上映時間:144分
平均点:3.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-10-13)
ドラマ犯罪もの小説の映画化
新規登録(2023-10-24)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2024-03-08)【イニシャルK】さん
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監督石井裕也〔監督〕
キャスト宮沢りえ(女優)堂島洋子
磯村勇斗(男優)さとくん
笠原秀幸(男優)
板谷由夏(女優)
モロ師岡(男優)
鶴見辰吾(男優)
原日出子(女優)
高畑淳子(女優)
二階堂ふみ(女優)坪内陽子
オダギリジョー(男優)堂島昌平
原作辺見庸「月」
脚本石井裕也〔監督〕
音楽岩代太郎
製作竹内力
企画河村光庸
プロデューサー河村光庸(エグゼクティブプロデューサー)
配給スターサンズ
特殊メイク江川悦子
美術原田満生
衣装宮本まさ江
ヘアメイク豊川京子
録音柴崎憲治(音響効果)
照明長田達也
あらすじ
堂島洋子はかつて東日本大震災を題材にした小説がベストセラーになったものの、その後は新作を書けずにいた。アニメーション作家志望の夫の収入では生活が厳しく、深い森の奥にある重度障害者施設で働き始める。同僚の作家志望の陽子と使命感を持つ青年の"さとくん"と共に働くうちに、職員による患者への虐待を目の当たりにし、ある夜の出来事が"さとくん"に大きな心境の変化をもたらすことになり…。実際の事件から着想を得た辺見庸の同名小説を大幅に脚色した社会派ドラマ。
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3.ネタバレ 「タブーに向き合った」「問題作」と評されれば製作陣もご満悦だろうが、 問題提起と言いながら、"ヒーロー"になりたかったタダの人殺しを喧伝しているだけ。 ベースになった事件で犯人は自己愛性パーソナリティー障害と診断されており、 負担の大きい向いてない仕事に無理に留まらないで逃げれば良かったものの。  他のレビューでも書かれていた通り、多かれ少なかれ誰にでも差別意識はある。 暴れて言葉は通じない、糞尿を垂れ流して異常行動の数々を引き起こす。 もうこれ以上、面倒見切れない家族と職員の心の悲鳴。 綺麗事ではなく、対価がなければ善人ですらそんなものだろう。 だが、「それがどうした?」としか言いようがない。 そもそもホラー映画風の照明の少ない暗めの画作りで、フラットでもない両極端な価値観で職員たちを描いており、 そのテーマの先にあるものがないため、「みんな大変だね」「考えさせられるね」で終わってしまう。  2時間半近くかけて、変な使命感を持った幼稚な思考で凶行に及んでも大きなお世話で、 実際に事件が起こっても社会は何も変わらなかったことが答え。 職員も入所者も待遇は変わらないまま、年一で事件を風化させないアピールして、あとは蓋をするだけ。 重い障害とは無縁の裕福な家庭にとって、どん詰まりで起こった他人事の事件に過ぎない。  YouTubeで入居施設の待機者が大勢いることが取り上げられ、予算削減で「地域の皆さんで頑張ってください」な状態。 きっとこの先も施設に預けられず家族が手に掛ける、無理心中を起こす事件が増え、 それすらも日常になって、政治家も、行政も、一般庶民も、社会全体も事件の風化を待つだけだろう。 だからこそ、子供を亡くした主人公夫婦の再起を描いたパートが作品の焦点をぼかしており、 結局何が言いたかったのか、何を視聴者に伝えたいのかが理解できなかった。 表面だけフワッとなぞった中途半端な本作では、啓蒙にもならないのは当然と言える。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 4点(2025-04-26 10:34:55)《更新》
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2.ネタバレ 実際の事件はこの映画を超えてしまっているから、なんだか立ち尽くすことしかできない。 あの事件があってつくられた映画だとは思うけど、事件では語られない(知り得ない)部分を映画が補完してくれて事の顛末の理解の一助になるのかなと思ったけど。。。 その動機は衝撃的で、世の中に突きつけるものがあったようだけど時が経つにつれだんだんと覆い隠されていった。 人か、人に非ずか、そんな判断を迫られるような状況に陥ったなら、逃げればいいものを。 悔やまれて仕方ない。 テーマとしてどうにも辛いものだけど、取り上げたことは素晴らしいと思う。
ろにまささん [インターネット(邦画)] 4点(2025-04-01 23:39:42)
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1.磯村勇斗は、説得力のある演技をしていると思います。  宮沢りえもセリフ以外でみせる演技はすばらしいです。その分、セリフが入ると、もうなんだか浮ついてから回っていて残念です。  オダギリジョーと二階堂が下手くそなのは「ボランティア出演」だからなのでお愛想。まあもともとうまい俳優さんではないが。    俳優陣がそこそこ頑張ってるのに全体として全く評価すべきところがなくなっているのは、結局、この重いテーマを扱うには、原作と脚本が、力不足ということなんだと思う。  例えば、洋子がさとくんに「あなただって生命を選別しているじゃないか」(不正確)と指摘された場面で洋子は慌てふためいていたが、本来洋子はさとくんの言葉を否定し里君の気持ちを引き寄せることも可能だったはず。    うん、結局、この問題の本質を原作者も監督も1mmも理解することができず、「なんだかんだ難しいことあるよね~」的な感じでモヤモヤしたままで示せば、「映画」になると思った、、、というところにこの映画の駄作ぶりと、邦画のダメダメぶりが表現されているんでしょうね。  もうちょっとみんな考えようよ。
みんな嫌いさん [映画館(邦画)] 4点(2023-12-03 14:39:24)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 3.50点
000.00%
100.00%
2125.00%
300.00%
4375.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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