映画『サブスタンス』の口コミ・レビュー

サブスタンス

[サブスタンス]
The Substance
2024年上映時間:141分
平均点:6.80 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-05-16) (公開中)
ホラーサスペンスSFバイオレンス
新規登録(2025-01-10)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2025-05-27)【Cinecdocke】さん
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監督コラリー・ファルジャ
キャストデミ・ムーア(女優)エリザベス・スパークル
マーガレット・クアリー(女優)スー
デニス・クエイド(男優)ハーヴェイ
脚本コラリー・ファルジャ
作曲リヒャルト・シュトラウス”Also sprach Zarathustra, Op. 30”
製作コラリー・ファルジャ
エリック・フェルナー
ティム・ビーヴァン
ワーキング・タイトル・フィルムズ
配給ギャガ
編集コラリー・ファルジャ
字幕翻訳松浦美奈
その他レイ・リオッタ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
かつてのトップ女優エリザベスは、50歳の年齢と容姿の衰えを理由に唯一の看板番組を降ろされてしまう。失意の中、ある再生医療の存在を知り──。デミ・ムーアを主演に迎え、彼女が体験する想像を絶する悪夢をブラックユーモアたっぷりに描いた、女流監督コラリー・ファルジャによるスプラッター・ホラー。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

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3.ネタバレ よく聞く「凄いし面白いけど、他人にお勧めできない」の理由がわかりました。 エロエロでありながら、かなりビョーキな作品です。この女性監督さん、サイコパスです。 で、サイコパスな性格の男性陣のアンテナは、前評判でビビッと来るから、その手の観客ばかりが 映画館に集合。 陰で絶賛しながら、見ない方がいいとか言う、矛盾した批評ばかりになる。  過去の栄光の記憶のせいで、老いを受け入れる事がどうしても許せないヒロインの苦悩が 画面から押し寄せる序盤を第一ラウンドとします。 変な遺伝子操作に手を出してしまい、とんでもない状況に陥るSF的な第二ラウンド。 奇跡の美貌を手に入れて、別人としてメディアに降臨し喝采の日々が始まる第三ラウンド。 しかし、元の老いた体との1週間交代の中で、人格も分裂してしまい、意見の相違どころか 嫌悪から憎悪へ関係の悪化。その一方、若い方の自分は人気が爆発でトップスターが目前。 元の体は、欲望の代償で際限なく老いが進み、見るも無残なヨボヨボお婆ちゃんになる第四ラウンド。 ついに、始まる二人の自分の醜い争い。コレでもかってなバイオレンス映画に切り替わる第五ラウンド。 勝ち残った若い方の自分は、トップスターとしての晴れ舞台へ望むのだが、直前で体の異変が始まり まずは自分自身が絶望の阿鼻叫喚に溺れそうな第六ラウンド。 で、ここからが問題のクライマックス。ミュータントモンスターが大観衆の前に出てしまった上に 血みどろスプラッター大洪水の第七ラウンド。 この辺が変な映像なんです。 これはもしかして 現実に起きたシーンではなく、異形化のショックで意識混濁のヒロインが見た夢とか幻想なのかもしれません。  まあこの映画をイメージして頂くのに丁度いい説明として挙げられるのは、「ザ・フライ」「遊星からの物体X」 「悪魔の毒毒モンスター」「キャリー」そして「永遠に美しく」 ですかねえ。 特にラストシーンの、シュールな絵は、「永遠に美しく」のブラックユーモアの超進化形でした。お見事。 エロジジイである自分としては、前半の分裂展開の贅沢なヌードシーンだけでお釣りが来るのですが、 その辺に興味ない人には、大変悪趣味な作品なので、基本お勧めしないでおきます。 誰かの言う「最低で最高」が良く似合う映画でした。
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-30 22:33:01)
2.これほどインパクトのある映画には、なかなかお目にかかれません。デミ・ムーアが出演を決めた気持ちがよくわかります。とにかく強烈な内容なので、途中で見ているのがつらくなってきました。主人公のためにも、ここで映画が終わってくれ、と念じながらラストまで何とか見ました。あまりに衝撃が強かったので、今は再び見たいと思いません。でも、しばらくすると、薬の効果が切れてきた時のように、また欲しくなっちゃうんだろうな。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-25 21:25:09)
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1.ネタバレ 力作で、問題作で、怪作。 暴力的なまでに痛快で、滑稽で、恐ろしく、哀しい。  キューブリックとクローネンバーグへのオマージュを盛り込みつつ、 最後はロバート・ロドリゲスばりの悪ノリが炸裂。 ルッキズムの大量消費と底の見えない承認欲求へのツケが、 ショービス業界に、スクリーンの観客に大量の鮮血として返ってくる。  どんな歳でも彼女を想っている同窓生がいたのにも関わらず、 化粧でも抗えない老いを受け入れられなかった、優柔不断の彼女の運命を決定づけた。 その果てで、理想の象徴であるスーは、現実のエリザベスを受け入れることができず、殺してしまった。 誰にも見向きされなくなっても、最後に味方になってくれるのは自分自身ただ一人。 "This is Me"で前向きに生きたいものだが、勝者が作り出した価値観に人間そう単純に捨て切れない。  140分の長尺をものともしない、スタイリッシュな演出の手札の多さと力業で捻じ伏せる。 過去の人だったデミ・ムーアが若手のマイキー・マディソンにオスカーを奪われて初めて本作は完成したと言っても良い。 サブスクになったらもう一度見たい。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-23 23:59:41)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.80点
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100.00%
200.00%
300.00%
4110.00%
5110.00%
6220.00%
7220.00%
8330.00%
9110.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2024年 97回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞デミ・ムーア候補(ノミネート) 
監督賞コラリー・ファルジャ候補(ノミネート) 
脚本賞コラリー・ファルジャ候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2024年 82回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)デミ・ムーア受賞 
助演女優賞マーガレット・クアリー候補(ノミネート) 
監督賞コラリー・ファルジャ候補(ノミネート) 
脚本賞コラリー・ファルジャ候補(ノミネート) 

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