映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の口コミ・レビュー

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

[キャプテンアメリカブレイブニューワールド]
Captain America: Brave New World
2025年上映時間:118分
平均点:6.08 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-02-14) (公開中)
公開終了日(2025-07-09)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2025-01-19)【午の若丸】さん
タイトル情報更新(2025-05-12)【イニシャルK】さん
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監督ジュリアス・オナー
演出ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター)
キャストアンソニー・マッキー(男優)サム・ウィルソン /キャプテン・アメリカ
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)サディアス・ロス米大統領 / レッド・ハルク
ダニー・ラミレス(男優)ホアキン・トレス/ファルコン
シラ・ハース(女優)ルース・バット・セラフ
カール・ランブリー(男優)イザイア・ブラッドリー
ジャンカルロ・エスポジート(男優)セス・ヴォルカー / サイドワインダー
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)サミュエル・スターンズ
平岳大(男優)尾崎総理大臣
リヴ・タイラー(女優)エリザベス・“ベティ”・ロス
溝端淳平サム・ウィルソン /キャプテン・アメリカ(日本語吹き替え版)
村井國夫サディアス・ロス米大統領 / レッド・ハルク(日本語吹き替え版)
潘めぐみルース・バット・セラフ(日本語吹き替え版)
宝亀克寿イザイア・ブラッドリー(日本語吹き替え版)
森川智之サミュエル・スターンズ(日本語吹き替え版)
平岳大尾崎総理大臣(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子エリザベス・“ベティ”・ロス(日本語吹き替え版)
原作ジャック・カービー(キャラクター創造)
脚本ジュリアス・オナー
音楽デイヴ・ジョーダン(音楽スーパーバイザー)
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
製作総指揮ルイス・デスポジート
チャールズ・ニューワース
アンソニー・マッキー
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
編集マドレーヌ・ギャヴィン
マシュー・シュミット
字幕翻訳佐藤恵子
日本語翻訳川又勝利
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💬口コミ一覧

5.圧倒的な強者と対峙し、重すぎる「職責」を背負ったニューヒーローが、敵を倒すのではなく、“対話”で事態を収める——。その姿は、派手さや超人性とは無縁でありながら、むしろ今この時代にこそ必要とされるヒーロー像に思えた。

思い返せば、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で初登場したサム・ウィルソンは、退役軍人のためのカウンセラーを仕事としていた。
かつては一人の退役兵に過ぎなかった男が、スティーブ・ロジャースと出会い、共闘を経て“ファルコン”としてアベンジャーズの一員となり、ついには“キャプテン・アメリカ”の象徴たる盾を託される──その道のりには、やはり特別な感慨を覚える。

キャプテン・アメリカの重い“盾”を受け継ぎつつも、サム自身は等身大の人間に過ぎず、超人的能力を持ち得ない。そんな彼が、最後の最後で貫く武器が「対話」であることが、これまでの遍歴を踏まえて、とても胸熱だったと思う。

MCUにおけるサム・ウィルソンのキャラクター造形には魅力を感じる一方、彼単体でのヒーローとしての存在感にインパクトが乏しいことは事実だろう。
それを補うための一つのアイデアとして、過去作で故・ウィリアム・ハートが演じ続けてきたサディアス・E・ロス将軍の代役に、御大ハリソン・フォードを起用した布陣はナイスだったと思う。

作中のメタ的な“イジり”にもあったように“キャラ変”してアメリカ大統領まで上り詰めたロスが、過去に積み上げてきた功罪と、抑え続ける人間的な本質による抑圧に耐えきれなくなり、“レッドハルク”となって暴走してしまうというクライマックスのくだりは、ストーリー的な整合性と説得力が備わっていた。
世界最高の権力者が、「抑圧」から爆発、暴走するという展開には、現実社会の幾人もの権力者を彷彿とさせる現代的な危機とテーマも孕んでいたと感じた。

そして何よりも、ハリソン・フォードのMCU参戦は、なんだかんだ言われつつも、映画ファンにとっては大きなトピックスになり得たとも思う。


アクション映画、ヒーロー映画としての見せ場にはクオリティ的なバラつきがあり、映画作品として完成度が高いとは言い難い。
この手の映画としては珍しい日本の航空自衛隊と対峙する、新キャプテン&新ファルコンによる“二代目コンビ”の空中戦は見応えがあったが、その一方で最大の見せ場であるはずのラストの“レッドハルク戦”は映像的なリアリティが乏しく、没入感が損なわれ、興が冷めたことは否めない。

映画全体として卒なくこなしているという表現が的確な仕上がりで、それが良い意味でも悪い意味でも、サム・ウィルソンの「キャプテン・アメリカ」映画と言えるのかもしれない。
ただ、“アベンジャーズ復活”に向けた布石としては、充分に楽しめる映画であり、MCU再燃の火付けとなる作品だったと思う。

「対話」を最大の武器とする新キャップ率いるアベンジャーズが、どのようなメンバー構成になり、新たな強敵とどのように対峙していくのか。
それは現実の国際社会にも通じる風刺でもあり、ポリティカル要素が強い「キャプテン・アメリカ」シリーズの系譜として相応しい期待感だった。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-06-07 15:42:18)《新規》
4.全然、頼りなくないって。
TERUさん [映画館(吹替)] 6点(2025-05-27 21:43:55)
3.新しいキャプテン、大丈夫?くらいな感じで見ましたが、頑張ってましたね。生身のままでどれだけの活躍ができるのか、心配していましたが、翼の使い方はいろいろあるもんだなあ、と感心しました。テンポよく物語が進んでいくので、次から次へと興味を惹かれるシーンが続き、飽きさせません。結構楽しめましたよ。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2025-03-02 22:28:50)
2.アベンジャーズ好きなので嬉しい。
サム・ウィルソン=キャプテン・アメリカ。
堂々と胸を張って欲しい、おめでとう(拍手)

そしてハルクの大暴れ!
アベンジャーズを劇場で観てるんだとワクワクしました。
ハルクのびよーんジャンプめっちゃ好き♡

しかし、個人的には暗いシーンが多くてアンソニーさんの顔がよく見えなかった。
しゅっとしていて雰囲気あるお顔なのに、ちょっと残念。

そしてこの人、ハリソンさんの大統領は貫禄あって名演でした。
素晴らしかった。

インクレディブル・ハルクもエターナルズも観ましたが。
忘れた事が多いけれど、本作は分かり易く作ってありました。
秀逸。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2025-02-18 11:09:28)
👍 1
1.ドラマシリーズの「ザ・ファルコン&ザ・ウィンターソルジャー」がかなり良かったので、期待値もそれなりに高く、一応全ての関連作品を観てきているので(あっ!マーべルズ観てない!)、ここまでくるとなかば義務として鑑賞。
ざっくり言って、ストーリーはまだ次のステップへの序章に過ぎずヴィランも微妙だったが、元ファルコンのサムが、まあカッコいいこと。重責を担ってプレッシャーを感じ、血清打ってないけどものすごく強いのに、自分の努力は足りてるのかと未だに悩んで。とにかく誠実でスティーブが選んだのも納得のスーパー兄貴。これはもう相棒のホアキンじゃないけど、どこまでも付いていくしかないでしょう。
本作を観る前には、前述の「ファルコン&ウィンターソルジャー」と、「インクレディブル・ハルク」をおさらいしておいた方が良い。
ちゃかさん [映画館(字幕)] 7点(2025-02-16 16:20:18)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.08点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4323.08%
517.69%
6323.08%
7430.77%
8215.38%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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