1.ネタバレ 露伴先生、ヴェネツィアへ行く。 イタリアが舞台といえばジョルノが主人公の5部ですがもちろん本作は原作との接点が明言されていないので出てくるはずもなく。 全編イタリアロケを敢行したとのことで、久しぶりにイタリアに行きたいなと思わせてくれる街の風景やスコアなど、雰囲気を盛り上げてくれる要素は沢山。 ですが前作もそうでしたがどうしても露伴先生の違和感が拭えず。原作では20歳の設定なのにやっぱりちょっと老けすぎ。加えて邦画の悪い習慣ともいうべきボソボソ喋る感じでなんか違うという感じ。 途中のキャラのセリフも、確かに言い回しなどはジョジョと言った感じですが、演技のせいかどっちかっていうとカイジの方じゃね?と思えるところもちらほら。 後はやっぱり話に大した抑揚がなく淡々と進んでいくところ。原作がそうだからとか言われるとそれはそうですけど、映像化するのであればもう少し見て楽しいシーンもあっても良かったのではと思いました。 とはいえ、当選した宝くじを「こんなのはッ!いらないんだよッッ!!」と踏みつけていた場面は最高に露伴先生だったのと、好みはどうあれ一応丁寧に映像化されていたのでそれなりには楽しめました。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(邦画)] 6点(2025-05-24 02:18:18) 《新規》 |