映画『新幹線大爆破(2025)』の口コミ・レビュー

新幹線大爆破(2025)

[シンカンセンダイバクハ]
BULLET TRAIN EXPLOSION
2025年上映時間:134分
平均点:6.80 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
アクションドラマサスペンス犯罪ものパニックものリメイク配信もの
新規登録(2025-04-03)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-05-13)【Cinecdocke】さん
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監督樋口真嗣
尾上克郎(准監督)
キャスト草彅剛(男優)高市和也
細田佳央太(男優)藤井慶次
のん(女優)松本千花
要潤(男優)等々力満
尾野真千子(女優)加賀美裕子
豊嶋花(女優)小野寺柚月
斎藤工(男優)笠置雄一
黒田大輔(男優)林広大
松尾諭(男優)後藤正義
大後寿々花(女優)市川さくら
尾上松也(男優)福岡祐希
六平直政(男優)篠原圭造
ピエール瀧(男優)古賀勝利
坂東彌十郎(男優)諏訪茂
丹波義隆(男優)須永
今野浩喜(男優)野坂
前田愛(女優)(女優)医師
森達也(男優)小野寺勉
岩谷健司(男優)川越吉晴
田村健太郎(男優)佐々木健太郎
加弥乃(女優)福田
笠井信輔(男優)笠井信輔
屋敷紘子(女優)篠原和子
イワゴウサトシ(男優)
島津健太郎(男優)
ゆりやんレトリィバァ救出車両の車内放送/海外ニュース翻訳アナウンス
出演高倉健沖田哲男(ライブラリー出演)(ノンクレジット)
山本圭古賀勝(ライブラリー出演)(ノンクレジット)
原作東映(東映映画「新幹線大爆破」)
佐藤純彌(東映映画「新幹線大爆破」監督・脚本)
小野竜之助(東映映画「新幹線大爆破」脚本)
脚本中川和博
音楽岩崎太整
製作ネットフリックス
配給ネットフリックス
特撮佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
白組(VFXプロダクション)
作画樋口真嗣(画コンテ)
美術樋口真嗣(メインタイトル)
衣装伊賀大介(スタイリスト)
編集佐藤敦紀
あらすじ
JR東日本にかかって来た1本の電話。それは、新青森駅から東京駅に向かう東北新幹線の「はやぶさ60号」に爆弾を仕掛けたという内容だった。そして、爆弾は車速が時速100キロ以下になると爆発するという。犯人は1千億円を要求し、爆弾が本物であることを証明するため同型の爆弾によって貨物列車を爆破する。JR、警察、政府が緊急体制の下で事態への対応を図る一方、車内では乗務員たちがそれぞれの事情で混乱する乗客に対応し、その安全を死守すべく奮闘していた。果たして、東京駅に到着するまでのタイムリミットが迫る中、「はやぶさ60号」は爆弾の恐怖から逃れることが出来るのか?! 1975年の東映による同名大ヒット作を、設定を変えて新たにネットフリックスが製作したサスペンスパニック作品。
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2.ネタバレ 一日のうちに二度、通しで観た映画は久しぶりです(人生初かも)  いやー、面白かった! サブスク嫌いの自分がこれだけのためにネットフリックスに加入した意義がありました!  そしてこれはまさに樋口真嗣の映画。いつも通りの彼の短所と長所が見事に現れています。 人間描写の拙さとドラマの薄さに関しては多くの観客が抱いた不安通りの実力をいかんなく発揮し、 特撮とCGに関しては期待をはるかに超える映像を提供してくれる。  樋口真嗣の映画はこれでいい。いやむしろ、今回はこれ「が」いい!  75年版の主役は、当初高倉健ではなく菅原文太に打診されていたそうです。 しかしシナリオを読んだ文太さんは「この映画の主役は新幹線じゃないか。俺が出る意味はない」と断りました。 まさにこの「主役は新幹線である」という言葉こそが、1975年版、2025年版に相通じる「新幹線大爆破」の本質でしょう。  走る新幹線はもちろん、並走する二つの新幹線、編成を崩す新幹線、傷を負う新幹線、そして最後に吹き飛ぶ新幹線… この作品は、樋口監督は、実際には絶対に見られない様々な新幹線の姿を大迫力のリアルな映像で見せてくれました。 下手にウェルメイドな人間ドラマなどもって来られてそちらに時間をとられるよりは、ステレオタイプな人間が浅い人間ドラマを演じてくれた方が、「主人公」新幹線の活躍がたっぷり味わえるというもの。 そしてその映像に、自分は二時間酔いしれる事が出来ました。  だから今回は樋口真嗣監督ゆえの短所もひっくるめて、大傑作だったと思うのです。
大鉄人28号さん [インターネット(邦画)] 9点(2025-05-19 13:52:56)
《改行表示》
1.日本人は、最後の最後まで偶発的な「奇跡」を信じないし、頼らない。 どんなに危機的な状況であっても、まず確認し、準備し、試して、実行する。 だから、その“危機”を回避し乗り越えた瞬間も、大仰に歓喜に湧いて抱き合ったりしない。ただ静かに安堵し、握手を交わすだけだ。 それは、日本人という民族の美徳でもあり、脆さでもあろう。 ただ、「シン・ゴジラ」同様に、そんな日本人の性質、特に日本社会の中の体制的な組織に所属する人たちの“葛藤”と“闘い”を描き出した本作は、この国が生み出すべき真っ当な娯楽映画だったと思う。   「新幹線大爆破」がNetflixで“リメイク”されるという報を聞いたときは、キャストやスタッフの情報を得るよりも前に、即座に高揚した。 1975年のオリジナル版は、20年以上前に鑑賞していて、鑑賞当時すでに30年前の国産娯楽映画の圧倒的なパワフルさに対して、興奮と嫉妬を同時に感じたことをよく覚えている。 もうこの先、こんなにもスリリングでエキサイティングなパニック映画は、日本では製作されないのではないかと、落胆めいた感情を覚えるほどだった。  その落胆は、かつて1954年の「ゴジラ」第一作が孕む絶対的な畏怖や絶望感を、もう感じることはできないのだろうなと諦観していた頃の感情によく似ている。 そして、その“諦め”が、「シン・ゴジラ」の誕生によって見事に払拭された経緯にも、本作鑑賞後の感情はよく似ている。  無論、1975年版の豪胆でエネルギッシュなエンターテインメント性と、本作の性質は異なる。 だが、それに勝ると劣らない「現代」のアプローチによって、この映画は今の時代にふさわしいエンターテインメントと、この国の社会性を存分に反映してみせている。 多くの鑑賞者が頭に思い浮かべた通り、まさに本作は“シン・新幹線大爆破”と呼ぶに相応しい意欲作だったと断言したい。     オリジナル版の鑑賞者としてまず驚いたのは、本作が“リメイク”ではなく、正当な「続編」であったということ。 ほぼオリジナル版と同じ設定でありながらも、50年の歳月を経た地続きの物語であったことが、この映画の世界観に重層性を生み出していると思える。 国鉄がJRに様変わりしたことも含め、時代は大きく移り変わり、様々な物事や常識が変わった社会の中で、繰り返された大事件には、この国が辿った道程に伴う様々な軋轢やひずみが内包されていた。  1975年の「新幹線大爆破」で、高倉健演じる主人公・沖田哲男が引き起こしたあの大事件が孕んでいた、時代や社会に対する怒りと悲しみ。 その執念と怨念が入り混じった感情は、彼らの死によって潰えたはずだったけれど、50年が経っても変わらないこの国の本質的な“愚かさ”に対して、世代を越えて再び彼らの憤りが地の底から湧き上がり、一人の少女に集約されたような印象を覚えた。     昭和の大スター高倉健が、その顔面で牽引し、当時のオールスターキャストが揃った超大作であった前作と比較すると、文字通り脂汗が滲むような演者たちの「熱量」という観点では、本作はどうしても薄くは感じてしまう。 ただそれは致し方ないことだろう。本作で主演の草彅剛が演じるのは新幹線に乗務する車掌であり、ストーリーテリングのアプローチそのものが全く異なっている。  あくまでもJRという組織の一員として、懸命に自分自身の“仕事”を全うする姿こそが、本作が目指したドラマ性であり、冒頭で記した通り、現代社会の「日本人」を表現する上で適切なストーリーテリングだったとも思える。 オリジナル版と異なり、JRの全面協力を得られた要因もまさにこのストーリー性だったからこそだろう。     そして、JRの全面協力を得ることで、本作の映像的なクオリティーとスペクタクルは、オリジナル版を大いに凌駕するクリエイティブを実現している。 ノンストップの“はやぶさ60号”を舞台にした、息もつかせぬスペクタクルシーンの連続は、特技出身の樋口真嗣監督の真骨頂であろう。 オリジナル版では、現場刑事の荒唐無稽な案として一笑に付せられた“後部車両切り離し作戦!”が、本作においては見事採用され、中盤の最大の見せ場として展開されたことも、メタ的要素も孕んだ胸熱なポイントだった。    兎にも角にも、映画企画としては「大成功」と言って間違いない作品だったと思う。  惜しむらくは、この国産大スペクタクル映画を劇場のスクリーンで観られなかったことか。 Netflix映画ならではのジレンマはことさらに強く残った。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 9点(2025-04-28 00:14:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.67%
516.67%
6746.67%
716.67%
8213.33%
9213.33%
1016.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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