1.ネタバレ やっぱし、冒頭から何よりも、まァ~~「ヒュー・グラント!?」という意外性が凄すぎて、あまりにもホラーとして「観たコト無い」感が強くって30分位はどーしたって私も「ナニを観てんのか好く分からない」という感じだったのですよね。また、そのヒュー・グラントの胡散臭い・得体の知れない感じ&それでいての強烈な存在感・存在そのモノの説得力とゆーのがま~た絶大で、熟練の演技力も相まって「こりャ~~こーゆうのだって当然の如くに務まるよな…」と、私もそう思わざるには居られなかったのが正直なトコロではあります。
ただね~~冒頭から中盤のその(ホラーとしてはちょっと異質なマデの)存在感や理屈っぽさのユニークさに比して、最後まで観終わっちゃうと結局は彼もまた、ワリとごくシンプルなるホラー的ドクズ=前半に捏ね繰り回してた理屈ってのも単に自分の歪んだ欲望を正当化する為ダケの「屁理屈」でしかないってヤツ=欧米ホラーの永遠の主役たる理解も納得も共感も不可能な「悪魔=人間では無いナニか」でしかなかったと思っちゃったのですよね。。。だから個人的には、思ったよりも思ってたとおり…みたいな、若干拍子抜けに近い方の観終わり方をしてしまいました(⇒正直、近い質感のホラーとしてはフツーに『ゴーストランドの惨劇』が思い起こされました&でも、アレに比べるとコッチは今度はスプラッタ的なパンチに関しては少し弱めなんだよな…とも)。最終的に、ココでもちょっと宗教的エッセンスを効かせた様なクライマックスの展開が端的に好く出来ていた…と思ったコトを含めて、全体としては確実にまあまあ面白く観終われたって感も在るのですケドも、特に中盤=非常にユニークなホラーからそんなにユニークでもないフツーのホラーに変わってゆくトコロのシークエンスが率直にあまりしっくり来なかったコトも含めて、評価としては(低めに寄せて)この位にしておきます。女の子が二人とも激マブだったりするので、その辺なんかも含めて興味の在る方は是非映画館で。
※追伸①:ヒュー・グラントも、最近の彼の傾向ではあるとは思いますケドも、それでもよく「こ~んな役を引き受けたよな…」とは…… ※追伸②:とゆーか、モルモン教ってのは、アメリカではマジであ~んな可愛い若いコが二人も揃って勧誘に来るってヤツなんすかね…?(リアリティあんのコレ?と少しダケ……) 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2025-05-21 23:12:51)
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