1.ネタバレ かなりダークなモキュメンタリ―。でもって、これでもかとばかりに捏ね繰り回した感のあるストーリー。正直なところ、個人的には付いて行くのが難しかったです。もう少しシンプルに出来なかったものか?複数のエピソードが絡み合い、尾鰭付き過ぎの感は否めないような。
で、結局あの帽子を被った青年の霊が起こした呪いの事件だったのでしょうか?次々に取り憑いて惨劇を繰り返した?シンプルにホラーではなく、どちらかと言うとミステリー要素の方が強いですね。結局、(当たり前と言えば当たり前ですが)凶行に走るのは生身の人間。霊的なものに目をつぶってしまえば、抑圧された人間の狂気が生んだ悲劇(それもかなり複雑に絡み合った)について語られた物語ということなのでしょう。
おどろおどろしい雰囲気は本邦のホラーに優るとも劣らない強力なものですが、何せ人物相関図と事件の相関図でも作りながらじゃないと混乱してしまうお話。私の理解力が低過ぎたのか?あまり高評価は出来ませんでした。
ちなみに、英題の「Marui Video」とは、韓国国内で起きた事件映像のうち残虐度が高くて外部に流出させてはいけない映像のことのようですね。(てか、どんなだって流出はNGだと思いますが)なんだか、正直なところその辺りに引っかかって実話ベースの作品かと思ってしまいました。個人的な結論としては完全にフェイクなのでしょうけれど、それを悟らせないような巧妙な作品?未だ良く判りません。まんまと引っかかってしまったのかなぁ? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 4点(2025-05-18 16:07:13)
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