映画『少し未来のある部屋で』の口コミ・レビュー

少し未来のある部屋で

[スコシミライノアルヘヤデ]
2021年上映時間:16分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマSFショート(短編映画)
新規登録(2025-05-27)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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あらすじ
深刻な少子化問題の究極の改善策として、人工子宮を移植した男性による出産が試験的に進められている近未来の日本。貴志は自ら手を挙げその施策に参加する。会ったこともない夫婦の受精卵が、彼の子宮ですくすくと育つ。しかしある日、ネット上の情報漏洩によってお腹の子の父親が貴志の家を突き止め突然現れる…。
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【口コミ・感想】

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1.ネタバレ ひとつ間違うとコメディになってしまいそうなシチュエーション。もっとも、多様性が常識化した今の時代に、これをコメディにしたらさぞかし怒られるでしょうけれど。

男性による出産という設定は、SFの世界では既視感がないこともないような。ただ、本作では出産願望のある男性が実はゲイであるというひとひねりがあります。そして、突然訪れたお腹の子の父親には彼なりの苦しみがある。決して単純な話にはならない変化球的展開が新しく、物語に厚みを持たせてくれてます。

現実問題として、人工子宮による男性の出産って、倫理的な問題とかいろいろ障壁があるでしょうけれど実現可能なように思えてしまいます。現状では、出産そのものは女性に限られたお話(勿論原因は男性にもあることは承知していますが)、という前提があってこその不妊治療だったりする訳で、もし本作のように男性による出産が前提条件に加わったならば、当事者の思いは一体どうなることやら。決してコメディにはなり得ない深刻な問題ですね。

短編だからこその問題提起。結末までは示されない中、考えさせられるものはありました。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 6点(2025-05-27 22:14:14)《更新》
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
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