映画『ゴミ屑と花』の口コミ・レビュー

ゴミ屑と花

[ゴミクズトハナ]
Trash and Flower
2023年上映時間:30分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-09-01)
ドラマショート(短編映画)
新規登録(2025-05-30)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
キャスト木村知貴(男優)木村
あらすじ
子どもの頃からの夢だった航空自衛隊のパイロットになったものの、飛行中の事故によって精神的に搭乗出来なくなってしまった尾崎。彼は自衛隊を辞め家族との時間を大切にするために地元でゴミ収集の仕事に就く。指導員の橋本と二人、新人研修として深夜のゴミ収集を行う中、今までに経験したことのない様々な事態に遭遇する尾崎は、橋本のひたむきな姿に打たれ、陰ながら社会を支える仕事について見つめ直す。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

2.ネタバレ 「ゴミ屋」という言葉を久しぶりに耳にした気がします。決して侮蔑軽蔑として使われていた表現ではなかったような気がするんだけどなぁ。でも、本作でそれを口にする人間は明らかに蔑んでいる感じ。直接経験したことは殆どないけれど、いろんな意味でキツイ仕事であることは間違いないです。かなり危ないし。分別の意識とかも大してなくてゴミは家から出したら知らないよ、というスタンスの人間がどんなに多いことか。

行政の職員として働いているのであれば待遇もまずまずでしょうけれど、今の時代は民間委託が主流。本作の二人も民間企業。決して特別厚遇されてはいないことでしょう。フィクションだし役者さんだし、とは知りつつも頭が下がる思いで観てました。

主人公は事故のPTSDで操縦出来なくなったようですが、元パイロット、でも今は操縦出来ないという履歴での再就職はきっと難しい。保有する資格を資格として使えないとなると厳しい気がします。で、彼が選んだのはゴミの収集員。家族との時間を大切にするには地元で働くのが一番。おそらくエッセンシャルワーカーだから、という理由で選んだ職ではないのでは?でも、働くうちに感じた世間の冷たい目、その反対に感謝の目、そして指導役の年下の彼女の+アルファの働きぶり。そういったひとつひとつに触れて行くうちに単なる地元の職場ではなく自分の価値を再発見出来るような職場としての意識が芽生えたのでしょう。

30分という尺はベストだと思いました。エピソードを増やすことは簡単かも知れませんが(なんなら連続ドラマとか)、シンプルに纏めたのは正解だったと思います。(確かに居酒屋の一件は必要だったか微妙ですが)後味にあったかさが残る佳作に6点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 6点(2025-06-11 17:51:29)《新規》
👍 1
1.ネタバレ 居酒屋の主人がコロナでどうこうするのくだりだけは要らなかったが、それ以外の部分は深夜の人間交差点というか、味わい深くてなかなか良かった。
元々、深夜の東京の街が好きなので、それだけで楽しめたのかもしれない。

それにしてもいくら客商売に向いていない無愛想な娘といっても、あんなかわいコちゃんが深夜のゴミ回収をしてるかなぁ。

ちょろっとだけで出てきた木村知貴氏の渋い役回り、あれはきっと陰ながらゴミ回収の方々に感謝している人の役なんだろな、いいよねああいう労をねぎらう缶コーヒー。

エッセンシャルワーカーであるゴミ回収の方々に感謝の気持ちを込めてこの点数で。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 7点(2025-06-11 13:38:03)《新規》
👍 1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ