映画『スーパーマン(2025)』の口コミ・レビュー

スーパーマン(2025)

[スーパーマン]
Superman
2025年上映時間:129分
平均点:7.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-07-11) (公開中)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2025-06-26)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-07-12)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・ガン
キャストデヴィッド・コレンスウェット(男優)クラーク・ケント/スーパーマン
レイチェル・ブロズナハン(女優)ロイス・レイン
ニコラス・ホルト(男優)レックス・ルーサー
エディ・ガテギ(男優)マイケル・ホルト/ミスター・テリフィック
ネイサン・フィリオン(男優)ガイ・ガードナー/グリーン・ランタン
アラン・テュディック(男優)スーパーマンロボ4号
フランク・グリロ(男優)リック・フラッグ将軍
プルイット・テイラー・ヴィンス(男優)ジョナサン・ケント
ウェンデル・ピアース(男優)ペリー・ホワイト
武内駿輔クラーク・ケント/スーパーマン(日本語吹き替え版)
種﨑敦美ロイス・レイン(日本語吹き替え版)
浅沼晋太郎レックス・ルーサー(日本語吹き替え版)
諏訪部順一マイケル・ホルト/ミスター・テリフィック(日本語吹き替え版)
津田健次郎レックス・メイソン/メタモルフォ(日本語吹き替え版)
東地宏樹ガイ・ガードナー/グリーン・ランタン(日本語吹き替え版)
楠見尚己ペリー・ホワイト(日本語吹き替え版)
下野紘ジミー・オルセン(日本語吹き替え版)
行成とあアンジェラ・スピカ/エンジニア(日本語吹き替え版)
ファイルーズあいイブ・テシュマッカー(日本語吹き替え版)
千葉繁バジル・グルコス(日本語吹き替え版)
ささきいさおジョナサン・ケント(日本語吹き替え版)
乃村健次ウルトラマン(日本語吹き替え版)
志村知幸スティーブ・ロンバード(日本語吹き替え版)
庄司宇芽香フルレット(日本語吹き替え版)
原作ジェリー・シーゲル(キャラクター創造)
ジョー・シャスター(キャラクター創造)
脚本ジェームズ・ガン
音楽ジョン・マーフィ〔音楽〕
撮影ヘンリー・ブラハム
製作ジェームズ・ガン
ワーナー・ブラザース
配給ワーナーブラザースジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ドメニク・シルヴェストリ(美術監督)
衣装ジュディアナ・マコフスキー
編集ウィリアム・ホイ
クレイグ・アルパート
録音クリストファー・ボーイズ
動物ジョリーン
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💬口コミ一覧

7.ネタバレ  この手の映画は基本字幕で観るんですが、ちょうどいい時間にやってたのが吹替版だったため吹替版で観ました。
 結果として個人的には吹替版で良かったです(声も全体的に違和感なかったし)。

 事前情報としては感想動画(核心のネタバレなし)を観たのと、ネット上で移民問題やなんかで批判されてるらしいって噂とSNSでグリーンランタンは良いぞってのを見かけたくらいで、グリーン・ランタンって前のヴィランシリーズ展開でポシャッたやつじゃなかったっけ? とか思いつつ観た感じです。

 時間帯が昼中だったせいか家族連れなんかも来てちょっと騒がしかったかも知らん。

 今回スーパーマンのリブート(リセット)ということで、一からまたやり直すという話で、最初は負けるというのも聞いておりました。

 スーパーマンって色々コラボとかあった関係で神格化され過ぎてしまって、うかつに簡単に負けたことにできなくて演出に苦労してる感じでしたが、本作はヒーローとして駆け出しのまだまだひよっこ扱いだったので、そこでいったん負けて、あとで約束された勝利を得る展開は良いんじゃないかなと思ってました。

 中身ですがレックスルーサーは、いかにも今風の先端技術者・起業家をしてて彼自身はそれが正しいと思ってやっており、その実行力と革新性に魅了されている人々がいるというのは実に今風で納得できる感じで良かったと思います。

 グリーンランタンとそのメンバーたちは、いかにもスレた実際的なヒーローをやっててベテランの味が出てこれは好きになっちゃいますよねって感じで良かったです(手段はどうあれ結果を出すことが重要だとか、ファンアピールは重要だとか、でもヒーローの心は失ってない)。

 話の展開としては非常にベタでわかりやすく、また昨今の時事問題を風刺的に描くとか意欲的な部分もありつつやってるんですけど、ヒーローものとして、正しいことは正しいとか、良くないことは良くないとか明確な信念にのっとって正々堂々描いてるのが、ヒーローエンタメのあるべき姿として実にスカッと良かったです。

 導入部が、すでに付き合っている恋人同士のケンカみたいな場面になって、私は非常に楽しく観られたのですが、わかりやすいアクションじゃない上にネガティブな言葉のぶつけ合いになってるので、子供の方が見るとちょっと退屈だったかもしれません(一時退場とかされてました)。

 スーパーマンが全然完璧でなく人間的で過ちもよくおかすけど、実に人間的な感情によって正しくあるべき信念に基づいて毅然と立ち向かう姿に、まさにヒーローとはこれだ! という感じでした。

 あと、父親役の吹替えが故C・リープ氏のスーパーマン役(1978-1987版)の吹替をされてた、あの「宇宙戦艦ヤマト」のささきいさお氏で、ささきいさお氏の声で、父親として新しいスーパーマンを励ます言葉に往年のファンとしては思わずホロっと来てしまいましたか。

 超人とかミュータントは人間じゃないから、差別されるとか、どう共存していこうみたいな問題をあつかったヒーローものを昨今しばしばよく見かけるんですけど、本作では「私も(地球で育った)同じ人間だから」とうったえる姿にはちょっと感動してしまいました。

 良かったです。
simさん [映画館(吹替)] 8点(2025-07-15 15:15:25)★《新規》★
6.ザ・娯楽。市民はもちろん、紛争地域の子どもたち、街角の店主から、リスに至るまで、必死に真剣に助けるスーパーマンの在り方は、本来あるべきヒーロー像であり、ジェームズ・ガンの熱い思いが詰まったエンターテインメントだった。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2025-07-14 17:53:43)★《新規》★
5.ネタバレ いや~、やっぱりスーパーマンは映画館で観ないとね。
スーパーマンがスーパーマンたる原点の一つ、「空を飛ぶ」シーンの爽快感は映画館じゃ無ければ魅力半減もいい所ですね。
さて、映画版では確かこれで4シリーズ目になるスーパーマン、期待目一杯で臨みましたがジェームズ・ガン監督の起用は大成功と言って良いのではないでしょうか。
後発故に良い所取りなど簡単だ等の皮肉も聞こえてきそうですが、過去シリーズの良い所を参考に、皆の記憶に新しい生真面目一徹なヘンリー・カヴィル版とは良い意味で違いを表すべく一線を画した前向きな若々しい作品になってました。
鑑賞から丸一日経過して、数多の現実の出来事を横目にしみじみと映画を思い返していると、実は本作は物凄く深い作品なのでは?と思える様になってきました。その思いを確認検証すべく近々にもう一回観ようと思ってます。

【蛇足】
マーサ・ケント役の女優さんは確か「フォレスト・ガンプ」でバス停でフォレストの話を聞いている人の一人では。

あ、私の過去スーパーマン作品で最も印象深いのは「スーパーマン・リターンズ」での冒頭のジャンボ機救出のシーンです。
スナイダ―版でこれを超えるシーンの登場に期待していましたが、それに応えてくれるのはジェームズ・ガン監督になりそうですね。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2025-07-14 10:13:08)★《更新》★
4.ネタバレ まだちゃんとレビューは書けてないのですが、ジェームズ・ガンの前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』には非常に深く感銘を受けたのでありまして、ヒーローユニバースを跨いで…という異例の事態かとは思いますが、本作もその継続・延長線上にある作品だ…という感覚では居るのですね。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1』が個人的にあまりハマらなかったこともあって、それほど「好きな監督」ということでもなかったのですが(⇒それはヒーロー映画の監督として、ですら)2020年代に入ってからの彼の作品には常に唸らされっ放しという次第でもありまして、このシリーズへの期待度も一気に三倍ぐらいに高まった…という感じです。次作が楽しみですね。

やはり、古典的なキャラクターに古典的なテーマ…という作品なのかとは思っていたのですが、そこは現代的「読み替え」というか、種々の適切な工夫は確りと施されていた様に思いました。取分け、世界観そのものというか、その世界が抱える本質的な「問題点=問題解決の障害となるモノ」といったトコロは特に、現状の現実世界の「リアル」をそのまま取り込んだ…という質感だったと思うのですね。その部分のリアルさと、ソコに起因する悪役の悪辣さ・醜悪さというのは少しダケ、娯楽ヒーロー映画の範疇から逸脱しかけて居た…とすら思わされる様なハイレベルさだったと思いましたし、再度、その悪役の持つ力がまた「リアルな」モノだと感じられたこともあって、中盤はちょっと(ソレに対してスーパーマンがマトモな対抗手段を持っていないことも含めて)かなりやるせない・憤懣やるかたないといった気持ちで観ていたのです。がその分、ラストは非常に爽快に観終われました。ヒーロー映画としてのストーリーの運び方は流石の監督流…ということだったと思いますし、アクションや、シリアスな空気にも適切にマッチした(コレも)監督流のコミカルシーンの塗し方とかも巧かった・悪くなかったと思います。

現代化…という意味ではもう一つダケ、確かに、スーパーマンが創造された約100年前と比べれば、一言で言えば世界はシンプルに「複雑化した」とは言えるのではないかと思うのですね。しかし、それでも尚、より本質的な・最も本質的な部分にあたる人間の価値観(=テーマ)のそのものというのは、意外とそんなに変わっていないのではないか⇒ヒーロー映画はソコにこそフォーカスしてゆくべきなのではないか(⇒ソコにフォーカスすることの「価値」というのは、寧ろ高まっているのではないか)といった様なコトをこそ、本作からイチバン強力に感じ取ったのですね。再び、その意味でも、今後のこのユニバースの成り行きには個人的に大いに期待をしているトコロなのです。以上。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2025-07-13 20:30:38)《新規》
3.ネタバレ やられた!完全にやられました。思っていた以上に素晴らしかった。今まで多くの「スーパーマン」が作られてきたけれども、これほどまでに人間臭いスーパーマンはいただろうか。今までのスーパーマンはどちらかといえば超人的な部分に焦点が当てられていたけれども、今作のスーパーマンは前半ほとんどやられっぱなしで圧倒的な強さは何処へやら・・・で、代わりに国同士の争いに介入したことの賛否を問われたり、恋人ロイスとの痴話喧嘩で自身の未熟さを思い知らされたり、かと思えばワンちゃんクリプトとじゃれあったり、もうほんとね、そこには私たちと何ら変わらない等身大の、人、の姿があった。最後にルーサーと対峙した時にルーサーが、お前が異星人なのにみんなにチヤホヤされているのが気に入らないんだ!と言われたことに対して、私だって人間だ!悩んだり傷ついたりすることもある。でも、それでも前を向いて、応援してくれる人たちの声を力にして成長してきたんだ!と。スーパーマンが異星人だということにこだわってきたルーサーへの見事なまでのアンサー。そしてこの映画で最も私が感銘を受けたシーンが訪れる。ルーサーの悪巧みが公となり、これにて一巻の終わりとなった時、なんと今まで冷酷無比だったルーサーの目に涙が!あのルーサーが涙を!今まで色んな作品でルーサーを見てきたけれども涙を浮かべたルーサーなんていただろうか・・・私はあまり思い当たらない。正直その涙の真意が負けたことへの悔しさなのか、それは計り知れないけれど、ただルーサーもまた、人間、だったということなんでしょうね。そしてそんな涙を浮かべたルーサーを見たスーパーマンが微笑んでいたのも、なんともまあ憎い演出でした。

またそんなスーパーマンを育てた田舎の老夫婦が、なんていうかもうどこにでもいそうな老夫婦で、大物俳優や癖のある俳優さんじゃないからこそ本当に自然な感じの、ザ・田舎の老夫婦、で人間味がにじみ出ているのがよかったです。

どんなに窮地に立たされても自分を信じ、知人や仲間を信じ、負けを恐れない強い精神力で立ち向かう。それが人間なんだから。てことがこの映画のメッセージなのかも。また面白いのはルーサーが、頭脳は力に勝る、なんてて言ってたけれども、圧倒的な力を持っているスーパーマンは最終的に絆と精神力で勝利をしたことで、頭脳よりも絆と精神力が上回ったてこと。本当にこの監督さん、憎いよこの野郎て言いたくなるような演出多すぎです。

めちゃくちゃ素晴らしい映画ではありましたが、後々考えると、ん?て思えなくもないこともいくつかあったりして、まずはクローンや異次元空間まで作ってしまうほどの大天才のルーサーが、スーパーマンとクラーク・ケントが同一人物だって分からなかったこと。スーパーマンって普段はどこで何をしているんだ?て疑問がわけば簡単に正体を掴めそうな気がしないでもないんだけどな~・・・。それとルーサーの最終目的が国を手に入れること、てなってて、石油で儲けられる云々・・・て話だったけどルーサーと裏取引をしていた国は石油のこととか全く知らなかったのか?タダ同然で武器を手に入れるほうが石油よりも嬉しかったの?う~む・・・そこらへんはスッキリできなかった。それとルーサーの移動式カメラをクリプトに破壊させてたけど、あんなの目からビームで破壊できたんじゃないの?て。はは(;´∀`)

まあでもね、やっぱなんだかんだで凄い映画でした。完全にやられました。私はこんな、スーパーマン、も大好きです!

この作品が今後、続編や新たなD.C.ユニバースへと繋がっていくのかは分からないけれど、「スーパーマン」の単体の映画として十分完結していると思えます。


以上。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 8点(2025-07-12 14:28:57)《新規》
2.ネタバレ  個人的にはスーパーマンと言えば、クリストファー・リーヴ。
 ペプシコーラとコラボしていたのを懐かしく思い出します。
 しかし、今作のスーパーマンは、弱い。
 異星人の中の一人に過ぎない。
 最初っから、やられっぱなし。
 敵は周りに倒してもらってます。
 それでも最後の、両親の映像で癒やされるところが、育ての親になっていたところは
泣けますね。プラス1点。
 でも、その後のしょうもない蛇足はダメですね。マイナス1点。
ぶん☆さん [映画館(字幕)] 6点(2025-07-11 23:19:41)《更新》
1.ネタバレ ドナー版スーパーマン、スーパーマンリターンズ、マンオブスティールに次ぐ4代目のスーパーマン(の単独タイトル)映画。ドナー版スーパーマンをリスペクトしつつ現代らしい最新情勢(地域紛争)やテクノロジー(DNA、クローン、フェイク動画etc)を反映した21世紀にふさわしいスーパーマンになっていると思う。特筆すべきはスーパーマンなどの超人(異星人)の存在が地球人に認知されていて、超人たちがもたらす超テクノロジーの存在も知られている、そんな世界であること。また、スーパーマンの他にも超人ヒーローがいてそれぞれ「正義の味方」を行っていること。もちろんレックス・ルーサーが敵であることには変わりないのだが、スーパーマンが他のヒーロー(ジャスティス・ギャング)と協力してルーサーと戦うことは新鮮で、これはこれで十分アリだと思う。冒頭でドナー版スーパーマンをリスペクトしていると書いたが、それは登場人物や舞台などもそうだが、ジョン・ウイリアムズのスーパーマンのテーマが要所要所で流れたり、エンドクレジットにあの画面の前から奥に流れるクリスタルっぽい文字が流れたりすることでも分かる。あと予告編ではスーパーマンの相棒として犬が登場するが、その犬が実は・・・というのは見てのお楽しみ。とにかくドナー版スーパーマン、リターンズが好きな人にも十分楽しめる作品だと思う。
MASSさん [映画館(字幕)] 9点(2025-07-11 16:35:47)《新規》
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6114.29%
700.00%
8571.43%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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